「面白いとも思わないし、面白くないとも言いきれない。」チェンソーマン レゼ篇 ゆとさんの映画レビュー(感想・評価)
面白いとも思わないし、面白くないとも言いきれない。
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映像とかアクションはすごいなって思ったし、面白いって言われるのも分かるよ。
でも私はちょっと違って、観たあと“面白かった!”って言い切れない、不思議な感じが残ったんだよね。
バトルは迫力あったのに、ストーリーとしては大きな進展が少なくて、なんか消化不良な印象だった。
デンジとレゼの関係も、ただの敵と味方じゃなくて、お互い『普通の幸せ』を求めてたのに結局すれ違って終わるから、スカッとした盛り上がりじゃなくて“虚しさ”が残るんだよ。
だから娯楽としての爽快感より、“普通の幸せは許されない世界”を突きつけられる感じで、面白いとも面白くないとも言えない。
ただ、そのモヤモヤ自体がレゼ編らしさだと思うし、後から考えると『なるほど、これが狙いか』って感じになった。
私にとっては、映像は派手なのに後味は苦い、不思議なエピソードだったかな。
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みかんにゅさんのコメント
2025年10月2日
ロミオとジュリエットの悲恋に涙する
昔から人間は悲恋話が大好物で、自分の過去の恋愛に重ねて見たりなんかして…その時の気持ちが蘇って共感してさらに泣けるという、話自体は至ってシンプルストーリーなのに何度も何度も自分の脳内に響いてくる。
この感情の揺さぶりを持って完成とする、観客参加型の映画です。これを作者は狙って制作しているので、さすが映画「ルックバック」の作者〜賢いなって思いつつ…まんまとハメられ心に刺さりました。
この共感出来るか出来ないか、がこの映画を気に入るか気に入らないかの分岐点だと思います。
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