「ラストいいね」チェンソーマン レゼ篇 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストいいね
最初の映画観てるあたりはまあまあなんだけど、レゼの誘い方が思春期男子の妄想爆発というかオタクの理想の顕現で「うわ」となるのね。藤本タツキさんの描く女の子はそんなに可愛くないというのが、それに輪をかけるの。
夜のプールで服脱いだら、なんかもうご馳走様でしたという感じで、ただここで蜘蛛が蝶を絡め取るカット入れてくるよね。だからレゼは悪役でここから展開するんだなって分かって観てるの。
そこからはドンパチ、ドンパチだね。
キャラ配置やネタのふりかたが面白い。
戦闘シーンはマンガで読んだら胸熱なところもあるんだろうけど、映像で観てるとふつうだね。
そしてめでたしめでたしで、レゼの感情を描くシーンがいいよね。
「カフェに行く道だ」と最初のシーンが効いてきて、そこまで行けばデンジに会えるってところで、鼠がわさわさやってくる。
カッコいいわ。
《仁義なき戦い》で足を洗おうとする松方弘樹がおもちゃ屋で銃撃されるシーンがあるけど、そんな感じだったね。
《ルックバック》も映画で観たけど、藤本タツキさんは芸術の素養があるんだね。インプットが漫画・アニメだけじゃない。
映画観てるときにマキマがいう『10本に1本くらい良い映画がある』で作者は映画観てるんだなって気がするしね。誰かドイツ語で歌ってたし。
恐らくそういうバックボーンがあって、チェンソーマンは悪魔話だと思うけど陳腐にならずに描けてるんだろうな。
この映画自体は、ラストシーンを除くとそこまで面白くなかったの。
でも藤本タツキ作品は鑑賞してみようと思ったよ。
ぱぴえるさんコメントありがとうございます。
ロシア語でしたか。レゼはロシアの施設でつくられたからロシア語なんですね。
アニメも観て、それから映画を観なおしてみます。
途中レゼが歌うのはロシア語ですね
この映画の後に続く第一部最終回までの話が面白いので、今後TVアニメ2期がスタートしたら視聴してみて欲しいです!
そして、それを見た後にまたこの映画を見ると別角度から色々見えて来て楽しめるかもしれません。
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