「愛と憎しみ 田舎と都会」チェンソーマン レゼ篇 宗像先生さんの映画レビュー(感想・評価)
愛と憎しみ 田舎と都会
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全ての物事は陰と陽の二律背反。愛しているからこそ憎み、憎悪は嫉妬から来る。田舎は安心だが退屈。都会は刺激的だが危険が潜んでいる。
レゼの心は愛憎が表裏一体。バランスを保っていた。だから、デンジをファーストコンタクトで亡き者に出来なかった。そのバランスが崩れて愛を確信した時、終わりが訪れた。
マキマは悪魔というよりレゼ編では神なのだ。愛と憎しみの天秤を司る女神。
レゼは裁きが下るのは深層心理ではわかっていた。
それでも、約束の喫茶店に向かったのは無償の愛なのだ。
だからこそ、レゼ編はその無私の愛で煌々と輝いているのだ。
レゼの魂は、デンジ以外都会の中で帰るところなんて無かったのだ。
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