「 息子が漫画を見ていて、それをたまにチラ見していました。エンディン...」チェンソーマン レゼ篇 hiroishiさんの映画レビュー(感想・評価)
息子が漫画を見ていて、それをたまにチラ見していました。エンディン...
息子が漫画を見ていて、それをたまにチラ見していました。エンディングを米津玄師と宇多田ヒカルがデュエットしていること、そして原作者が「ルックバック」の藤本タツキ氏と後で知って興味を持ち、観に行きました。よって「チェンソーマン」自体は総じて概要程度の知識です。
ちょっと凄惨なシーンもありますが、コミカルなシーンを所々入れて、観る側の気持ちを落ち着かせてくれるのは助かります。同様のやり方は「鬼滅の刃」でもありましたが、変容加減の上下差が大きく、個人的にはチェンソーマンの方が自然で良かったです。
夏祭り、花火、金魚すくい、夜景、そして教室で好きな人と二人だけの状態・・・。世代を超えて誰もが感じる懐かしさやドキドキ(それと夜の学校の恐さ)と、感性に訴えてくる情緒的な空間・音楽をじっくりと味合わせた後に、スピード感と迫力ある戦闘へと一気に展開する構成、その各シーンの尺のバランスも取れており、ダルさ、クドさを感じさせません。そしてラストは切なさを感じる「けじめ」をつけるシーンとなりますが、エンドロール後にその気持ちを少し明るくさせて終わる心配りもあります(笑)。とはいえ、それがより、レゼの切なさを私の心に残させるわけですが。
チェンソーマンを知らない方は、その外見に奇異を感じ、観るのをためらってしまうかもしれませんが、アクションのみならず、映像の情緒感や音楽、ドラマ性(結構深みあるラブストーリーだったと思う)などしっかり作られた「作品性」ある映画であり、私のように詳しくは知らないミドル世代でも楽しめたとお伝えしておきます。
私も友達と観てきました。
とてもバランスが良かったです。
アニメは視聴済み。2人でいることにお互い夢をみていたんだよね。
ビーム君頑張ってた。音楽は、聴けば聴くほど染みわたる。OPは、デンジの気持ち爆発。
EDはレゼの気持ちと呪いを届けてます。制作してくれてありがとう!
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