「面白かったけど何か違う。*個人的な感想です。」チェンソーマン レゼ篇 あきさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったけど何か違う。*個人的な感想です。
原作もアニメも大好きだが、期待していたチェンソーマンレゼ編ではなかった。良くも悪くも原作に忠実。
気になるのが、ほとんどの感想が作画、演出についてばかりで、内容について触れている人が少ないことだ。個人的にはレゼというキャラを一生脳裏に焼き付けるぐらいのインパクトをストーリーで見せてほしかった。映画を観て泣けた人は恐らく原作ファンの人くらいだろう。そうなっている理由の1つがシリアスと笑いの緩急が中途半端になっていることだ。
たしかにデンジというキャラクターが立つ演出かもしれないが、レゼに対してはどうだろうか。個人的にはマキシマムホルモンのBGMや台風を倒す演出が気になって、最後のレゼに感情移入ができなかった。
この映画はデンジのための映画であって、レゼはあくまでデンジの引き立て役でしかない。それが何よりも悲しい。もう一度レゼに会うために見たいと思わせる映画であってほしかった。
だが、それでいいのかも知れない。
レゼかわいいから。
コメントありがとうございます。
たしかに原作を読んでいるからこその視点になり、楽しめない部分はあるかも知れませんね。
そういう意味では記憶を消してもう一度見たい作品の1つになりました。
私は、アニメ一期しか見ていない原作未読勢なのですが、映画はずっと笑いまくりで楽しめましたし、ラストは泣けましたよ。
笑いとエモさの静、からの怒涛の大迫力バトルシーンで一気に盛り上がる動。
めちゃくちゃメリハリ効いてて見ていて楽しかったです。
ラストのレゼのセリフで、それまで見てきた映画の内容がガラリと変化し脳内でレゼ視点から再生されました。
このトリックは初体験でしたので拍手したくなる程感激しましたし、一生記憶に残る映画になりました。
むしろ、原作を履修済みだとこの映画を素直に楽しめなくて可哀想、とまで思います。
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