「なんかエモくない」チェンソーマン レゼ篇 ガッチャンさんの映画レビュー(感想・評価)
なんかエモくない
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原作ファンです。
TVアニメは結構好きでした。透明感あるクリアな作画で、この作品が持つ無機質な寂しさみたいなのが出てるなと思っていました。
今作はちょっと原画に似寄った作画と感じましたが、薄ら寒さがないのです。マキマやレゼはもちろん、原作でもデンジと絡むシーンでも怖いのです。蝶と蜘蛛の捕食シーンが挟まれますが、それでも怖くないのです。
チェンソーマンの魅力は、ピリピリする怖さがあって、デンジやパワ子ののバカっぽさですらどこか怖いことなのです。
TVでもギリだった怖さレベルが今回感じなかったので、私的にダメです。
悪魔はクリアな作画のほうが怖さが増しますね。
バトルシーンは迫力があり、綺麗ですが、鬼滅の方がかっこいい。
特にマキマの田舎のネズミが好きな理由がゾッとしなかったのが残念。めちゃ怖いはずですよね。あまり怖くなかったから最後の天使の悪魔の「都会のネズミで良かったね」的問いかけがはまらない。
ufotableだったらどう作るんだろうと思った。
そうは言うけど、ハイレベルです。
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urushi51さんのコメント
2025年9月23日
仰る通りで、確かに元々はうまく間を使う耽美的な作品でした。今回はセックスアンドバイオレンスって感じでしたね。
総集編を観ていると、多分構図をそこまで凝ってないからかもなと思ったりします。映画は割とキャラを画面の真ん中に据えて話を進めている。
ただ、ひたすらレゼを可愛く描写したい前半と、映画でやりたかったド派手なアクションを詰めていくと、多分最終盤以外はほとんど凝りようも無かったかもしれんなとも思います。
仰る通りだと思うので、もう少しじっくりレゼとマキマをやってみた方がらしくなったかもしれませんね。
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