「見やすい」チェンソーマン レゼ篇 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
見やすい
2025年劇場鑑賞254本目。
エンドロール後映像めっちゃ有り。
原作は連載をリアタイで全話読んで、ジャンププラスの第二部も読んでいるので何か起きるか全部分かっていますが細かい所は全く記憶から飛んでいて、TVシリーズは全く観ていませんが鑑賞。
自分は藤本タツキの連載デビュー作のファイアパンチは単行本で全巻買っていて、短編集も買うのだけれど、基本この人の作品不快なんです。悪意とか、人の死の描き方がこうなったら嫌だな、のさらに斜め上くる感じがしんどいです。じゃあ読まなきゃいいだろと思われるかもしれません。でも道に動物の死体や吐瀉物みたいなものがあったら見たくないけどなんか見たくなるような感覚分かります?自分の藤本タツキの作品はそういう存在です。
で、原作は基本モノクロの漫画なのですが、アニメとしてカラフルに動くとこんな派手な戦闘だったのかと初めて気づきました。これはIMAXで観て良かったなと思いました。敵はもちろんデンジ自体もあんまり人を守らなきゃみたいな意識が低い(一応寝覚めが悪いとは言ってましたがまぁ死んだら死んだで仕方なくね?という感じ)ので戦う場所も全然人の少ない所でやろうとかないから街中でやりたい放題。ハリウッドならなぜか無人になっていますが、チェンソーマンはもちろん巻き込まれて死ぬ人をちゃんと描くのでまた不快な思いをさせられつつ心に残るわけです。
細かい所は覚えてないにせよ、結末は覚えているので正直レゼとのやり取りに甘酸っぱさより不穏しか感じられなかったのはこちらの問題(距離が近づくと蜘蛛が蝶を食べるカットが入るのが意地悪すぎました)ですが・・・。
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