「悪魔や魔人が実在する世界の命の価値は、」チェンソーマン レゼ篇 デブータさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔や魔人が実在する世界の命の価値は、
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軽いのか?重いのか?
現世に住まう人々の恐怖の多寡により強さやヒエラルキーが変わる【悪魔】と云う存在。
なれば、幽霊だの、魂だの、オカルトなモノがオカルトになり得ないのだから、
カルト宗教なんてないのかな?
一度悪魔が暴れれば人死なんて当たり前だろうから、我々が生きるこの現実よりは平和ボケしてないのかな?🤔
命懸けの職業を対価にして
三食付きの布団で眠れる«ありふれた生活»を獲たデンジ…
おそよ恋だの愛だのからはかけ離れた…今日を生き抜く事だけを必死に考え続ける生活から、
明日と云う未来や、過去の昨日を振り返るだけの余裕を持てる様になったんだから、
一人や二人、好きな女性が出来ても当たり前だよね。
そんな当たり前から一番遠いとこにいた悲しみや、
そんな当たり前を獲るにも命懸けじゃなきゃこの世に居れない哀しみ…
当の本人はそんなのどこ吹く風で、あんな怖いマキマのケツを追い掛けたい!って本気で思ってんだから、
デンジは本当に根っからの善人なんだなって。
デンジの純心さやバカなりの温かい優しさに、
レゼも心を持たざるを得なかったし、惹かれざるを獲なかったんだろうなぁ。
最期は、『卒業』みたいになったらなぁって淡く儚い期待を持ちつつも、
悪魔が、人間サマみたいな«ありふれた幸せ»を思い描く猿真似なんざして…
現実はそうは問屋が卸さない。
悪魔は悪魔らしく、人間もヒトらしく、死ぬ時は不様なモノで😢
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