「全てが完璧」チェンソーマン レゼ篇 はぐりんさんの映画レビュー(感想・評価)
全てが完璧
初日のレイトショーで鑑賞。チェーンソーマンの中でも屈指の名作と考えるレゼ編となれば、初日に行く以外の選択肢なし。
映画館でチェーンソーマンのガイドブック(小冊子)をもらえてラッキー!
MAPPAはストーリーに合わせた音楽展開が本当に上手。オープニングは米津玄師の新曲にして神曲の「IRIS OUT」でいきなり気分MAXスタート!遊び心とセクシーさを感じさせる軽快なピアノと米津玄師の乾いた低音ダークボイスがが印象的で、レゼ編の印象にピッタリ。
作品も素晴らしく、レゼの小悪魔的で、奔放で、爆発的で、どこか儚いキャラクター像が丁寧に描かれていた。レゼは人間デザインも悪魔デザインもどれも素晴らしい。作者の藤本タツキ、天才と確信。
レゼ編といえば、圧倒的に爆発的なアクションが見所の一つだが、まだ10代半ばの若者たちの恋愛要素もあって凄く好き。何気にこの少なからず描かれていた恋愛要素がレゼ編ではとにかく重要で、これが、血みどろ戦闘をカラフルに描きエンタメとして高めているストーリー展開の中で、ものすごく甘酸っぱく、切なく、儚い恋愛感情を戦闘シーン以上に叩き込んでくる。
青春を経験していない二人のやり取りは、レゼ編を最後まで見てから改めて振り返ってみると、これまた感動的。ピアノの繊細な曲調と相まって美しく、儚く描かれている点もグッド。まさに遅れた青春…涙。
この両極端な要素がレゼ編の魅力と考える!
とにかく最高だった。初日レイトショーだが8割は埋まってた!好スタートに期待大!
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