「面白かった!」チェンソーマン レゼ篇 わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった!
Netflixにて、総集編を視聴してから臨みました。
漫画は読みましたが、アニメでは少し世界観に入り込めず、途中でリタイア。
総集編はとても面白かったのですごく楽しみにしていました。結果、とっても面白かった!
米津玄師が歌うオープニングでがっちりと心を掴んで離さず、総集編の時にも思いましたが、画面の使い方が上手い。
戦いのシーンも見やすく、全体的に感情移入もしやすい構成でした。
漫画を読んでいる時に感じた疾走感をそのままに、
映像として美しく昇華されていてとても良かったです。
レゼは道を歩くカットが多かったのだけれど、
それはソ連の軍に入っていたという伏線だったのかもしれない。
最終的にレゼがマキマさん達に殺されてしまう時、彼女も政府のモルモットの1人だった、と聞かされた時、
すぐにデンジを殺さなかったのは、普通の女の子として、
恋愛ごっこのような戯れに興じたり、素敵なカフェでアルバイトをしてみたり、お勉強をしてみたり。
殺人兵器として育てられ感じることができなかった楽しみを、楽しみたかったからじゃないのかなと思いました。
何度も何度もデンジに逃げようと言っていたのは本心で、
16歳の男の子がデビルハンターとして働かされているのを自分と重ねていたからなんだろうなとも。
総集編の時にも思いましたが、なんだか切ない気持ちになりました。
個人的には、声優の花江夏樹さんが
私の知っている花江さんのお声ではなかったので驚きつつも、コミカルで愛らしいキャラクターを引き出していたのはさすがだなと思いました。
見てすぐには映像のきらめきや衝撃で心の機微を追いきれない部分があるのですが、少しずつ少しずつレゼの気持ちや葛藤が感じられる作品でした。
特典が変わったらまた見に行こうかな笑
もう少し映画のこと、レゼのことだけ考えていたいから。
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