ラブリセット 30日後、離婚しますのレビュー・感想・評価
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ナラのお母さんが時計を外すと何が起きるのか……
ストーリー的には王道のラブコメですが、とにかくあの手この手と仕掛けを使って笑わせてくれる作品です。
黒幕的にストーリーを引っ張るナラのお母さんが何とも素晴らしい。また、時にエキセントリックに、時にしっとりと美しいキャラを演じ分けたヒロイン・ナラも何とも魅力的でした。
脚本、演出、キャストといずれも隙のない作品で、ひたすら楽しい時間を過ごさせてもらいました。
さて、お母さんが腕時計を外すことをナラの妹は銃よりも恐れていましたが、どんな恐ろしいことが起きるんですかね……?
愛って難しいね😂
元気になれる作品探しがテーマの最近🎶
これは笑う。
クスっレベルではなく飲み物飲んでたら不意に吹き出しちゃうかもしれないヤツ。
大恋愛の末に結婚したはずの2人が歪み合うよぉになってしまったところからのスタート。え〜〜〜一度は愛してやまなかった相手のことをなんでそんな風に思えるの〜〜〜??愛と憎しみって紙一重ってことなのか??『“愛情”の反対は“憎しみ”ではなく“無関心”』とゎよく言ったもの。
愛していようが嫌っていようが、相手が頭の中を占拠してることには違いない😊ってことは、憎んでるうちなら修復可能ってことなのかな??
離婚調停後の『熟慮期間』って映画の都合?それとも韓国ではリアルにあるもの??いずれにせよ、冷静になるのは大切よね、自分の人生を大きく変える決断なわけだし。
美男美女の変顔オンパレードで笑えたし元気出たww
天使に戻りたがっている可愛い悪魔は、変わることのできない悪魔だったのかもしれません
2024.4.4 字幕 MOVIX京都
2023年の韓国映画(119分、G)
離婚調停が済んだ夫婦が事故によって記憶喪失になる様子を描いたラブコメ映画
監督はナム・デジュン
脚本はパン・ギチョル&ナム・デジュン
原題は『30일』で「30日」、英題は『Love Reset』で「愛のやり直し」という意味
物語の舞台は、韓国のソウル
苦難の道のりで司法試験に合格したジョンヨル(カン・ハヌル)は、映画プロデューサーの妻・ナラ(チョン・ミンソ)と「映画のような結婚」を果たしたものの、性格の不一致他、多くの理由で結婚生活が維持できないほどになっていた
そこで二人は協議離婚へと踏み切り、家庭裁判所にて、それぞれの主張をぶちまけることになった
離婚調停委員も離婚にOKを出すものの、法的に30日後でないと離婚はできないと言われてしまう
あと30日の我慢だと思っていたが、その帰り道に二人は事故に巻き込まれてしまう
救急病院に運ばれた二人が目覚めた時には「二人とも」記憶を失ってしまっていたのである
二人の結婚は貧富の差があって反対が多かったが、その結婚生活における嫁姑問題であるとか、司法試験になかなか合格しなかったために「ヒモ状態」になっていたことなどから鬱積が積もりに積もっていた
そこで、二人の両親は「離婚する夫婦である」ということを肝に銘じさせ、30日間を無事に乗り切ろうと考える
だが、記憶を取り戻すためには「以前と同じ生活を続けた方が良い」というチェン医師(チョン・ノミン)のアドバイスもあり、ナラの母ホベ(チョ・ミンス)は、ナラの妹ナミ(ファン・セイン)を監視役として一緒に住まわせることを決めるのである
映画は、記憶がなくなれば悪夢のような結婚生活は消え、元の恋愛状態に戻ってしまうのではないか、という疑念があり、それを阻止しようと考えるのだが、周囲の努力も虚しく、二人の距離は接近してしまう
元々の離婚の原因となっているのが、夫婦格差で、そこから波及するストレスが、お互いの愛情を覆い隠していた
相手の行動の意図がわかることによって、過去の見方が変わり、そのそも熱烈なタイプであったお互いは、好きにならずにはいられない
物語は、ある時点でジョンヨルの記憶が戻り、ナラは戻らないまま終わりを告げているように見える
だが、実際にはナラの方が随分先に記憶を取り戻していて(ひょっとしたら喪失すらしていないかも)、彼女自身が結婚生活をリセットしたいと考えていた
ジョンヨルの言葉遣いが変わった瞬間にナラは記憶が戻ったことに気づいているのだが、彼が標準語を話している記憶がないはずなのに、その違いがわかるのは、そういう意味があるのだと思う
一応は「標準語で話すのは変」と家族に言われて、喪失中の話し方がおかしいのはわかっているが、元の話し方に気づく速度が速すぎたように思う
標準語で話しているかどうかに疑問を持つよりも前に、一言二言で話し方が戻っていると自信を持って言えるのは、そういうカラクリがあるのかなと感じた
いずれにせよ、軽快でポップなラブロマンスで、二転三転するシナリオもとても面白い
性格も作り込まれていて、「つい」のビンタも仕掛けのひとつのように思える
たとえ離婚が成立しても、もう一回再婚すれば良いのだが、その際にもう一度家族を巻き込んで説得するのは大変だろう
離婚届を出さなかったのはナラの方だったので、90日のことを知っていて、それを利用しようと考えていたのかなと思った
それを考えると、ナラは母親の血をしっかりと引き継いでいる策士だったと言えるのだろう
やっぱりダメだった
あんにゃはらにー‼️❓ナマステ‼️❓
楽しかった、面白かった! ここまでは期待してなかったって思えるくら...
楽しかった、面白かった!
ここまでは期待してなかったって思えるくらい良かったので、
ちょっと点数甘めにしちゃったかもです
これは要らないかなってような小ネタもあったけど、
逆に良い小ネタとか脇役のキャラ設定とか、
良い点もたくさんあった
ラブコメ好きなら絶対おすすめ
面白かったけど、猟奇的?DV
鮮度とギャップ
ラブコメというジャンル、劇場鑑賞することは多くありませんが、別に嫌いなわけではありません。ただ、配信でも十分に楽しめてしまうので、同週に他にも観たいものがあれば優先順位が下がって結局「配信待ち」することが多くなります。そんな中、今週は初日に『オッペンハイマー』の鑑賞を済ませたし、最近ヘヴィーな作品も続いていたため、ファーストデイは気楽に観られるこちらをチョイスしました。
結論から言えば、裏切らずに面白いです。ラブコメと言えば絶妙な品のなさがポイントかと思いますが、今の時代の考え方に合う範囲で「笑える」ものを作るのは案外簡単ではないはずです。実際、高評価の旧作ラブコメを配信で観ていると、それほど古い作品でもないのに「下品」に見えたり「前時代的」と感じて眉をひそめることがあったりします。その辺を踏まえても、本作は行き過ぎになりそうな言動を巧く笑いに変えていて、展開自体は新しくないのに終始笑えます。
特にホン・ナラを演じるチョン・ソミンさんが最高ですね。一見、クールなイメージの彼女が酔っぱらい、悪態をつき、罵声を浴びせる様子は、確かにノ・ジョンヨル(カン・ハヌル)でなくても醒めてしまう気持ちが解りつつ、「記憶喪失」という使い古されたはずのギミックでリセットさせてからの戸惑いつつの胸キュンは、ナラのギャップがあってこそのメリハリで、終盤の展開にも無理なく共感できます。
風刺が効いたコメディだからこそ、笑えるためには「鮮度」も重要です。或いは、本作だって5年先に観て笑えなくなっている可能性だってあるわけですから。兎も角、「劇場でなければ」というジャンルではありませんが、これだけ笑えれば劇場料金もけして高くは感じないだけの満足度は感じられると思います。良作です。
韓国コメディで、笑えてすごく面白かった。
離婚を決めた2人が事故で記憶喪失。予告を見てコメディだと思ったから、記憶を失った2人が恋をして、そのあと二人同時に記憶が戻って離婚はやめてハッピーエンドだと思った。
記憶が戻ったのがジョンヨルだけだったのが意外だった。もしかしたら実はナラも記憶が戻っていて、それを示唆する描写が有ったのかもしれない。もし有ったとしても僕はキッパリ見逃している。
異母兄弟がどうとか、空港来る前に文明の利器使って連絡しろとか、最後はここでキスだろうとか、韓国ドラマあるあるを、からかうようなセリフもあって笑えた。そもそも事故で記憶喪失が韓国ドラマあるあるだと思う。
途中で僕は、「この2人が離婚する事は、それはそれでいいんだけどな」などと思った。だから、もし映画の結末で2人がこのまま別れても、悲しいこと、不幸な事、つまりバッドエンドだとは考えなかったと思う。そして映画を見てて、後半、ナラのママが車の中でナラに留学するように言ったとき、ここで映画が終わりでも構わないと思った。
もちろん コメディ描写が続いて最後だけそんなシリアスな話にはならない。
・「死体は無いわね」 ← 1番笑えたセリフ。ストーリーには全く関係ない。
記憶喪失の2人が再び一緒に住むことになって部屋に戻る。そのとき監視役のナラの妹が、あまりに散らかった部屋を見回りながら言ったセリフ。「死体は無いようね」
・「それが分かるならドラマなんか見ませんよ」
これまたストーリーには関係ないが、共感したセリフ。
本編が終わってエンドロールの少し前に、ジョンヨルのママと医者とのやり取り。
ママ 「男と女はどうなってるのか分からない」
医者 「それが分かるならドラマなんか見ませんよ」
思い出しながら書いてるので、セリフは正確ではない。
ざ、ラブコメ
チャミスルで乾杯!
旦那の職場の後輩 KARAのジヨンちゃんか!?
と思ってエンドロールで確かめようとしたら韓国語で読めなかった。
調べてみたらジヨンちゃんだったみたいで、
知っている人が出ているだけでも観てよかったな〜と思った。
ジヨンちゃん 何年経ってもずーっとかわいい!
あらすじ
価値観の違いに耐えられなくなり
離婚を決めた夫婦の話。
裁判の判決まで残り30日!というところで
交通事故に巻き込まれる。
同時に記憶喪失になった2人は周囲を巻き込みながら記憶を取り戻そうとする。
育ってきた環境が大きく違うから
価値観が違うのは当たり前で、
その価値観とどう接していくかが、
夫婦生活を過ごすうえでの
鍵なんだろうなと感じた。
今回の夫婦やり直し生活のキーマンはナラ妹
じゃないかなーと思った。
姉にも義理の兄にも物を言えて、
それを受け取った夫婦共 記憶がないとはいえ
苛立っても破綻しないような
距離感の人物であった。
個人的に好きだったのはナラ母のファッション!
毎回違うデザイン性に富んだ服で
セレブな奥さまという感じがとても伝わってきた。
野暮な話だけど、
年齢を考慮したらなかなか着れない服だと思う。
チョ・ミンスさん、美しい人ですね。
結構笑える韓国のラブコメ映画。 本年度ベスト級。
難しいこと考えないで楽しめる
笑えた。面白かった。
弁護士のジョンヨルと、妻のナラは大恋愛の末に結婚したが、お互いの育った環境や性格、価値観の違いに耐えきれなくなり離婚を決意し、裁判所の調停で熟慮期間を経た30日後に離婚することが決まった。その帰り道に2人が乗っていた車にトラックが追突してくる交通事故に遭い、怪我はしたものの命に別状は無かったのだが、2人とも記憶喪失になってしまった。愛しあってた記憶も憎み合った記憶もすべて失った2人は、お互いの両親や妹、友人の協力で記憶を取り戻そうとするが・・・さてどうなる、という話。
結婚すると相手との違いや嫌なところばかり目につく様になるのはわかる。そして、相手に過度の期待をし、裏切られる様な事もあるだろう。そこを乗り越えるのが結婚を続けるコツなんだろうが、子供も居ないとあれだけ価値観が違うと難しいのかなぁ。
相手の良いところを探したり思い出したりしながら過ごす事が出来れば良いのだと思うが。
あるある、というシーンの連続で笑わせてくれて面白かった。
それと、ナラの周りの女友達やジョンヨルの周りの男友達がブサイクすぎて笑ってしまった。
ナラの妹役のファン・セインは可愛かった。
ナラのお母さん役のチョ・ミンスはやはり品が有って美しかった。
コメディ映画としてはかなり推せる良作。今週おすすめ。
今年124本目(合計1,216本目/今月(2024年3月度)42本目)。
(前の作品 「成功したオタク」→この作品「ラブリセット 30日後、離婚します」→次の作品「ゴーストバスターズ フローズンサマー」)
韓国にも協議離婚というのがありますが、そのときに日本と異なり「熟慮期間」というのがあり、その熟慮期間の間に起きたトラブルを描く、一種の「コメディ映画」に分類されます(なお、この点、日本とのかかわりについて後述。採点参照のこと)。
韓国で「実際に」存在する制度をテーマにしたものとはいえコメディ映画の要素は強く、映画館でみたときも95%埋まりで笑いが絶えなかった映画です。
結局のところ、この映画はコメディ映画には属するので深い理解を要求するという点は一部にありますが、あまり何も考えずに見ることができるという点でおすすめといったところです(大阪市で韓国映画といえばシネマートですがそうではなく、シネマートの韓国映画は何らか深い知識を要求する映画が多いものの、この映画は余り多くの知識は要求されない)。
他の方も触れている通り、日本でもこの熟慮期間というのはあっても良いのではないのかなぁ、と思った一人です。
採点に関しては以下まで考慮しました。
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(減点0.3/主人公の一人が弁護士であるのに一部の発言が変)
もっとも、記憶喪失ものなので、「一部の発言が変」といってもどこまで突っ込むのか微妙な点はあるものの、日韓の民法で共通の総則にある心裡留保、錯誤(共通錯誤)が問題になる映画で、そこまで主人公が突っ込まなかったのは展開を優先したものと思います。
また、「時間ずらし」描写が多いため、受験時代に「法典」で勉強をしているシーンがありますが、これは日本でいえば「コンパクト六法」や「模範六法」などに代表される「六法」の類のことです(日本でも「ナポレオン法典」といった語で一部残りますが)。
ここは字幕上配慮が欲しかったかなというところです。
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(減点なし/参考/日本と、この「熟慮期間」との関連)
韓国にはこの制度が存在しますが、日本には適法に在住する在日韓国人の方も大勢います。しかし彼ら彼女らは適法に在住する前提で、一般の取引ほかは日本民法の適用を受ける一方で、身分法(民法の中でも家族法と呼ばれる分野。婚姻離婚、相続ほかのこと)は韓国民法の適用も受けます。つまり、この制度の影響を受けます(韓国に限らない。これら身分行為は一般に外国人の母国の規定と滞在国(ここでは、日本)の規定を見て、より「厳しい」ほうの適用を受ける)。
ここで日本でこの問題が適用されるのは、夫婦の一人が韓国人だとして、もう一方が「もう一方も韓国人」「日本人」「これら以外の外国人」とで処理が全然違います。あまりにも違いすぎるので、これらを扱う行政書士事務所ほかでも「この形態しか扱っていません」というところが多いです(「これら以外の外国人」の類型ではその他国の法律まで参照する必要があって専門性が高すぎる)。
ところで日本でそうした当事者が離婚を申し出る場合でも、韓国の家裁に実際に行くのではなく、総領事館に出頭する(かつ、映画内でも描かれるように90日後の再確認)で代用されますが、この「審判」(というより、聞き取り)は裁判に準じるものですから韓国語でのみです。ここには行政書士も弁護士も通訳者も入れません。ですが、「一方が日本人」「一方が外国人(韓国人でも日本人でもない)」だと、「日常会話はできるが、裁判になるとそこまでの会話力がない」方がそこそこ出ます。
そうした事情があるので、その「一方の当事者」が総領事館に来ないといったことがあります。日本×韓国人のカップルの場合でも、「日本での離婚届」は協議離婚なら届け出をするだけですが、この「総領事館での聞き取り調査」自体を知らない方も多いし、かりにいても、裁判に準じるこうした場所での韓国語でのやり取りに対応できないという実際上の状況が起きますが、そうすると「重婚状態が生じる」といった問題が発生して、「ある程度」問題となっている部分があります(もちろん、日本では総領事館がこれらを扱うものの、そうした事情は知っているので、事情を説明すれば「当事者と連絡が取れない」ことの客観的証明を出せば考慮してもらえることが大半)。
実は日本でもこの問題は実際に起きるので、韓国映画の韓国の制度を扱っている映画なのだろうと思うと、実は違ったりするわけです。
※ 上述した通り、この「熟慮審判」は当事者以外誰も入れないので(弁護士も行政書士も入れない)、弁護士も行政書士も「文章の作成」しかできません(せいぜい、指定日に備えて今のうちに韓国語教室に通ったらどうですか?くらいしか言いようがなかったりする。もちろん、文章の作成はこれらの職業はできますが、総領事館に出すという程度の韓国語のレベルがあることは前提になるので、できる方がかなり限られる)。
家族のキャラも良し!クスッと笑えるラブコメです
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