ネイビーシールズ ラスト・ソルジャーのレビュー・感想・評価
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子供を巻き込んだ戦争スリラー
アフガニスタン紛争終息間際、米軍の撤退に伴い現地の米国民も避難する中、逃げ遅れた宣教師家族の車を救助にシールズ部隊のヘリコプターが向かうが撃墜され仲間は戦死、奇跡的に生き残ったのがチーフのミルコ。タリバンの攻撃がら逃げるミルコは宣教師たちの車を発見、生き残っていたのは5歳の少女ゾーイだけだった。
かろうじて無線は通じているのだから、もっと早く援軍が助けにくればいいのに映画は1時間以上逃げ廻るだけのサバイバル・スリラー。
主演のマルコ役のジョニー・ストロングが初監督、脚本、音楽、メイク、特殊効果、編集と大活躍、余程、少女を助けるヒーローを演じたかったのでしょうね。劇中でもゾーイは「スーパーヒーローの話を聞かせて」とマルコにおねだりしていましたね。
想像通り子供を巻き込んだストーリーは緊迫感を増す為ながら、殺したら観客の怒り爆発だから、流石にタリバンも手を出さない。
せこいシチュエーションを講じた戦争ドラマだがハラハラ・ドキドキは止まらず観終わりました。
タイトルなし(ネタバレ)
アフガニスタンの村には老若男女の若い男しかいないのか?
銃をかまえて、撃つしぐさを撮る。で、
撃たれて、擬似の血糊が破裂して、倒れる。それをつぶさに撮る。
そればかりを2時間見せられる。
小さな女の子を使った掟破りのプロパガンダ映画。
題材をウェスタンにするなら、まだ許せるが。
つくつく思うのは、このアメリカ兵に殺される悪者の髭面兄ちゃんにも、この位の娘がいる奴もいるだろうに。
この5歳の娘さんは間違いなく、PTSDに蝕まれてるね。どんな第二成長期が待っているんだろう。
製作者の中に女性がいるんだから、刃物を娘さんに扱わせる真似はすべきではなかった。それがこの映画の狙いだと思うし、心理学的にも絶対にやっては行けない事。
着眼点はさすが女性だと思うが、男社会に毒された物理的な女性の発想だと思う。あの「PLA○75」の監督と同じだよ。
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