シークレット・キングダム ピーターの奇妙な冒険のレビュー・感想・評価
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謎解き…でもない
自縄自縛の怖がり妄想ボーイが、地下界を救う5つのピースを集める為にアドベンチャーに繰り出す話。
父親がかつて過ごしたことのある古い家にやって来て、骨董屋らしき店で買ったパズルのピースが切っ掛けで不思議な世界に紛れ込み始まって行くストーリー。
突然落ちた地下界でセンザンコウに予言に出てくる陛下と崇められつつ旅に出るけれど、石になっちゃうのもさっさと大時計動かせば終わるのにとか思っちゃう自分には向かない感じだし、まあお子様向けのファンタジーという感じでしょうか…。
妹とか部屋とか、最後は結局事実だったということか、全てが夢だったということか、こう考えちゃう人にはやっぱり向かないということで。
1,2,3…の魔法と勇気
地下世界を支配する悪魔から、平和を取り戻す為に選ばれた少年ピーターが、仲間たちと共に旅に出る物語。
ゴリゴリのファンタジー作品ですね。
臆病な少年が実は選ばれしもので、不思議な生物たちの力を借りて冒険をし悪と闘う…と言った内容。ラスボスの正体も含め、これでもかと言うほどの王道な展開。
ピーター君は12歳くらいでしょうか。お母さんとのハグをちょっと嫌がってしまい…でもお母さんそこまで悲しみます?…と思ったが実はそれは…。
全体を通し、退屈な場面もなく世界観も可愛らしくキレイで観ていられるし尺もテンポも丁度良い…といった感じでこれといった非の打ち所も無いが、ちょっと大人が見るにはさすがに…といった印象も。
そこもファンタジー映画の良さではありますが。
とは言え、上述の通り王道の王道を行く…と思いきや最後で思いもよらない展開に驚かされたりもしたし、思い起こせばあちこちに伏線はあったな~と唸らされた。
因みに視力検査は日本もオーストラリアも一緒なんですねw
ファンタジー映画好きな人には是非、といった感じの作品だった。
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