ブルー きみは大丈夫のレビュー・感想・評価
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現代ファンタジーは難しい
予告編を観た時は期待した。ジョン・クラシンスキーが「クワイエット・プレイス」続編を断って作ったファンタジー映画だからだ。
いい所はあるのだけど、正直イマイチだった。そもそも日本人の感覚にイマジナリーフレンドがない。そのイマジナリーフレンドは完全に空想の産物なので特別な力があるわけではない。
出てくるキャラクターの位置づけがよく分からない。お父さんは元気すぎて物語を浅くしている。それになんで主人公の女性はイマジナリーフレンドが見えたの?それに答えてない。
イマジナリーフレンドの最高傑作はもちろん「E.T.」。これは当時のUFOブームをリアルに描いている事で、イマジナリーフレンドに馴染みがない日本でも素直に受け入れられた。
でも一番ダメなのは邦題。
これは「ベイマックス」を参考にしたのか、内容の一部を切り取っただけでテーマとはかけ離れたもの。メジャー作品なのによく本国がOK出したな。
邦題って難しいよね
けっこうよかった
吹替え版を小1の娘と80歳の母と3人で見る。主人公が12歳の女の子で、ちょっとお姉さんだったが娘は最後までポップコーンを食べながらしっかり見ていた。見終わって車で母が「どうだった?面白かった?」と聞くと「むらさきのモフモフにさわりたかった」と答えていた。
主人公のミッションはイマジナリーフレンドと子どもとのマッチングだと思って見ていると、もうすでに大人の元々のパートナーがIFを思い出すことに変わって軸がぶれてる。とうとう、入院していたメガネの子とドラゴンしかマッチングしていない。しかし、まさかあのおじさんが主人公のイマジナリーフレンドだとは思わなかったので、思わず感涙する。おばあちゃんとバレエ昆虫みたいなIFのエピソードも感動的だ。
感動するけど疑問を凄く感じる映画。
母親が死んで心を閉ざした少女ビーが様々なIF(イマジナリーフレンド)との出会いを通じて心を取り戻すという内容。
ずっとIFが見える人間だと思ってたライアン・レイノルズ演じるカルが実はビーが想像したIFだったという展開には素直に感動できた。
その一方でビーがカルやブルーにブロッサムと会ってすぐに快活になる。
消えるのを恐れてる割に本編で消えるIFが居ないので本当に消えるのか?と疑問を感じてしまう。
ビーのIFに新しいパートナーを見つける目標が達成できていないまま元々の想像者に思い出させる行動に移行して救われる為に新しいパートナー捜しに意味が無い。
ビーの父親は心臓が少し痛いと重病そうなのに手術したわけでもなくあっさり治ったのにわざわざ死んだ振り(麻酔から覚めただけ?)する必要はあったのか?
など疑問を抱く点が目立った。
ストーリーやキャラクター設定は良かったのに話を進め安くする為か暗くしたくない為かまたは子供向けを意識し過ぎたのか踏み込みがいまいち足りなかったのが凄く残念。
ライアン・レイノルズと子供の組み合わせは無敵
伏線の仕込み方がうますぎて…少しの違和感とか引っかかりは確かにあるのにスルーさせるテンポの良さに乗せられ、最後の最後の伏線回収で涙腺が爆発😭あれもこれもそうじゃん!!と走馬灯のように脳内で点と点がつながり更に号泣…!
本当によかった…!
やさしさにあふれてる!
公開第2週で上映本数がくっと減っちゃうのもったいないよ~子連れにも大人にもおすすめの映画ですよ!
大人になったら素直に嬉しくなれるか
大人になっていない女の子は主人公で、空想の友達と一緒に成長する物語のだ。
「ブルー きみは大丈夫」より「ビーの奇妙な出会い」の方が適切だと思って、ブルーのシーンが足りないから笑
大人は昔の彼たちと出会いながら昔のように純粋に笑顔を表せる。その最後主人公は大人になってしまった。彼らを探した後に人生に積極的に向いに行くのだ。
自分も大人になって子供のように純粋に楽しめないかもしれない。逆に悲しく無ちゃった。
忘れていた昔の友達
昔ともにいて気づかずに別れた空想上の友人のIFたち、そのIFの友人が背中を押す場面や再開する場面には自分の昔の友人に会えたような懐かしい気持ちに溢れました。
あの頃の自分と共にいた友人は思い出せない寂しさと会えたような懐かしさが残りました。
イマジナリーフレンドを肯定的に捉え、発展させた映画
去年「屋根裏のラジャー」でボロ泣きした私がこれを観ないわけにはいかなかったのです。もちろん泣きました。なんだろ。この手のテーマに弱いのかな(笑)
「屋根裏のラジャー」同様、主人公の女の子の成長を描いているわけですが、イマジナリーフレンドに対する解釈の違いに感心しました。ラジャーは別れと成長を描き、ブルーではさらに大人とイマジナリーフレンドの関係性へと発展して行きます。イマジナリーフレンド主観のストーリーが面白く、ラジャーとは違った展開が意外で良かったです。
かつてエアロスミスのスティーヴン・タイラーがインタビューで「俺はいつでも子供の頃に戻れるんだ。あの頃の感性を今も持ち続けているんだ。」みたいなことを言っていました。大人になることを否定する訳ではないが、子供の頃の感受性とかって実は大切なものだったんじゃないかな、という話ですが、本作でもそんなことを思わせるシーンがありました。まぁスティーヴンはラリってただけかもしれませんが(笑)
何度かドットコムのレビューで言ってますが、本当に今のVFXって凄い!主人公のビーとイマジナリーフレンド達との顔合わせのシーンは圧巻!観ててワクワクしちゃいますね。
ストーリー構成も素晴らしく、最後の最後まで楽しませてくれます。大人も楽しめる…というか大人にこそ観て欲しい映画です!「見えていた」あの頃を思い出すかも…?私は見えていませんでしたが(笑)映画を観た子供達もお気に入りのキャラが見つかると良いですね(^^)
あなたのお好みI Fは?
空想の友達イマジナリーフレンド達と父親の入院中に以前暮らしていた祖母のアパートに住む事になった13歳の主人公ビーと空想の友人
イマジナリーフレンド達との物語…
I F達との交流の中でビー自身も成長して行く
娘達に見せたい作品を作りたかったと語る
監督ジョン・クラシンスキー
自ら演じる父親役でも娘ビーに対する眼差しの温かさが滲み出ていました
祖母の住むレトロなアパートやティナ・ターナー楽しき演出には大人も満足するはず!
予告編ではお子ちゃま向きかなぁと思っていましたが最終的には「泣いちゃってるじゃん私」
大人までもを泣かせてくれる
どんな世代もhappyになれるぽかぽかな作品でした⭐️
ビーの隣人を演じたライアン・レイノルズ
I F達の中に居ても全く違和感がなく子供と同化している様な素朴な存在感も素敵!
ビー役のケイリー・フレミングちゃん
ウォーキング・デットでの名子役ぶりに圧倒されたけど今作でもただ物じゃないオーラ全開!
個性豊かなI F達の声をエミリー・ブランドをはじめブラッドリー・クーパーなどなど贅沢過ぎるキャスト達!なんで個人的には字幕版をオススメしますね!
可愛過ぎる「ミナリ」のアラン・パキン君も発見したし大収穫でした!観て良かった!
ブルーが主役ってわけでもないそんな話
予告なんだか楽しそうで期待してたんだけどなんだか話が入ってこなくて、感動ポイントとかはわかるし、楽しいシーンはとても楽しめるんだけど、全体的にはなんだか「??」って感じで終わってしまった印象。
「イマジナリーフレンドの見える条件」
主役の女の子がなぜいろんなイマジナリーフレンドが見えるのかわからなかった…
子供なら誰にでも見えるものでも無いようだし…
それでいてラストにはイマジナリーフレンドの存在忘れてた大人にも姿が見えるようになるけど、それはそれぞれに思い出すきっかけがあったってことなのかな??
なんだか話が進むほどなんでもありの、再会させりゃいいでしょ感を感じでしまった。
「もう少し掘り下げたいイマジナリーフレンド」
イマジナリーフレンドたちは個性的でとても魅力的。ただそれぞれをあまり掘り下げないのでもっと見たい欲がやや満たされない。
それぞれなんでそんな姿なのかとかちゃんと設定は凝ってそうなのになー
なんだかあっさり気味なのは勿体無い。
でも掘り下げ過ぎても話あっちこっち行って大変だろうけど…
期待してた割にはなんだかなぁって感じだったけど、刺さる人には刺さる気がする。
子どもの時だけじゃなくて、大人の方がイマジナリーフレンドが必要みたいなメッセージはそれだけでなんだか優しさに触れたような気持ちになるメッセージだった気がする。
大人は大人で日々疲れちゃってるからね。
個人的にはイマジナリーフレンドものだと「屋根裏のラジャー」の方がなんだかよかったなって印象でした。
大人のためのおとぎ話
子どもにだけ見える空想上の友だち「イマジナリーフレンド」
入院した父親を見舞うために幼少期に暮らしていた祖母の古いアパートに来たビーは他の部屋に入っていく怪しい影を見かけて追いかけてみるとイマジナリーフレンドとそれを手助けする住人に遭遇する。
子供に忘れられると存在が消えてしまう、と怯えるイマジナリーフレンドたちの手伝いをすることになり――
空想上の存在で見た目も性格も多種多彩なイマジナリーフレンドたち。
彼らに振り回されながらも忘れ去られて消えてしまわないように奮闘するビーと隣人のカル。
物語の結末は思いもよらない展開で、そして優しい余韻を残してくれるものでかなり好みでした。
また吹き替えはライアン・レイノルズはお馴染み加瀬康之さん、
そして他にも大塚明夫さん、神谷浩史さん、津田健次郎さんなどなど超豪華なので
声優さん好きな方はぜひ吹き替えで見ると良いでしょう。
大人になっても、子供の頃のように純粋に夢みた気持ちを忘れないで
大丈夫じゃない
初心忘るべからず
おいおいおい、何だこれは。
絶対に大コケする。ライアン・レイノルズがこんな役、こんなジャンルなんて、デッドプールで自虐ネタとして片付けるに決まってる。そう、、、思ってた。エンドロールが終わるまで信じられなかった。誰がこんな予想したよ。ま・さ・か・の大傑作!!!イマジナリーフレンドを題材にした物語として、今後これ以上の作品が生まれるとは到底思えない。笑えて、泣けて、明日からがんばれる。このジャンルにおける最高到達点じゃないだろうか。
子ども向けに見えて、実は子どもになれない大人たちにも向けた、超絶ハートフルな至極のヒューマンドラマ。大人になれないことを否定するんじゃない。子ども心を忘れないで。子どものままでいいんだよ。無理して背伸びする必要なんてないんだ。ありのままの自分を肯定し、しっかりと全身で受け止めてくれる、そんな映画。イマジナリーフレンドことIFの温かさに心が完璧に浄化されていく。邦題の「ブルー」はかなり間違っているけど笑 そのままIFで良かったのに。なんで変えたの?
冒頭のパラマウント・ピクチャーズの演出から最高を確信した。この映画は只者じゃない。そう感じさせてくれた。君の想像によって、世界が作られていく。子どもの頭の中を見事に映像化したあのシーンは、ものすごく心踊ったし、近年失われていたディズニー映画の興奮を取り戻してくれたような気がした。本作1番の見どころである、ラスト10分間。もう、、、ヤバかった。あまりに綺麗で美しく、最高で胸熱で完璧な脚本に、涙がボロボロ零れ落ちてしまった。なんていいラストなんだ...。それまでもすごく良かったんだけど、あのシーンのおかげで評価バク上がり。こういうの見るために映画見てんだよな〜...。
ライアン・レイノルズだって素晴らしかったし、ビーを演じたケイリー・フレミングも子役大賞があれば2024年最優秀賞間違いなしの名演技だったし、音楽もいいし、IFたちみんな可愛いし、後味スッキリかつ心に残り続けるし...なんていい映画を作ってくれたんだ。予想外過ぎて驚きが隠せない。きみは、大丈夫。優しくて温かく、心に深く刻まれる大傑作でした。。。駆け込み字幕、見れてよかった🥰😭
期待度○鑑賞後の満足度◎ 子供の頃、“誰と話してるの?”と言われたことのある大人たちへ… RIP ルイ・ゴセットJr。良い役者さんでしたね。(『愛と青春の旅立ち』での名演が忘れられません)
①こんなことを言うとなんですが、私は幼児の時はホントに手のかからなかった子供だったらしく(物心つく前だったので勿論覚えておりません)、一人にしておいてもオモチャを相手にブツブツ言いながら一人で遊んでいたらしい。
その頃、私に「IF」がいたのかどうかも覚えておりません。いてたとしたら死ぬ前に思い出したいな。
②だれるところも有るけれど、気持ち良く泣かせてくれたから★4つです。
『ハーヴェイ』がやっぱり出てきましたね。(しかもほぼ冒頭から)
アメリカ映画では本作のような映画の場合のお約束なのかしら。
『ハーヴェイ』はいつの時代にも形を変えて作られるのでしょうね。
大人にならないと見えないものもあるけれども(見たい見たくないに関わらず)、子供時代に見えたもの(IFに限りません)が大人になると見えなくなるのは何故なんだろう。
生活・仕事というものが人生に中心に据えられてしまうからだろうか。また、生活というものの中心に自分がなってしまうからだろうか。
ただ、大人になっても子供の頃に見えていたものが見えている大人もいる筈。
この違いは何故生まれるのだろう。
でも、本作で最も伝えたかったかった事は、そんな子供の頃に見えていたものが見えなくなった大人も忘れてしまったわけではなく、何かの、ホントに何かのキッカケで思い出すこともあるということ。
夢と希望と想像と憧れと未来に胸を高鳴らせていた子供の心に帰れるということ。
現実はそんな甘いものではないということは重々分かりつつも、全否定しちゃうと人間が大脳新皮質をここまで進化させたのは何の為?勿体ない!(ここだけえらい現実的)ということになっちゃう。
アンチエイジングにはドキドキワクワクズキズキの子供心を忘れないことですよ。
タイトルなし(ネタバレ)
ツッコミどころは多々あれど、遊園地で建物内案内されて想像のままに装飾の変わっていくシーンや、IFたちを面接してるシーンが私の脳みそをどんどん子供の頃へと引き戻してくれ、ワクワクさせてもらいました。
私やみんなのIFはどんなだろう?と楽しい気分で映画館をあとにしました。
自分のIFを知ってたり、見えてたりする人いる?なら羨ましい限り!
キュンとくる😍おもちゃ箱をひっくり返したような素敵な話
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