「ランプの灯りに浮かび上がる《室内》光と影に癒される。」ブルー きみは大丈夫 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ランプの灯りに浮かび上がる《室内》光と影に癒される。
間接照明に浮かび上がる映像美が本当に綺麗です。
なのですが、色々残念なのでした。
まず12歳の少女ビー役のケイリー・フレミングさんが、まったく子供に
見えないのです。
もう完璧な美貌ですが、愛嬌が足りない・・・感じです。
主役のもふもふブルーは、イマジナリー・フレンド(空想の友だち)に
忘れられると消えちゃう設定です。
ビーはお父さん(演じるは監督のジョン・クランスキーが演じている)
の心臓の手術のためにニューヨークへ来ている。
これは大事件ですよね。
でも街を歩いていると、声がして着いていくと、おもちゃたちの部屋へ。
ブルーたちは、子供の頃愛してくれた今は大人になった彼(か?彼女)に
出会う冒険の旅をする・・・・
そのお手伝いをビーは任される・・・というお話。
「不思議の国のアリス」でもないし、「トイ・ストーリー」でもないし、
「クマのプーさん」でもない。
でもなんか似て非なるけれど、ごちゃ混ぜになってて、似てる。
もっとストレートに、
母を病気で亡くして、また父親も大手術をする少女の不安・心配。
それをブルーが大きなもふもふで暖かく包んでくれる。
癒してくれる。
それだけで十分なのでは?
ライアン・レイノルズのブルーたちが見えるまま大人になった
カルヴィン。
まぁ狂言回し・・・ですね。
素顔のまったく見えなかった、その上お下品な“デッドプール“とは
別人。
若々しくてイケオジなので、どうせならビーと一緒に
歌い踊ってほしかったなぁ。
(ケイリー・フレミングの身長は176センチと出てくる)
(だとしたら小さくCG加工したのかなあぁ、)
夕暮れの海辺のベンチ、
夕暮れのメリーゴーランド、
少しさびれた遊園地、
めちゃめちゃ美しい・・・のだけれど。
なぜか気持ちが盛り上がらないのでした。
コメントありがとうございます!
私はただ幼稚なだけかも…(笑)
ライアン・レイノルズ、もうちょっとノリの良いキャラクターを想像していたので意外でした👀
モフモフ最高!☺