「素直に泣けるストレートなハートウォーミングストーリー。主演ケイリー・フレミングが魅力的。」ブルー きみは大丈夫 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
素直に泣けるストレートなハートウォーミングストーリー。主演ケイリー・フレミングが魅力的。
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12歳の少女と、空想の友達IF(イマジナリーフレンド)との交流を描く。
想像した本人が大人になるにつれて忘れてしまう大切な友達たち。
しかし、大人になったときこそ本当に必要なもの。
IFたちの新たな宿主探しが始まった。
ストレートなハートウォーミング・ストーリーで感動!何度か泣いた!
悪役とかひねくれた話がないので、まっすぐ迷わず温かい気持ちになれる。
予告を観て、「屋根裏のラジャー」を思い起こしましたが、良い悪いでなく、ラジャーのほうがジブリ的で”見ごたえ”がある話だった。
小さい時から、自分の物語を語らせた両親の愛情を一身に受け、とても悲しい出来事を体験して、子供でいることをやめようとする少女ビー。
主演のケイリー・フレミングが、本来の豊かな創造力を取り戻していき、思い切り踊るシーンが素晴らしい。
また、おばあちゃんが昔を思い起こして踊るバレエや、入院中の少年、
入院中に関わらず、常に過剰なユーモア、いたずらを繰り出してしまう父親も凄くいい。
シーツを結んで窓からの脱出を仕組んだシーンは爆笑。
そして、豪華な声優陣。
ハッキリ言って声だけではさすがに誰だかなんてわからない。
ブルーの声・スティーヴ・カレルをはじめ、ジョージ・クルーニー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、などなど。
作品は、今年3月に亡くなったルイス・ゴセットJrに捧げられていました。
「ブルー」という名前なのに紫色で、その理由にも物語があって凝っている。
終盤、いくつもの伏線回収があって、話も凝ってます。
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