劇場公開日 2024年6月14日

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「大人のシングル鑑賞もおすすめ」ブルー きみは大丈夫 shironさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0大人のシングル鑑賞もおすすめ

2024年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

あまりにも美しいシーンに涙が止まりませんでした。
イマジナリーフレンドの物語ですが、映像の力で観客のイマジネーションを掻き立ててくる!
映画ならではの魅力が詰まった映画でした。

『モンスターズインク』的なビジュアルから、てっきり親子で楽しむアニメーションだと思っていましたが、大人が1人で見るのも全然アリです!
いや、むしろおひとり様で観た方が、自分の内面に入り込めて沁みるかも。

かつてのイマジナリーフレンドを通して大切にしていた夢を思い出したり、イマジナリーフレンドの存在に励まされたり。
“推し”の存在で人生がきらめくように、空想の友達が今を前向きにしてくれます。
イマジナリーフレンドには裏切られることがないので、ある意味最強の親友。笑

じゃあ大人向けの映画か?というと、そうでもなくて…
子供にとっては、親や祖父母との距離を縮めてくれる映画になるんじゃないかしら?
流れる音楽も良い♪
良いな〜って思う昔の音楽って、実は親が好きで聴いてたり…やっぱり良くも悪くも家族から影響を受けて似た感性になりがち。

序盤で「なんで知ってるの?」と思うシーンがあって、後から伏線も回収されますが、だからと言っていちいち答え合わせ的な回想シーンが入らないところも好き。

妄想=現実逃避と思われがちだけど、現実を生きる為に想像力を活かすのは悪いことではない気がしました。
自分のことを見てくれていて、励ましてくれる存在がいるって最強だし、承認欲求で拗らせることもない。
そういえば…私も仕事や家事をしている時
「すごい!よく頑張った!」「さすがだね〜!完璧!」と心の中で自分を褒めてますが(誰も褒めてくれないから)
もしかして大人のイマジナリーフレンドって、こういうこと?
ん?ちょっと違うかな?

イマジネーションの世界に大人や子供の隔たりはなく、見知らぬ人とでも同じ感性で繋がることが出来ると感じさせてくれる映画でした。

shiron
shironさんのコメント
2024年6月20日

ainさん、コメント有難うございます!
何にでもすぐ感動してしまうタイプなので、他の方より簡単に泣いているのだとは思いますが、私も号泣レベルでした!
恥ずかしいので、友達と一緒でなくて良かったと思うほど。笑
“映画の魔法”とても素敵な言葉ですね。
自宅で観たらここまで感動しなかったかも?と思うので、“劇場の魔法”もありそうですね。

shiron
ainさんのコメント
2024年6月17日

観終わって、ざっとレビューを見渡したんですけどみんな評価低くてビックリしました。
良かったですよね?自分も恥ずかしいぐらい涙が止まんなくて、、子供みたいに大泣きさせてもらいました。
映画の魔法にかけられ気持ちかった。

ain