「幸せになるか不幸になるかはお客様次第」映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せになるか不幸になるかはお客様次第
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大人でも子供でも願いごとは尽きませんね、病気や天災等への対応など困難な願いは科学で駄目なら神に頼るところですが成績や才能を高めることなどは本人の努力次第だろうというのが大人の常識というか相場でしょう。
そんな常識を超えて、どんな願い事でも叶えてくれる魔法の駄菓子を売るお店銭天堂、ただし、条件が有り、度を越したり処方を誤ればかえって不幸を招く、幸か不幸かは本人次第というところが倫理的、人の妬みや恨みなどを資源とする敵役、たたりめ堂という設定もいかにも哲学的、笑ゥせぇるすまんのように神役と悪魔役を一人にせず紅子とよどみに分け闘わせるところもサスペンス調で面白かった。
子供向けのファンタジーなんでしょうが、テーマは人の業(ごう)なんでしょうかね、大人が観ても学べました。
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