六人の嘘つきな大学生のレビュー・感想・評価
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美波ちゃんのシークレット画像…
ざっくり言うとブラック企業の就職試験の話でした
そもそもデスゲーム的なやつではないので、いざこざになった時点で採用担当が途中で静止に入ってきてもよいはずなのに、どういう会社なんだよ
それで人事の責任者がやめされられたんかなー
という色々妄想だけをかき立てさせたまま終わりました(つまらなくはないです)
個人的な予想ですが、嶌衣織の秘密はお願いを断られた後に波多野祥吾に後ろから抱きついて色仕掛けしている写真ではないのかな…と勝手に想像してます
にしても美波ちゃん色々出演してるんだけど、中々当り役が巡ってこないな〜
表の顔と裏の顔。本当の自分って誰‼️
刺さる映画でした。
基本、真面目でひたむきな若者のストーリーで共感しました。
受験→就活→婚活→妊活→終活と、
人生にはさまざまな節目があります。
今や折角入社した会社を、1か月や2か月で辞めちゃうのも、
ザラにある時代ですが、就活は受験に次ぐターニングポイント。
人気の優良企業に入社を狙う6人の大学生たち。
誰もが憧れる企業の「スピラリンクス」の最終選考に残った6人の、
それからの1か月間を追って行きます。
6人はグループ・ディスカッションを週一度開いて親睦を深めて
仲良くなっていきます。
10日前になって突然、
6人全員内定の可能性から、6人のうちの1人を、
合議で決めてくれ・・・との指示メールが人事部から来ます。
そして選考日の当日の会議室。
監視カメラが備え付けられています。
そこでめざとい推理マニアの嶌衣織(しまいおり=浜辺美波)が
不審な封書を見つけるのです。
それには各人の裏の顔のリークした(告発文)が入っていたのです。
写真の載った告発文には思いもしない彼らの人に知られたくない秘密が
書かれていました。
秘密があからさまになった事で疑心暗鬼が始まり、仲間の評価が
ガタ落ちしたり。
犯人探しが加熱していく様子は、なかなかスリリングな展開です。
脛に傷もつ彼らたち。
リークにびっくりしてたら、6人の15分に一回、合計5回に渡る投票も、
着々と重ねられ真面目に進んでいきます。
紆余曲折の末に一名が選ばれます。
ここで終わりかと思ったら、
話はなんと8年後へ。
8年前にリークの犯人とされたBさんのプロロッピーを
開けると、そこには思いがけない告発文の裏付けが取られており、
事の真相が解明されていました。
事実は全然内容が違っていました。
原作は朝倉秋成の165万部発行のベストセラー。
漫画化もされ、舞台化もそしてラジオドラマにもなったそうです。
とてもタイムリーな内容。
若者なら誰もが経験してることなので共感できますね。
6人の若手スターがみんな持ち味を出していました。
(浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠)
基本的には、密室ミステリーですが、退屈はしませんでした。
個人的には推しの浜辺美波さんの憂顔がナイスでした。
やっぱりか( ̄∇ ̄)
ま〜ちんからインターバル5分で本作!
はぁ〜忙しま〜!
でよ?アタシはもう騙されない。
こ〜ゆう作品は予告詐欺の可能性大なので、ハードルを下げましたよ。
「ある閉ざされた〜」とかも、まんまとヤラレたのでね。
人気の若手俳優さんが多数出演されている作品は、個人的に要注意!
そしてその人気者をだいたい知らないワタクシ(°▽°)
でも本作は3人は確実に知っているからね。
楽しめるかなと少し期待。
だって何なら倉君は大好き&赤楚君は子犬のようで可愛らしくて好きだしね。
美波ちゃんはちょい苦手だけど知ってる。
「やがて海へと届く」とか「思い、思われ、ふり、ふられ」なんかが好きです。
佐野君の出演作は記憶に無いけど、お顔も名前も見た事あるし知っている。
だけどいつまでたっても顔と名前が一致しない
(°▽°)
その程度の認識です。。
他2人も原作も存じ上げず、佐藤監督作品もお初です。
倉君と赤楚君に癒されれば60点なので、そんな気持ちで臨みました。
ほほ〜う。
物語が動き出す前が面白いって何なんだw
最終選考を前に何度も集まって、全員が内定獲得を夢見て準備する様子、ライバルであってももう同期!という気持ちが芽生えていく変化は見ていて清々しく眩しい。
私も自分の大変だった就活を思い出してしんどくなったり、だから彼らを応援したい気持ちになったり。。
だけどよ??
何なんだこの展開はww
急な課題変更を告げられる。
"合格者はこの中の1人だけ"
そしてそれを決めるのは就活生であるこの6人!え。ナニソレ。
おまけに密室に閉じ込められて、部屋を出た者は失格。
カメラで監視までされているなんて思いっきりブラックやないかい!
誰もが憧れる企業「スピラリンクス」??
アタシならこんな会社入りたくないわ!
でも皆んなは入りたいらしい。
反対する者はいなかった。。
この辺から没入出来なくなったのだが、謎の封筒が出て来たくだりから、もっと悍ましい人間関係に変化していくのかと期待したが、それ程でもなくおとなしめ。
秘密を明かされた時の人物の変貌も、前半の和やかムードからのギャップも感じられずで物足りない。
結局1人の合格者が決まり、いきなり8年後です(°▽°)
そして謎の妹登場&今更全員集合。。
(中田青渚ちゃんやないか♡)
もういんじゃね??って(°▽°)
だって"犯人"も早い段階で察しがついた。
だけど動機が見えてこないので一生懸命見ましたよ。
なのに、動機が明かされてからもハテナハテナでよくわかりませんでした。。
先輩が自死したとかBL設定とかならまだ納得できるけど、そうでもなくでハテナハテナ。
衣織(美波ちゃん)が実はヤバい奴だった!って事でもなく、まぁ、それでもありふれた展開で面白くはないけれど、結局皆んな良い子ってオチーーー!!ズコーーー!!
波多野(赤楚君)をお亡くなり設定にしたのも活きていたのか謎。
(ややこしいなすませんm(__)m
重要なポジションなのか?と思わせておいてもう辞めていた人事の男性とかね。
ナンダヨアイツ。。
やっぱりフライヤー(2パターンありましたね♪)と予告の方が面白かった残念作品。
いや、つまらなくはないんですけどね汗
美波ちゃんのファンサムービーかな?
来年1月に公開される
「遺書、公開。」もあかりちゃん出るし楽しみなんだが、若手の人気者多数出演&鈴木おさむ脚本だからなぁ〜大丈夫かなぁ〜と、今からやっぱりちょっぴり心配だな〜なんて考えながらカエリマシタ。
♪バ〜カの1つ覚えでしょ〜♪
おわり
原作を読むと分かりやすいです
会議室という密室で繰り広げられる展開。私が初見にもかかわらず話に付いていけたのは原作を読んでいたからではないかと思う。それほど次から次へと六人に問題が矢のように突き刺さる。
黒の就活用スーツに身を包んだ人達が六人…果たして見分けられるのかと思っていたが、六人それぞれの個性を出されそれは杞憂に終わった。
欲を言えばストーリー後半に登場する波多野の妹、芳恵が事件の真相に迫るキーパーソンなのでもう少し流れを見たかったが、六人の存在の印象がそれだけ弱くなると考えればあの程度の絡みにするべきだろう。
ただ芳恵が指摘した20日、あの時刻に三箇所の撮影はできないこと、波多野の過去として晒された写真の問題が急ピッチで説明されて把握しにくかったのは残念。
ラストへの展開を変えたのは好感を持った。原作では前半を波多野、後半を嶌の語りとし、この二人の人物像を語る「証人」がいない。それで他の四人と比べると「月の裏側」とされた影が弱い。そこを映画では波多野は怒りから証人に会い始めたこと、嶌は内定選出方法が変わり波多野の気持ちを使いお互いに、つまり自分を選出して欲しいと頼んでいたこととし二人を善人から遠ざけた。
そして最後に嶌が四人を再び集めた。原作では四人は嶌と話をした後に去ってしまったと思われる。それが五人の前で真相が分かり、袴田、矢代、森久保、そして九賀さえ悪人ではなかったと、何より波多野の無実が明らかにされる。六人があの日の姿になるシーンは、あの時の波多野の皆への思いは間違っていなかったとなり安堵すら覚えた。
〈ちなみに原作の袴田はもっと迫力があるけれど、もっともっといい人です。原作を読了後、2025/2/28まで読める『六人のショートストーリー 袴田亮』にはちょっと来てしまいました。twitter(現X)から行けます〉
予想と違った浜辺美波
私は率直に面白いと思いました。
若手俳優の演技を堪能できたので、そこは期待通り満足ですね。
6人による不穏な雰囲気の中での犯人探しが始まると
私は浜辺美波演じる嶌衣織が絶対犯人でもっともワルいやつだろうと予想していたのですが
全然違いました(笑)
ただ、後半までその線でミスリードして、いかにも嶌が犯人に違いないと思わせるところは
まんまと伝え手の思惑にのっかってしまいました。
こういうのに簡単にひっかかる私、ある意味映画を楽しむのに向いているんだろうなと
つくづく思いましたね(笑)
やはり浜辺美波の表情や美しい顔立ちをスクリーンで観ることができ、眼福でした。
もうこれだけで満足です。
とはいえ、Youtube動画で作家&歯科医の七尾与史先生が
本作の原作は面白いとおっしゃっていて、
期待して観た結果、私としては面白く、あっという間の113分でした。
6人を告発する文書の開封の儀による人間の醜さの表現が
実に興味深かったですし、ある意味人間の欲といった本質を抉り出すように描いていたのが
よかったです。
また、ミステリーとしても秀逸だったと思います。
嶌衣織が犯人というオチでも面白かったんじゃないかな〜と、いまでも妄想しています。
浜辺美波の悪役、観てみたいです!!
いやー・・・惜しい!
これを見に行った人の99%はハッピーエンドなんか期待していなかったと思う。予告編を見た人はバトルロワイヤルやライアーゲーム的な展開を想像していたのでは?
・・・が!結局全員良い人で、キレイーーにハッピーエンド。
最後にシマさんの闇編が始まって「ワタシは・・・人をコロシタ・・・」とかヤバイENDだったら★4評価だった。(ハタノはシマさんの過去に気付いたためコロされたということにしよう)そして真相は闇のまま、シマさんは大企業で活躍しながら「ニヤァ・・・」と黒い顔をしてEND。そういうのを期待していたんだ・・・
こんなリクハラ会社は嫌だ
劇場で予告編を散々観た上での本編鑑賞となりました。ゴジラが憑依するほどの大役を務めた浜辺美波が、就活する大学生役で登場したので、主役とは言え東宝も軽い役をさせるなあと言うのが観る前の思いでしたが、果たして内容はどうだったのでしょうか。
”スピラリンクス”という新興のイケイケ会社の最終選考に残った6人の就活生のお話。初めは会社側から6人全員を採用する可能性もあると言われ、最終選考までの期間に互いに交流を深めて行くところから物語はスタート。ところが最終選考まであと1週間に迫った日に、突然会社から1人のみの採用に変更になったとの通知が会社から来て、それまで良好だった6人の関係は崩れました。しかも最終選考は、6人でディスカッションし、自分以外の誰かを推薦するという、これまた奇妙奇天烈なお題が出されてディスカッションは始まりましたが、面接会場には各人の過去の悪行が書かれた告発文が置かれていて、6人の関係性は決定的にぶち壊れ、疑心暗鬼に陥って互いを責め合うことになりました。
言ってみれば面接版の”バトルロワイアル”な訳ですが、正直こんな選考方法って、リクルートハラスメントだよなあと感じたところ。最終的に告発文は6人のうちの1人が仕掛けたものであることが判明し、会社側が関与したのは、ディスカッションで自分以外を推薦せよというお題を出したまでだったことが分かりました。ではあるものの、全員採用もあり得ることを伝えていながら、途中で1人のみに絞ると伝えるという重大な方針変更するような会社には、少なくとも私は嫌悪感こそ感じません。ところがこの6人には、私が持った類いの嫌悪感はなく、むしろ絶対に入社したいという思いを持ち続けた模様。こんな人間感情を無視した選考をする会社に入社したいというのが当世の若者気質だと言われればそれまでだけれども、殆どストックホルム症候群に陥りやすい人を採用しているだけなんじゃないかとも思われ、それが現実だとすればちょっとゾッとしました。
また現実問題として、業績が右肩上がりでイケイケのスピラリンクスが、1万人もの新卒応募者の中から1人しか採用しないことも、あまりリアリティがないなと感じたところでした。
以上、物語の大前提の部分に受け入れがたいところが多く、それ故に肝心のミステリーの部分があまり響きませんでした。無理矢理大前提に目を瞑れば、告発文を置いた”犯人”捜しの下りは攻守入れ替わりの場面が結構あって飽きが来ず、それなりに面白かったです。そういう意味では大前提が受け入れられさえすれば、もしくはもう少し受け入れやすい大前提であれば、本作の評価はかなり上がったように思われました。
一方、こんな奇妙奇天烈な選考方法を考案した人事部長の動機とか、浜辺美波扮する嶌衣織が入社して、パワハラまがいの態度で後輩を”指導”する場面が挿入されたところなど、最終的に全く回収されない話がいくつか登場し、この辺は必要だったのかしらと疑問に感じられました。
あと、佐野勇斗扮する九賀蒼太が、今一部で話題となっている慶應SFC出身という設定で、なんかSFCが変なアイコンになってるなあと。私が学生の頃は、(本来当たり前の話なんだけど)大学生なのにちゃんと勉強している学部ってことで、かつ実際優秀な人を輩出していて、かなり清新な感じだったんだけど、いつからこういう役割を背負うことになったのかという思いが沸きあがって来たところでした。
そんな訳で、本作の評価は★3.2とします。
就活って大変
原作は未読です。
小説はかなり面白いと評判が良かったので、楽しみにしてましたが、残念ですがちょっと期待はずれでした。
原作がどのように描かれているのかは、不明ですが、たぶん映画化になって細かい演出が変わったか、文字で読んで頭の中で組み立ていくほうが、向いていたのかもしれないですね。
とても気になったのは、自分の採用に不利な過去の情報を突きつけられたときの、怒鳴ったり、騒ぎ立てる声の大きさとか、机を叩く音とかにすごくイライラしてしまいました。
小説だと音がないので、イライラはないんだろうなと感じました。
6人とも優秀なので、「他で内定とれるでしょ」とか思ってしまって、こんなに必死になる?って感じてしまいました。
各々の過去が暴かれていくと、次から次へと怪しいと思う人が、変わっていったのは、ちょっとドキドキ感があって良かったと思います。
次の封筒の中には何か書かれてるのかと期待してる自分がいました(笑)
それに企業側もここまで喧嘩をし始めたら、普通なら止めに入りそうなものだけど、止めに入らないとなると、企業側が仕組んだのかも?と思ったり。
その辺りは面白く観られました。
ただサスペンスとしては、はらはらした感覚もなく、浅くて物足りないです。
そして犯人の動機も浅すぎて、びっくりしてしまいました。
私はこのような就活はしたことがないので、よくわかりませんが、内定をなかなか貰えないなど、就活に悩んでいる学生にとったら死に物狂いなのでしょう。
そんな学生の大変さが少しわかったような気がします。
余談だけど、赤楚くんってこんな感じの真面目で正当な事を言う優等生の役多いですね😊
ジャスミンティーで一息。
人気エンタメ企業の新卒採用で一次、二次面接を通過し最終選考に残った男女6人の就活生の話。
6人でチームを作り1ヶ月後のグループディスカッションで6人全員で内定を目指し準備を進めるが…、迎えた最終選考当日合格するのは1人だけと通達され、最終選考が行われる会議室に置かれた1通の封筒で6人の関係性が…。
置かれた封筒を開けてみれば6人それぞれの知られたくない過去を書かれた文章、写真で、
崩れる6人の信頼と関係性、この封筒を置いたのは誰だ?と犯人捜しとなるけれど。
衣織から祥吾への“お願い”と頭を下げた意味深な序盤、どんでん返しな最終選考結果に、ん?何かある?と匂わせながらも8年後。
やっぱ裏で何かやってました?な展開になりながらも、見返した過去の映像で怪しげなグループメンバーの動きで真実は証されていくけれど、内定の為に週一で集まり一致団結した6人が置かれた封筒を機に崩れ、軽蔑の目、ディスり合いになってく姿が、犯人捜し、二転三転するストーリーよりも面白かったかな個人的に。
ちょっと期待外れでした。
原作未読ですが、色々省かれてるんだろうな…と。
最初の会社での説明会終わって出る時に、男二人が受付にゲストカード返してたんだけど、受付嬢が居るのに特に挨拶もなく。
面接官じゃないからどうでもいいの?(笑)
普通にありえんだろ…という感情から入ってしまった。
まあ先に行ってた4人はどうだったかわからんけど。
あんなに会議室で暴れてて人事の人何してんの?
なので会社側が仕組んだんかと思ってみてました。
あの面接の人が黒幕か?とか思ったけど、特に何の関わりもなく会社辞めてるし。
波多野が自分だって言ったのはなぜ?
嶌だと思って庇ったのかと思ったけど、そうでもなさそうだった。
そもそもの九賀の動機がねえ…。
それで先輩が自殺でもしていればわかるけど。
あと結局みんな良い人でした…っていうのもなんかな。
映画での改変には良い部分もあるけれど
小説は凄い面白かったが、色々変わってる事に、そこ変える必要あった?と思う。
【異様な空間】
封筒をあけて叫ぶ【隣にいる】であろう人事に【問いかける】も一向に出て来ない。
意味が、分からない。隣から観ているなら、すぐに異常事態なのだから来るものだ。どんなに取り乱しても暴力が振るわれそうでも、絶対に入って来ないのだ。
【波多野君】
小説だと、皆の月の裏側を見た印象が本当に真実なのかと真相を聞きにいって裏側もひっくり返すトリックの話だったと思うんだけど、なぜか皆を陥れてやろうとする腹黒大魔王になってる。
なお、働いてた会社も不明のまま。
【嶌衣織】
封筒の中身が気になる。
ずる賢さが、この映画の嶌衣織には感じる為、恋心を利用する辺り、本当に酷い事をしてそう。
兄がいないのか事故もなく嶌衣織の足も普通に走れる為、身体の不自由だったという真実もなくなる。
(飲み会の後に小走りで違和感があった。)
【兄の存在が消えた】
兄に大ファンの後輩、ただの後輩になる。
【飲み会の真実は久賀に伝えない】
飲み会のデキャンタの真相は語られないまま。あれは皆で森久保を庇った結果。
飲めない嶌さんは酒に見せかけた飲み物だった気がする。
【波多野妹】
あまり仲も良くなってもない、みしろ嫌われてるのに、なんで家に上げた..しかも動画も普通に見せる。社外秘だろうに。
なお、妹はパスワード入力を1度も使わなかった模様。
妹の手柄をまるで自分が解いたように説明する。『この距離、どこでもドアがなければ、まわれない。』
【推理を披露するから集められる】
探偵モノが好きなのか、社会人の人達の時間を使ってまで、たいして仲良くしてたのも数日だけの皆を集めて披露する。
よく皆、来たな〜とは思った。
嶌衣織だけは仕事中のような気がするので
給料が発生してるんかな〜って考えがよぎる。
さぞかし気持ち良いに違いない
後輩に飲み物を出させ
会社内で給料を貰って披露する推理
私物化してると言って良いかも知れない。
【誰に投票するか】
票をずっと同じ人に入れる意味。
本来は妹が指摘する。
【面接官になった嶌さん】
納得いかない、断る事で時間を映画的に伸ばしたくなかったのだろう。インタビューとかいらない。写真撮影とか、何してるんだこの人って思った。なんの成果をして成しえてのインタビューなのかも語られない。【人をみる目、洞察力】に自信がなくなった、あの日をトラウマにしての面接官なのだから自分には出来ないと言う話がない。
そして最後、面接官は嶌衣織だけ。
なんで?初めての面接なのに、何故か彼女だけで面接が始まるのだ。
【感想】
正直、やっぱり小説が1番良いと思いました。
ただ、作品を知らなければ映画として簡単にまとめる形としては良いのではないでしょうか。自分には、ちょっとって感じでした。
ツッコミどころ満載のディスカッションスリラーだけど深く考えると楽しめません
2024.11.22 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(113分、G)
就活の最終面接を舞台に繰り広げられる精神ぶっ壊し系ディスカッションバトル
原作は浅倉秋成の同名小説
物語の舞台は、都内某所にある企業スプラリンクスの面接会場
人事部の鴻上(木村了)は、最終面接に残った6人に対して、「最後の面接はディスカッション方式で行い、内容によっては6人全員の合格もあり得る」と説明した
選考に参加するのは、リーダー的な資質を自認している九賀蒼太(佐野勇斗)、生真面目で嘘がつけない波多野祥吾(赤楚衛二)、公認会計士の資格を持つ森久保公彦(倉悠貴)、体育会系のノリの袴田高(西垣匠)、語学堪能な矢代つばさ(山下美月)、そして洞察力の高さを自認する嶌衣織(浜辺美波)の6人
彼らはディスカッションの内容を高めるために定期的に会うようになり、期間の1ヶ月を有意義に過ごした
そして、いざ本番直前に打ち上げと称して飲み会が始まり、酒の飲めない九賀は戸惑いながらも参加することになった
だが、その会が終わった頃、スプラインクスより1通のメールが届いた
それは「1人だけ採用」という内容の変更で、当日彼らは「投票制」によって「合格にふさわしい一人」を選ぶことになったのである
物語は、最初は辿々しく始まったものが、ある封筒の発見によって事態は急展開を迎える
衣織がその封筒に気付き、九賀がそれを手にすると、中には「全員の名前が書かれた封筒」が入っていた
空けるかどうかの議論になるものの、これは会社からのメッセージだと確信した九賀は自分用の封筒を開ける
だが、そこには別のメンバーの過去の悪事が写真付きで暴露されていたのである
映画は、その暴露を辿っていく中で「ふさわしい人物選定投票」が行われるのだが、後輩部員をいじめて自殺に追い込んだとか、恋人に中絶をさせたとか、キャバ嬢だったみたいなものまであった
犯罪から犯罪のようなもの、犯罪ですらないものまで混じる中で、彼らは犯人探しを始めていく
会社が設置したカメラを再生すると、最初に部屋に入ったのは森久保で、彼が封筒を置いたこともわかる
だが、森久保は前日に自宅に届き、会社から持ってくるように言われたと弁明する
それでも森久保犯人説は有力なまま、今度は「写真が撮られたのは同じ日」と言うことがわかる
そこで6人は自分のスケジュールを確認すると、その日に予定がなかったのは波多野だけだったことが判明する
スケジュールが空いているだけで犯人扱いされるのも理不尽な話で、波多野は抵抗するものの、とある真実が発覚し、それを認めざるを得なくなってしまうのである
と、ツッコミどころ満載になっている作品で、おそらく原作だとフォローしているんだろうなあと言う設定の粗を許容できるかどうかに掛かっている内容だった
誰もが思う「このディスカッションを会社が止めないのはなぜか」と言うものがあって、その様子を眺めているのに全く反応を示さない
それゆえに会社が仕組んだものかと言うふうに6人は思い込むのだが、実際にはある人物が仕掛けたものであり、会社としてはサプライズなものだったと思う
なので、高みの見物で「面白いことしやがる」と眺めている感じになっているので、「ここまでしてこの会社に入りたいのか?」と言う疑念が残ってしまう
渦中ではそう言った冷静な判断が見られないのはわからないでもないが、頭が悪い人たちが6人集まったと言うものではないので、単にパニクって気付きませんでしただったら全員不採用で良いと思う
むしろ、会社はなぜ止めないのかと言うシークエンスを話す15分があって、そこで議論をするとか、時間になるまで外側からドアは開けられないとか、何が起こっても90分が終わるまで会社は関与しないと言う注意書き(説明)があってから始まってもよかったように思えた
また、あの企業に入らないとダメと言う背景がある人物はおらず、むしろその逆の動機がある人物が一人と言う設定なので、それでも喰らいつくだけの理由があっても良かったように思えた
原作未読なので改編度合いは知らないのだが、私はてっきり「衣織は実は社員」と思っていて、さらに犯人ではないかと考えていた
その方が辻褄が合うことが多く、誘導していく流れとか、封筒を見つけるのを洞察力にするとかが自然に思える
また、「嘘」と言う字の中に「七」と言う漢字があって、わざわざ「六」にしているプロモーションなども見てきたので、てっきり「7人目の嘘つきな大学生」が登場するのだと思っていた
自分の妄想では波多野の妹・芳恵(中田青渚)が7人目の嘘つきな大学生で、そして、その「嘘」は「兄が封筒を処分したこと」だと思っていた
そこに描かれている暴露は「面接官の社員と応募学生の密会写真」みたいな見出しで、衣織が社員で面接担当官だったことが暴露される、と言うもの
その真実を知った波多野は絶望して自殺し、そして彼の死後に妹がそれを見つけて接触する
その中で、7人目の嘘つきな大学生が生き残った彼らに真実を暴露するのだと考えていた
随分と遠回りな妄想を鑑賞しながらしてしまったのだが、それくらい腑に落ちないところが多くて、どうやってまとめるのかなとか余計なことを考えてしまった
のめり込める人はのめり込めると思うのだが、就職活動をしたことがある人ならあり得ないと感じると思うので、就活がどんなものか知らない世代向けなのかなと思った
しれっと二人ほど起業しているところを見ると、才能あるなら社畜になるなと言うメッセージが込められているのかもしれません
いずれにせよ、勢いで見せる系の映画なのだが、あまり深く考えて見てはいけない映画なのだと思う
設定が面白く感じられて、浜辺美波の美しさをスクリーンで堪能できればOKと言う層向けの映画なので、ダメな人にはダメな映画なのかもしれません
大学ヒエラルキーが忠実なのかはわかりませんが、そのあたりは東京の大学に行った人もしくは現役生なら、こんな奴いそうとかで盛り上がれるのかもしれません
全72件中、61~72件目を表示