六人の嘘つきな大学生のレビュー・感想・評価
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中身には薄味なのに、演技はくどい
就活生の最終面接って状況ならもしかして
良い作品でしたが、原作を読んでから再考します。
映画化が決まった時に原作本を買って読もうと思っていたのですが、馴染みの本屋さんが閉店してしまったので映画先行で鑑賞しました。
原作を読んでいる他の皆さんのレビューを拝見しましたが、原作と映画でかなり内容が違うみたいですね。映画として観れば、7年前に膵臓を食べられていた頃から素晴らしい演技をしていた浜辺美波が主演ですから間違いはありません。今年一番のサスペンス作品と言っても良いかも知れません。
自分もそうですが原作を大切に考える人には、実写でもアニメでも大きく内容を改変されるのはあまり良い事とは思えないですからね。年末に向けて【推しの子】とか、はたらく細胞とか原作に重きを置く作品が多く封切られるので、原作との観比べがはかどりそうです。
真剣な学生に与えてしまった企業の責任は…
前半は8年前の就活最終選考の模様が。中盤は現在に戻り、新たな人物の登場。終盤には解明編となります。
最終選考でグループ討論会をする。全員内定もある。しかし直前に一人だけの内定を参加者で決めることに変更。
こんな企業は私はお断りだ。後に理由も分かり、変わった選考で成果もあがったらしいが。
こういう場合、良い点を見つけ より良い人材が見つかれば良いが、ひとりでも足の引っ張る人が出てくれば引っ張り合いになる。そしてやっぱりそうなる。
他人に対して、恨んだり羨んだり妬ましい思いを持ち続けても決して本人の為にはならない。ひとときの感情は収まるかもしれないけど、根本の解決には決してならない。最悪 負の連鎖となる。
だから学生がした事と、企業がそれをさせてしまった事に対して後味の悪いものを感じてしまった。
最後まで明かされなかった嶌(浜辺美波)の封筒の中身。掘り起こされてしまった8年前の出来事の記憶。しかし、これで時は止まってしまった。もうこの呪縛から逃れる術がないかもしれない。彼女が能天気な性格なら良いが。
みんな悪い人ではないのですよね
そう言う内容の映画だと分かっていて見て、確かにそんな感じの映画だったのですが、人を疑い合うと言うのはやはり気持ちの良いものではなく、重たい気分になりました。爽快感は全く無いですよね。
話は大体理解出来ましたが、あんな簡単に詐欺師やら犯罪者やら人殺しなどと言われるような過去の出来事を大学生が調べられるのかとか、見ず知らずの初めて会う人に知り合いの事をあんなに話すだろうかとか疑問に思う事もいくつか有りました。スピラリンクスの今の部長が訳ありげに何度か出てきて会社も絡んでるのかと思い見ていましたが、特に何も無かったのでちょっと拍子抜けでした。
自分が合格したいと言う思いではなく、人を見る目が無い会社人事部への反発と言う動機も今ひとつピンとこなかったです。
それでも若い演者さんたちはそれぞれ熱演で良かったと思います。浜辺美波ちゃんなど大学生から8年後のキャリアを積んだ社会人の姿まで上手かったですね。
明るい話ではないので気持ちが晴れる作品ではないですが、ストーリーなど良く出来ていると思います。月からの例えで人の表面だけで判断するのは良くないと言うのは改めてそうだなと思ったのでした。
いい映画を見ました
ギスギスした感じは好き
大学生らしいエピソードで始まり、1ヶ月で仲良くなるのは良いとしても、その距離感は早すぎやしないか?という違和感があったものの、かえってそれが最終選考の要項が分かってからのギスギスした空気や、封筒が開けられた後の変貌ぶりの振り幅を大きくして面白かった。
みんな開き直って悪態つく時の表情が別人すぎてゾクゾク。
結局のところ黒幕は誰なんだ?といろいろ考察しつつ、痛快な結末を期待していたけれど、想像していたのとは違う方向に行って、うーん。
起承転までは好きだったけど、そっち行っちゃったか。
決して悪い幕切れではないのだけど。
妹が登場して、この女優さん絶対知ってると思いつつも思い出せなかった。『市子』のケーキ屋さんだったか。
森久保役の倉悠貴さんの風貌が『スパゲティコードラブ』の時と全然違って結びつかない。そういや彼も『市子』に出てたな。
オチにズッコケる
大学生にとって勝負の場である就職活動。仲間から一変して敵同士になった6人による、腹の探り合いと粗探し…
なのですが、暴露されるネタや展開がとても小ぢんまりしている。そもそも大企業に就職したから人生勝ち組確定というわけでもないので、就活から随分年月が経った大人から見ると、シチュエーション自体がさほど重要局面に感じなかったりもする…。
中盤で就活時代は終わり数年後に移行するので、ドンデン返しやネタバラシにワクワクしていたら、ズッコケるほどにショボい。というか、伏線のように描かれていたいくつかはただのミスリードで、びっくりするくらい小さい動機と何の展開もないキャラ設計で終わってしまい、肩透かしでした。
序盤は面白かったのにな…対象年齢は20歳以下ですかね…
切り抜き
1万人もの応募があった企業の採用試験の最終選考に残った6人の大学生の話。
最終選考は1ヶ月後にGDで行い、全員受かる可能性もあると告げられて、皆で定期的に集まり対策を練ろうとなって始まって行くけれど、最終選考10日前に6人にメールが届き、採用は1人、ふさわしい人をGDで決めるという当日の議題が示されて巻き起こっていくストーリー。
15分毎の投票形式が採用されて、どんなディスカッションになるのかと思ったら、封筒から流れが一転、白々しいリアクション合戦になっていく。
個人的には…
いやいや誰を採用するかを決めるのはあくまでも企業ですよね?
そして8年後、妹は何がしたいの?
交流も無かったのに今更?
一企業に何言ってんだこいつ?
そもそも内定者の決定は企業ですよね?に戻る。
怪しい人が次々と変わっていく話しの流れは悪くないけれど、ご都合主義とツッコミどころ満載だし、設定と展開がひど過ぎてまるでのれなかった。
浜辺さんと赤楚さんのファンには薦められる
時間が出来たので、3回目行ってきました。
いや~改めて思ったが、浜辺美波さんは美しい。それだけを見てきました。(笑)
個人的には大学生役の時より、社会人7年目(?)の役の方がお気に入り。
アップが多いので、見いってしまうけど、完璧に美しい。
でも美しさだけでは大ヒットもしないし、女優評価が上がるわけでもないし。
大女優になるには実力はモチロン、作品に恵まれると言った運も必要ですね。
✳きっと『こんなコメント書いてて、恥ずかしくないのか、コイツ?』って思ってる方居るだろうなぁ?とか、思いながら書いてます。(笑)
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2回目、見てきました。
一昨日は浜辺さんだけ見てた気がする。
今回はちゃんと見た、気がする。
前回は、声が大きすぎる。舞台ではないので、演技の方向性が有ってないと、学芸会のようになってしまうと凄く感じた。
(監督の嗜好なのでしょうが)
今回はきちんと見た。原作とは結構違っていたが、映画という尺を考えると、綺麗に纏まったと思います。
ただ衣織に関する封筒の中身、映画版だったら何が書かれていたのかが気になります。
ぜったい原作とは違うと思うのですが・・・?
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大きなスクリーンでお二人を2時間
堪能出来ます。
まぁ、それだけかなぁ?
でも、浜辺美波さんファンの私としては
☆5です。\(^_^)/
小説とは異なる構成になってたらしいですが…。
面白くて感動的でしたが、モヤモヤ…
さすが優れた原作だけあって、かなり見入りました。
映画としても、映像の構成など相当な工夫が感じられたし、質も良かったので、満足できたかと思うところなんですが、色々とモヤモヤするところが・・・
そもそも就活を描いた作品に興味なんてないというのが正直なところだし、多分そこにはリアルなんてものはないと思っているわけで、まぁおもしろければいいかなと思いながらの観賞だし、この作品も面白かったから良かったのですが、完全に脚色された劇作品だなという認識にしかなれず、イマイチ作品に浸りきることができなかったのですが、それでも感動はあったので、逆にある意味凄いのかなーと。
とはいえ、この会社がヤバイと思ってしまうし、どうやって画像を撮ったのか─まぁ多分ホントは違う日だったんだろうけど、人事の人はどうなったのかとか小生意気の新人社員やちらちら覗く上司などの含みとか一体何だったのかとか─勝手に想像していればいいことなんだろうけど、謎解きのような作品の割にはこまかいところのツメが甘いような気がしました。別に完璧な筋を求め訳じゃないんですが、神々しいIT企業だけが何事もなかったようなオチにちょっと、モヤっとしただけです。
演者も、良かったけど、うまい感じですねぇというふうにしか・・・
いろいろ言っちゃいましたが、素直に楽しめた作品ではありました。
序盤の就活の雰囲気はすごく良かったけど
容疑者が二転三転するのは面白い
犯人の動機が推理でどうにかできる話ではなかった
脚本が浅はか
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