スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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ダイヤモンドはベストフレンド♪
皆さんのレビューになかなか辛口のものが多かったので、鑑賞に多少の不安も有りましたが、「鎌倉殿の13人」も「古畑任三郎」も好きな作品だし、長澤まさみさんも大好きな女優さんなので、楽しみに鑑賞をして来ました。
自分はなかなかに楽しめましたヨ。上映終了後には若いお姉ちゃんのグループが「めちゃ面白かった!」とか何とか盛り上がっていましたヨ。
1960年代位のハリウッドのコメディ映画辺りのテイストですかネ。40~50才代以後のオジサン向けかナ?
カスタマイズして舞台で上演すると、結構ロングランヒットするんじゃないかと…ただ、これだけのオールキャストを拘束するのは難しいかww
マリリン・モンローの葬儀には、最初の夫と二番目の夫のジョー・ディマジオと三番目の夫のアーサー・ミラーが揃って棺を担いだという逸話も有る様だから、魅力的な女性一人に沢山の男達が虜になって翻弄されるというのは、古今東西典型的な男女関係のパターンなんでしょうかネ?
騙されていた(…かも知れない)男達も、彼女を恨む者は誰も居なくて、皆自分が一番愛されていたと思いたくて、皆結構幸せそうに見えましたヨ…いけないいけない、そうすると『頂き女子』を肯定する事になってしまうかww
スオミが既に亡くなってしまっていて、スオミの本心が永遠に謎のまま終わる…とかいうのも面白かったかもネww
ラストの皆でのレビューシーン等も、マリリン・モンローの“ダイヤモンドはベストフレンド♪”等を彷彿とさせてくれて、此処ら辺もオジサン好みでしたww
何処のシーンだったか、壺にハマって一人で笑いが止まらないシーンが有りました。何処だったか忘れたけど…ww
とても楽しい一時を過ごさせて頂きました。
誰かのファンなら
そんなに不味くなかったですよ
コメディはともかく、サスペンスとして酷評するまでの映画ではないかな
【あらすじ】
スオミという女性が誘拐されました。
夫と元夫たちが協力して要求された金額を集め、救出に向かったはずでしたが、空から放り投げたアタッシュケースの中は空でした。
妻の命より金の惜しくなった夫が金庫に隠してしまったのです。
しかし、結局のところ、スオミ自身による狂言誘拐でしたので、実害はなし。
スオミは夫と離婚し、別の新しい男をひっかけて去っていくのでした。
【感想】
コメディ映画としては、どのあたりが良かったのかよくわかりませんでした。映画館でも部分部分でちょっと笑うという人たちがチラホラいた程度で、多くの人は静かなものでしたね。
サスペンス映画としては、狂言だろうと最初から思わせて、誰が彼女の協力者か当てさせるというのが推理的な肝だったのかと思います。
人が結構出入りするので、紛らわしくはありますが、協力者が協力者であるのに無理なところはなく、面白いところは全然ありませんが、納得はできました。
但し、ヘボ探偵な自分は、「ね」ナンバーの元夫2でなければセスナ機を用意できないので、身代金がアタッシュケースから無くなっていた時点では、富豪の資産をスオミと元夫2の2人で奪うつもりの芝居なのかなと、チラッと考えたりしてしまいました。
映画の全体的な印象として、男たちにとってスオミは自分たちそれぞれにピッタリの都合のいい女なもので、離婚してからも未練たらたらで、全員カッコ悪くて仕方なかったです。
最初の夫だけはスオミの本性を知ってはいるものの、結局献身的に尽くすのみで、体育教師であったという肩書きが必要なのか不思議なくらいナヨナヨしく、流石の遠藤憲一、十分気持ち悪かったです。
あと、ラストで、スオミが住みやすいヘルシンキで老後を暮らしたかったとか犯行動機を歌っていましたが、forbes.comの2024年度住みやすい都市ランキングの20位以内、EIUの同様の調査の10位以内のどちらにも入っていなかったことが、凄く気になっています。
どちらの調査でも、いつも1位はウィーンなのですから、シナリオ的にウィーンと歌わせておけばいいものを、微妙なランクの都市を連呼させたので、かえって中途半端に印象が残ってしまうという…(気になって、ランキングを調べてしまったくらいに)
子供時代に住んでいたとか、あまり本筋に関係ない微妙なところを紐付けてくるのはないだろうと思いますので、もしかすると、かの国に住みたいという話もスオミの適当な嘘なのかもしれないとまで勘ぐっています。
というのも、さも自立したいみたいに歌ってはいたものの、既に新しい男(瀬戸康史)に入れ込みさせている点で、色々嘘なんだろうと軽く想像がつくからです。
因みに、先述のEIUの調査では住みたい都市の9位が大阪です。ヘルシンキより上位なので、スオミさんにオススメしたいです。
評価以上に面白かったです♪
ストーリーが薄いからもっと勢いよくやらないと
ストレッチ的にゆるむ
たとえ行方や黒幕を早々に察してしまったとしてもいい。
それ以降は過去から現在の夫たちが語るスオミの人物像を想像しつつ、彼らのわちゃわちゃを見守るのだ。
しかし、知れば知るほどどれもがどれも彼女ではないようなスオミ。
あなたでもきっと実のスオミ像はなかなか完成しない。
そして、しないまま突入するのは、ヘルシンキがそんなに好きだったのかスオミは。。。の晴れやかかつ艶やかな舞台♪
いやそんなに好きかそれさえも嘘かほんとかわからない。
スオミだからね。
そんなスオミの周りの彼らのなんとも幸せそうなことよ。
振り回されても大好きなスオミなんだってことは事実だと見届けた、そんな114分。
それぞれの絡みを味わう会話に耳をこらしこまかな演出に目をみはりながらも、不思議なくらいずっーと全身脱力したままで臨める。
なんていうか、変すぎる夢をみてグフっと笑ってしまっていることに気づく時のような自分が終始いて、映画館の中の小舞台に向かって他のことをいっさい忘れて今はそれだけを観てたらいいんだよーと三谷さんたちに与えられたような独特な時間だったかも。
ということで、ストレッチ的にゆるんだ私はヘルシンキ♪をうたう長澤さんとダンサーズを回想しながら昨夜よい眠りにつきました。
三谷幸喜って感じの作品
自分は世代的にも三谷さんの作品は子供の頃に王様のレストランや古畑など見たり、土曜洋画劇場で過去の三谷作品をチラッと見たことある程度なのでそれほど詳しいわけでありません。今回見たきっかけはここ数年なんとなくずっと気になっていて演技が好きだった戸塚純貴さんが大御所に交じってわりかしメインの役だったのでついに彼もここまできたかと思い見に行きました。あくまで自分が感じた感想で書きますが内容的にはコメディで世界観もいかにも三谷さんの作品って感じです。電磁波アレルギーとかちょいちょいよくわからない独特のワードが出てきたり、三谷作品おなじみの役者さんが出てきたり。なんというか考察とかもほとんどせずに何も考えず見れるコントのような舞台のような感じがありましたね。この作品は内容はどうでもいい気がしてて、どちらかと言うと役者さんたちのせめぎ合い、かけ合い、リレーを繋いでいく感じの演技力を楽しむ感じかなと思います。演技力はどの方々も間違いない方々なので本当そこは安心して楽しめます。自分的には本当あらすじというかそのあたりの内容はどうでもいい感じがしました。オチというか結局なんだったのかってのは結構序盤でわかっちゃいますしね。でもラストのエンドロールまでの持っていくあの演出はとても良かったと思います。ヘルシンキって何?って感じでしたが(笑)ただ、最後スオミが去っていく前に西島さんを呼び出して離婚届けを出してと頼むくだりは必要だったのか、あの前にスオミが車で去っていこうとするところからラストのミュージカルに繋いだ方がよかったような?ま、尺の都合なのかな。あとこの作品のいいところは暴力的な表現やいやらしいシーンもなく老若男女誰でも見れる感じだなと思います。最近の作品てどうしてもインパクトを強くするために暴力や性的なものでの過激な描写があるものが多かったり、考察や大どんでん返しがあったり自分もそういうのばっか普段は見てるのでたまにはこういう何も考えず見れて、内容もわかりやすいこういう作品て必要だよなと思います。演技に関してはベテラン俳優の方々はさすがでしたし戸塚純貴さんや瀬戸康史さんも大御所相手にとても頑張っていたなと思います、長澤まさみさんもスオミの役はハマり役でお茶目でセクシーさもあるあの感じって長澤さんだからできる役だと思います。すごく良かったです。そんなわけで自分は作品全体通してとても楽しめました。
一人の女性に翻弄される男性たちのコメディ
予告を見て面白そうだと思い観に行きました。
期待以上に面白かったです!
スオミという女性が掌で男性たちを転がす姿が良いです。
こういう女性キャラが好きなので、とてもありがたいです。
器用に男性に愛されるように生きているけれど、信用しているのは隣にいる女性の友達っていうギャップに魅力を感じました。
最後のシーンの歌とダンスも、スオミさんらしくて好きです。
スオミとヘルシンキってどう振舞うの?
久しぶりに映画館というところで映画をみました。楽しかったです。
数日後ぐらいから、スオミとヘルシンキってどう振舞ってるの?ということがけっこう気になりました。笑えて、ひるがえって、考えさせられる感じもしています。
楽しむ映画として一般的に成立しているかどうかは判りませんが、
映画館で観ていた時間が自分にとってはとても楽しかったことと、
あとで、五タイプの振舞いかあ、お二人目のときの銃先の先はだれに向けられてたんだろ、などと考えたりして、少し間をおいてもう一度どこかの映画館でみようかな、と思ってます。
ちょっと寝てもうた
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金持ちおっさんの嫁、スオミが誘拐された。
スオミの前夫で刑事の西島が呼ばれ、非公式に捜査開始する。
スオミはその前にも3人と結婚しており、その3人も来る。
やがて犯人が金を要求して来て、その5人中心に対応して行く。
やがてスオミのキャラが各夫の前で全然違ってたことが判明。
結婚のたびに、夫が好むタイプを演じてたのだった。
で誘拐事件は、スオミが親友と組んでの自作自演だった。
現夫があまりにも自己中でスオミに興味を持たないため、
演じる必要がなくなり、自分を見つめ直せたとのこと。
そして改めて人生やり直す決意をし、3億円を夫から奪って、
親友と共にフィンランドに移住しようと思ったらしい。
で最後急にミュージカルになって終了。
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三谷幸喜は好きなのやが、この作品に関しては今ひとつかな。
何かテンポが悪く感じ、劇場なのに少し寝てしまった。
何故そう感じたのか?おそらく理由の一つは、
スオミの自演だと早々に感付いてしまったからだろう。
そうなると早く答えを知りたくなり、過程を楽しめなくなる。
スオミは長澤まさみらしい奔放な魅力を持った女性で、
誘拐されて恐怖したり苦しむシーンなんて想像できない。
コメディやし、もう自演以外に考えられんくなった。
あと最後、スオミなら仕方ない、みたいな許容の空気で、
男性陣が誰も怒らないのはちょっと違和感あったな。
コメディやからと言えばそれまでなのやが。
3億なんて大それた要求に右往左往させられて、
しかも結婚中のスオミは嘘三昧やったことまで判明して、
怒ったりドン引きする人が一人もいないのは、やっぱり変。
あと宮澤エマはもうちょっと痩せた方がええな。
同い年の役の長澤まさみが異常にスタイルいいのに対し、
小太りの中年オバさんに見えて仕方がなかった。
アナタも本来は美人枠なんやからさ・・・
楽しみ方が分からない
そうだ、ムーミンの話をしよう
素直におもしろかった。
公開前から注目していたけど、初週に行きそびれたら低評価の嵐。でも三谷幸喜作品だから好き嫌いが激しいのかな?
この映画はシチュエーション・コメディ(シットコム)だよね。宣伝のミステリーコメディのミステリー要素はほとんど無いんじゃない?でもどこが低評価ポイントかは人それぞれかもしれないけど、低評価は残念な結果だね。
終盤まで主演長澤まさみの出番がすごく少ない。しかし少ない時間ながら、その印象度は抜群に高い。単なるコスプレ七変化でなく、結婚相手によって大きく変わる設定。ツンデレ、中国人、子連れ。ここまで全く違うタイプの男性と結婚する女性ってなんなんだ。
クレジット前には舞台劇風エンディング曲。しかしこんなにヘルシンキ推しするのなら、フィンランド生まれというウッ〜スイ理由だけでなくもっとエピソード入れて欲しかった。
長澤まさみ
長澤まさみさんを贅沢に使った茶番劇。
小ネタもあり、笑う所もあるが
映画の中で舞台劇をした感じ。
もしかたら、舞台でやったら
もっと面白く感じたのかもしれない。
役者の方々は芝居を楽しんでるのを
見受けられたが、好みが別れそう。
不思議なミステリーコメディでした。
長澤まさみさんの中国語を楊端和
で観たくなりました。
エンディングが特に好き
楽しく見れました!!
長澤まさみの魅力がたっぷり詰まっていて、改めて素敵な女優さんだなぁと思いました!
「意味がわからない」「つまらない」などのコメントを見かけましたが、もう『そのまま』のお話でした。深く考えず気楽に見れました!
役者陣も豪華で目でも楽しめました。
脇の瀬戸さんや戸塚さん、宮澤エマさんもとても良い味を出していて良かったです!
あえて言わせて貰えば、学校の担任の設定はちょっと生々しいかも(笑)
エンディングの長澤まさみの歌と夫達のダンスのシーンは映画館で見る価値があると思います!
まるで演劇を見てるかのような流れ!94点
ここまでレビューが低い理由が分かりませんが私はコメディ映画として楽しめました!!
特に最後の長澤まさみさんと元夫5人の記者会見のシーンがめちゃくちゃ面白く、長澤まさみさんのこれがほんとの俳優さんすげぇやと驚きました…いや俳優さんの演技の切り替えが早くビビっときちゃいましたね。
追加で書きます。
ちょっと期待しすぎたかも。。
多面的≒都合のいいやつ
三谷幸喜って、当たり→ハズレ→当たり...と打率0.5の変わった監督だから、前作「記憶にございません!」がなかなかに傑作だったため、正直本作は期待していなかった。予告の棚上げ感も凄かったし。そしたら案の定、いや、想定を遥かに上回る酷評の嵐。もう、時代遅れなのか?と少し悲しくなったけど、三谷幸喜は日本の映画監督の中でも結構上位に入るくらい好きな監督だから、ここは見ておかないとと鑑賞。期待と不安、2:8って感じ。
結論から述べると、面白くないわけじゃないけど、面白いわけでもない、みたいな中途半端な映画だった。まあでも、三谷幸喜ってずっとこんな感じ。一応、彼なりに自分のファンが期待しているだろう作品を作ったんだろう。現に、自分は2時間飽きることなく楽しめたし、かなりの粗はあれど、これはこれでアリなんじゃないか?と思うくらいの作品ではあった。
まぁね、酷評される理由も分かりますよ。「ザ・マジックアワー」や「ステキな金縛り」を撮った人とは思えない、作り込みの粗さ。でもこれ、たま〜にやっちゃうんだよねこの人。好き勝手やっちゃうがばっかりに、支離滅裂なストーリー、ダダ滑りなギャグ、終着点を見失ったラストと、あれ?どうした?と思っちゃうところが多い。
でも、「THE 有頂天ホテル」よりは断然マシ。あれは酷かった。あの作品と比べると、笑えるところはしっかりあって楽しかったし、ストーリーもくちゃくちゃだけど目的は変わらず、完全に舞台な映画だし人を選ぶとは思うけど、個人的にはそこまで怒りは湧かなかった。
ただ、極上ミステリーという宣伝はあまりに酷い。三谷幸喜が狙っているのか知らないけど、ミステリーとして見ればゴミクソ。救いようのない最低な作品だと思う。三谷幸喜最高傑作の謳い文句も有り得ない。予告がこの映画の質を下げている気がする。だから火のないところから煙が立つ。しかも、この人の映画の予告っていっつもこんな感じ。もうそろそろスタイル変えたら?安定した数字は取れるかもだけど、ずっとこんなのだとどんどん客足遠のいていっちゃうよ?本人ももっとバシッと言ってやっていいと思うんだけど。
あと、登場人物の扱いがあまりに不平等でまとまりが無かった。そもそも、タイトルロールであるスオミが好きになれないし、瀬戸康史と戸塚純貴に至ってはただ居るだけでほとんど活躍なし。要らないまである。それよりもっと可哀想なのは、小林隆演じた3番目の夫の係長。雑すぎる。設定が甘すぎる。七変化と言いながら、早くもネタ切れしてるじゃないか。せめて覚える努力だけはしてくれ。ただ、西島秀俊と坂東彌十郎はめちゃくちゃ良かった。キャラもブレずに面白かった。
本作ベストシーンは間違いなくラストのヘルシンキダンス。インパクトが凄くて、一度聞いたら頭から離れない。こんなにヘルシンキを推すなら、ヘルシンキエピソード作っても良かったのに。おじさんたちの過去じゃなくて、スオミについて知りたかったのに。ん〜、そこじゃないんだよねぇ。
でも、ヘルシンキダンスで動きがぎこちない坂東彌十郎がいちばん笑えた笑笑笑 キャラなのか本当なのか、どっちか分からないけどらしさ全開で面白かった笑笑 なんか可愛く見えてきたんだけど。
残念な映画ではあったけど、みんながこぞって酷評するほど醜いものでもない。これ、映画あるある。「変な家」とかもそうだけど、やっぱりみんな叩きたがるんだよ。叩きたいんだよ。いやいや、世の中にはもっともーっと酷くて最低な映画は山ほどありますから。あなたたちはまだ底辺を知らない。クソ映画のことなら何なりと。
残念ながら役者のファン以外にはおススメできない
役者さんを無駄遣いしてないか。
三谷幸喜さんなら何をしても良いわけでもないし
周りに止める人はいなかったのか。
観ててきつかったしこれはヤバいと思った。悪い意味で。
内輪の人間で楽しく撮ったんじゃないでしょうか。
予告の想像の域を超えない。
演技は上手いんでしょうね。
長澤まさみが最後に色々演じて終わるんだろうなと思うでしょ?
その通りです。
劇団の舞台でありそうな感じです。
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