スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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舞台劇の様な大袈裟なセリフと演技でイマヒトツだった感じ。
あまり期待したいなかった作品だったけど案の定のストーリーだった(笑)
長澤まさみサン演じるスオミが行方不明となりスオミの旦那や過去に結婚した男性達がスオミを探そうとするストーリー。
笑わすシーンも笑えず。
近くにいた年配の女性グループは大爆笑していたけど何が面白いの?(笑)
ラストの長澤まさみサンの歌は良かったです( ´∀`)
舞台喜劇
長澤さんの悪女?ショー
このサイトでは評判がよくないが、それほど悪くない。元旦那たち&現旦那によるドタバタ劇で長澤さんの悪女ぷりがいい。ギャグは滑り気味だけど、なんとなく楽しく、リラックスしながら見れた。三谷さんらしい会話劇でいいのではと思う。あとでネットで舞台の映画化を意図していたということで、改めた納得した。結構、秀作だと思う。
宮澤エマが出れば出るほど話しが胡散臭くなる面白さ
2024年映画館鑑賞87作品目
9月16日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円
監督と脚本は『ラヂオの時間』『みんなのいえ』『笑の大学』『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』
『ステキな金縛り』『清須会議』『大空港2013』『ギャラクシー街道』『記憶にございません!』の三谷幸喜
今更ながら舞台出身らしい三谷作品の佳作
セスナ機に乗る前の屋敷でのやり取りとかミュージカル仕立てのラストシーンとか
娯楽映画として十分に及第点
歴代5人の夫にはいろいろと問題点が
1番目は元教師でスオミが中学の頃から交際している(スオミに罵倒されるのが好きなドM)
2番目は詐欺師で前科あり(YouTuberで成功しているようだが見栄っ張りでスオミに貢ぎすぎてカネがない)
3番目は警察組織の立場を利用しスオミの数々の後ろめたいことをもみ消してきた(スオミを上海出身の中国人だと思い込んでいた)
4番目はスオミの意見を尊重しない
5番目は妻よりカネに執着しその割に詩人という立場から金持ちだということが世間にバレたくないしょーもない守銭奴
5人の夫の前で白状するキャラ分け(特に中国人キャラ)はうざすぎる
今更ながら長澤まさみは背が高い
足が嘘みたいにとても長い
ニーナ・ウィリアムスの実写とか似合いそう
さぞや椅子に座って足を組んだら様になるだろう
それでいて杏と違い不思議と威圧感が全くない
モデル出身と東宝シンデレラ出身の違いかもしれない
日本人女性の平均としては高めというだけでシガニー・ウェイバーのように驚くほど身長が高いわけではないが
エンドロールが極端に短いのも特徴の一つ
これが主流になってくれるといいが
特に洋画
どうせあっちは下火なんだからこっち側が勝手にカットしてもいいと思う
日本人の多くからすればあれは無駄以外のなにものでもない
興味があればパンフレットを買えばいいしその方がわかりやすいしむしろその方が映画業界全体のためになる
エンドロールの最後が三谷幸喜じゃない
脚本と監督としてわりと早めに名前が登場する
映画作りにおいて監督や脚本家はそれほど偉い立場ではないってことだね
いくら怒鳴ってみたところでわりと立場は弱い
多くの人が勘違いしてるけど
結局お金を沢山出す人が偉いのだ
配役
失踪した人妻のスオミに長澤まさみ
スオミの母の時枝に長澤まさみ
スオミの1番目の夫で寒川家の庭師の魚山大吉に遠藤憲一
スオミの2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門に松坂桃李
スオミの3番目の夫で草野の上司の宇賀神守に小林隆
スオミの4番目の夫で刑事の草野圭吾に西島秀俊
スオミの5番目の夫で詩人の寒川しずおに坂東彌十郎
スオミの中学時代のソウルメイトでスオミのいるところどこにでも現れる薊に宮澤エマ
草野の部下で刑事の小磯杜夫に瀬戸康史
寒川の世話をしている出版社社員の乙骨直虎に戸塚純貴
寒川を取材する記者に阿南健治
記者と共にやって来たカメラマンに操上和美
イタリアンレストランのウェイターに梶原善
捜査三課仮装大会でコスプレする刑事にゆうたろう
寒川の息子の寒川太郎に山本海成
長澤まさみ=スオミって誰?
スオミって漢字でどう書くのかな?
本当にスオミって名前の人がいたら、これは私がモデル?という風に思うだろうか?珍しい名前だよね。三谷さんは脚本で当たり前の名前の人の話なら当たり前の人生だっただろうけど、スオミなんて珍しい名前なので珍しい人生を送ってきて夫が5人不思議だわ。
中国語しか話せないスオミが設定が変。会話出来ないで結婚した?3番目の夫がスオミに婚姻の手続き任せて、結婚していた時は中国籍に俺はなっていては無理設定?警察官(刑事さん?)は公務員だから中国籍になって公務員出来るんですか?て言う頭で話は考えるのはやめた。
長澤まさみの七変化を楽しむ映画。最後は踊っているし、三谷さんの見たい長澤まさみを堪能した映画かな。
演劇部出身として
久しぶりに映画鑑賞したら…大ハズレだった!? はっきり言って、全然面白くない!!!
まあ面白い
期待度△鑑賞後の満足度✕ つまらない。これが“本当に”最高傑作なら後は推して知るべし。やはり私には三谷幸喜は合わないわ。
①映画館では笑ってる人もいたが、私は殆ど笑えなかった。三者面談での遠藤憲一の髪形のみ笑えた。
②長澤まさみもアップになれば目尻の小皺なんかが目立つようになってきたんだなぁ。
③スオミが女結婚詐欺師なら何とか分かるように努力したいが、そうでなかったらまるっきり人間像として説得力がない。いくらフィクションとはいえこんな人いないでしょう。
男達にしてもみんな殆ど中身がない。
三谷幸喜がミステリー好きなのは知っているが、まるで出来の悪いミステリーみたいに登場人物が謎を構築するための記号にしか過ぎず血が通ってない(こういうのをカードボード・キャラクターというのかな)。
③途中で話のカラクリが透けて見えるので、ミステリーとしても中途半端。
で、途中からは、昨日見ていたYouTube で西島秀俊は鼻を整形していると言ってたので、西島秀俊の鼻ばかり見てました。確かにあの鼻フックは整形っぽい。今まで何となくしか見てなかったけど。
④変なこだわりだけど最初から観ていないと一本の映画として観たとカウントしない主義なので、『ラジオの時間』とか頭のところは観ていないので、そういう意味では三谷幸喜映画は一本も観ていない。でも観た部分もそんなに面白いとは思わなかった。
TVドラマも少しは観たことがあるけれども、やはりあまり感心しなかった。
ということで世評ほど三谷幸喜作品を評価していなかったし、意識的に避けていたけれども、今回はもしかしたらちょっとは面白いかも淡い期待を抱いたけれどもやはり駄目でした。
ラストのミュージカルシーンも旧きよきハリウッドミュージカル映画のオマージュだろうけど付け足し感拭えず。
演出も特に巧いとも思えず。やはり過大評価されてるんじゃないかしら。
昭和のお芝居
俳優陣は豪華で見ごたえがあります。しかし褒められるのはこれだけ。舞台となるのは、ほとんどが家の中で登場人物も少ない。話の掛け合いが中心でテンポが良さそうに見えるが、軽いギャグ(ほとんど笑えない)を交えた口論だけで誘拐劇なのに緊迫感や話の起伏が一切ない。まるで昭和のお芝居を観ているようで、役者が登場人物に見えず(普通に俳優にしか見えない)、やはり小劇場辺りの演劇にしか感じませんでした。長澤まさみは光っていた。でも男性陣は小林隆、遠藤憲一以外は誰でも良かったのでは?オチはひどかったし、最後のミュージカルは必要性がないでしょう?更に映画で無くなり、完全にぶち壊しにしてしまった。ちなみに劇場内の観客で、ウケていたり見終わった後で「良かった」って声が聞こえていたのは一部の年配の方だけでした。
ヘルシンキの話をしよう
割合好きだと思ってたのに、意外と観ていない三谷作品。
(映画だと『ザ・マジックアワー』と『記憶にございません』くらいか)
最高傑作との謳い文句だが、前出の2つの方が上かな…
過去の遺物、もといタダの録音機とはいえ捜査外で貸出しされる?とかはコメディですし。
誘拐の可能性もあると言いながらの緊張感のなさも、まぁコメディだし。
でもそのコメディがなんだかイマイチなんだよなぁ。
元夫たちがワチャワチャしてばっかだし、一番笑ったのは地図広げる時にカトラリーをガッシャンしたとこ。
セスナでの上昇気流とかは寒かった。
そして、これをミステリと呼ぶのはサスガに無理。
証拠もないガバガバの推論で共犯者はアッサリ自白、犯人もすんなり観念して姿を現すんだもの。
(ってか、ケータイの電源切ってないのか)
スオミの印象が食い違ってた理由も、途中で十勝が語ってしまって、更なる転回もナシ。
面白いミステリは、真相を知って「そうだったの!?」と見返すもの。
本作でそういった要素はナンバープレートだけで、しかもその設定別に必要ないし。
長澤まさみの演じ分けと様々な衣装は見応えアリ。
ただ、色々見たせいか元々の素材の良さ故か、逆に最後の白TとGパンが一番魅力的に感じてしまった。
スオミよりも名前や職業を変えてあらゆるところに現れる薊の方が何者?ですわ。
笑いも人間模様も謎解きも、何一つ優れたところがない。
三谷幸喜が長澤まさみと遊びたかったんだろうなぁ、という印象でした。
西島さん、どの作品でもスーツのスタイルが全部一緒なのが謎。
②
三谷幸喜氏の「最高傑作」という触れ込みを目にした。何を「傑作」とするのかという問題はあるが、「有無を言わさず面白かった」「ハマった、何度も見たくなる」というのが傑作だと定義するなら、最高傑作ということはないだろうと思う。しかし、氏の「集大成」といいわれればまさにその通り。今まで以上に三谷幸喜氏らしいと思ってしまう作品であった。
三谷幸喜氏といえば、
そもそも舞台の人
そもそもチャールズ・チャンプリンやアガサ・クリスティが好きと公言する「クラシック」な人。
そもそも面白いというよりは可笑しいというべき笑いに精通している人。
なのだと考えているため、それが全部出ている作品である。
本作を「古い」「今風じゃない」というレビューを見かけたがまさにその通り。が、そもそも三谷氏は「クラシック」なのである。ナントカ交響楽団のコンサートに、YOASOBIとかAdoとまでは言わないが、ゆず、aikoあたりのライブをみにいくつもりで行ってしまえば、そりゃ、どうにもこうにもやるせなくなるのは当然である。人は歳を重ねると原点に戻る傾向があるようだから、本作は今までよりもよりクラシックな作品にみえたため、尚更である。
ドラマなんかだと三谷氏の脚本を実際に撮る演出家が「今の感覚で解釈して表現する」ので、そういったクラシックな面が薄まっているだけではないだろうか。本来の三谷氏らしい作風とはこの「スオミ」なのではないか。
笑いについてもおそらく基本的に「照れ屋」さんなのでしょう。まっすぐな笑いを好まないようなので、本人の発言もふくめ、「何を言い出すかわからない。こうくるかなという定番をあえて外してちょっとズラしてくる」ので、ズレが大きいとスベるし、小さいと物足りないしで、ハズしてしまうことも往々にしているように見受けられる。
番宣で出演していたバラエティで、「本作は撮影前にたくさん稽古した」というお話だったので、稽古を重ねたことで、舞台色がより強くなっているのではなかろうか。
個人的に残念だったのは、「どうしてスオミはいなくなってしまったのか?というミステリー部分にハマれなかった」し、「スオミって一体何者なんだ?という興味もさほども持てなかった」こと。そのため、話の展開にワクワク感を持てなかったです。一方、宮澤エマがちょろちょろ出てくる構成は好きです。
本作は、
①面白かった。好き。
②面白くはなかったが三谷さんらしくてとりあえず納得はした。
③つまらん。金と時間返してほしい。
という3つの感想にパキッと分かれると思うが、私は②です。面白くはなかったが、三谷映画(というか舞台)を見たなという感じはします。
余談ですが、ちなみに私、ケネス・ブラナーがポワロを演じたアガサ・クリスティのシリーズ、「オリエント急行」「ナイル殺人事件」まで見て、もういいかなと思って3作目は脱落しました。本作はそんな感じに近いです。
追記
ぽかぽかで「エンケンさん演じる『とと山』はもともと高倉健のイメージだったが、やってみたら違った」という話をしていたが、あのキャラを高倉健でやるの、みてみたかったなと思ってしまった。
三谷幸喜さんに聞きたい。
長澤まさみの三谷ワールド
予想通りの駄作??
三谷幸喜監督、長澤まさみ主演のコメディ映画。上映が始まって、みなさんのレビューの評価は低いし、あまり大きな期待せずに行ったので、落胆はしなかったけど、予想通りの駄作??かな。私の★評価は3.4。金返せ!のレベルではないし、長澤まさみファンとしてはまあまあ楽しめたけど、宣伝文句に使われている三谷幸喜最高傑作ではないと思う。
だいたい三谷幸喜は「古畑任三郎」や大河ドラマ「新撰組!」「真田丸」「鎌倉殿の13人」など、テレビドラマの傑作は多いけど、映画は駄作が多くて、けっこうコケている。
私は長澤まさみが演じたコンフィデンスマンシリーズのダー子ちゃんのファンなので、三谷幸喜流のダー子ちゃんが見えるのかと思って、本作は当初、めちゃめちゃ期待していた。でもまあ、まったくそういう要素はなく、長澤まさみや西島秀俊以下、有名男優たちのもったいない無駄遣い映画だったように思う。
長澤まさみの七変化
■あらすじ
豪邸に暮らす著名な詩人寒川の妻スオミが行方不明に。
豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫、寒川に操作を開始すべき、
と伝えるも「大事(おおごと)にしたくない」と拒否。
ところが、次から次へとスオミを知る男が現れる。
なんと、いずれもスオミの元夫。
その男たちから語られるスオミの姿、性格はまったくの別人。。。
■感想
超豪華キャスト、そして三谷劇場ということで期待していったが。。。
ところどころ、クスっとするコメディはあったけど、切れ味はない。
ストーリー、展開は読めてしまった。
ただ、俳優さんたち、ホントすごい。
元夫4人と現夫たちの演技もさることながら、スオミ演じる長澤まさみさん、
それぞれの男性の前での姿、キャラを演じ分ける。
しかも、ラストの5人との対峙シーンはすごい。
スタイルいいわ、演技うまいわ、さらには歌もうまいわ。
エンドロールで、戸塚さんが5.5となっていたことは不憫であった笑
そして、6番目は・・・笑
三谷幸喜は日本屈指の娯楽作家
この作品は三谷幸喜と長澤まさみのタッグだと知り、興味が湧き西島秀俊や松坂桃李、坂東彌十郎など日本を代表する俳優たちが脇を固め必ず見ようと思った。
そして劇場で鑑賞をした後の感想として
「三谷幸喜は日本国民を楽しませる娯楽作家」だと感じた
予告編にも分かるように5人の夫・元夫たちの知る
スオミはそれぞれ異なる。
それを知っている上でも三谷幸喜が織りなすストーリーには観る者をクスッと笑わせるような要所がたくさんあった
これ以上ネタバレは綴れないが昨今伏線や重なりに重なるストーリーとは異なり、シンプルで老若男女問わず誰もが「見てみたい」と思うような簡単なようで簡単ではない
日本屈指の娯楽作家による作品だと感じた。
また主演を務めた長澤まさみは誰もが日本を代表する大女優と分かっていても「おぉ」と思えるような安定感、そして5人の夫・元夫を演じた名優たちによる個性や重厚感のようなものによってこの作品を華やかにしていた。
この点も含めて日本を代表する俳優たちが集まっても駄作が生まれてしまう様に今作に出演した人々はストーリーに対して合格点以上の演技を見せたのではないだろうか
そのように思えるように「スオミの話をしよう」
という作品は突飛とした内容ではなく、これまで日本人が愛した「シンプルな娯楽映画」を送ってくれたと改めて
賞賛を上げたい。
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