スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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長澤まさみと…?
それはそれは彼女の魅力は伝わった。
でもそれが全てならもっとクレイジーな人格が出てきてもいいし、なんなら精神疾患くらいだった方が面白かった気がする。夫のステータスも刑事2人いらんくないか。
笑ったのは現及び元夫たちと一同に介して、それぞれの妻キャラで早変わりで返答していく場面のみ。
舞台で観てたらもう少し面白かったのかな…長回しのよさとか素晴らしさみたいなものもまるで伝わらず。
宮澤エマがちょいちょい出てくるけど、早々とスオミより面白い味出してるからスオミの七変化も薄れる。
何より好きな西島さんがそんなにかっこよくない。
なぜ…笑
終盤畳み掛けるように出てくる美しい長澤まさみと歌声で元をとろうと必死にスクリーンを凝視。
七変化だとどうしてもコンフィ○ンスマンが浮かびアハ体験も何もない薄っぺらいストーリーに渋さを感じずにはいられない。
フィンランドへの愛
三谷幸喜がインタビューで、今作に演劇的要素を入れたと語っていたので、豪邸での男たちのやり取りはまさに舞台の演劇のようだった。その会話や動きから感じるおもしろさは、確かにある。あるんだけど、スオミがちょっと中途半端じゃないかしら。スオミが男によって変化するのは、自衛本能なのか、はたまた男から何かを得ようとしているのか、ただおもしろがっているだけなのか。最終目的は明かされるけど、なぜこのスタイルになってしまうのかがわからない。あと、薊はいつからスオミと団結したのか、この2人の絆がどういうものなのか。全部説明しなくてもいいけど、女の方も描かないと、話が偏ると思う。せっかく長澤まさみが主役なんだから、笑いだけでなく、悲しさや苦さも入れようよ。私は、スオミと薊のそういう部分も知りたかったな。
三谷幸喜がフィンランドと縁があったのか知らないが、フィンランドへの愛がハンパない。ヘルシンキには私も行ってみたい。サウナはあるし、シナモンロールはあるし、オーロラも見えるし、すごい楽しそう。骨を埋められるかはわからないけど。とりあえず、エンディングでハッピーにはなった。
凡作。三谷への期待は維持したいが。
テンポ悪く緩慢。
折角の長澤七変化も土台の物語がコレでは。
舞台劇な説明的で大袈裟な台詞と演技に萎え続けて幕。
一つも笑えず、
特に遠憲の強面で喜劇は面白いでしょ?が見るに堪えぬ。
大傑作「古畑、桃井かおり回」「大空港2013」の三谷、
前作「記憶に〜」は支持したが。
舞台劇みたいだった
三谷幸喜作品を大して見てないので、今回楽しみにしていました。
スオミという女性がいなくなり、元&現夫が集結して彼女の話をして(タイトルどおり)行方を追うストーリー。
もう少しミステリーな感じが強いのかと思っていました。それぞれがどういう経緯でスオミと出会い別れたのかは面白かったですが、予告で元夫が5人いるとわかっているため、次は誰?みたいなワクワク感は薄かった。
人によって印象が違うという、それがこの話の面白いところですが、スオミが本当に実在する人なのかというような話の方が良かった気がします。それだとコメディにならないか。。とにかくミステリアス感がないからそれぞれの自己紹介をしてるだけ…
そんな感じがしてしまいました。
「スオミ」って最初に聞いた時、子どもの時に聞いたり読んだりした人魚姫が頭に浮かびました。王子様がスオミの国の姫と結婚するとかだったような。フィンランドの事だったんですね。何かこのフィンランド設定がピンとこなかったです。
長澤さんの夫にあわせてコロコロ変わるとこはすごかった。
瀬戸、宮澤、戸塚のお三方はコメディがはまって好きです。今回も良かったです。
三谷幸喜らしい映画
期待し過ぎていたかもです。
序盤でラストの展開が読めたのと、ちょっと深さが無いのとでこの評価です。
道中はちょいちょい笑える感じですが、最後一気にハマる感じが無くて、ギャラクシー街道に近い感じの仕上がり。
次回に期待。
何故か
あんまり・・一番笑えたのは黒光の連呼のトコ位。最後のダンス、西島さんと桃李くんのがなんか微笑ましかった。どこかテンポも悪く、映画とちょっと違うのかな? 感も。
真相を明かすシーンの長澤さんのスタイルの良さが際立つ、凄い高ヒールだったけど。その後のジーンズも良かった。西島さんヘちょっと匂わせは余計、役所に提出させるだけにしては思わせぶりですよね。
もう少し…
三谷幸喜だから無条件に観に行く。
全体でアハハ級の笑い無し、ハハハが5〜6回、フフが数回だったかな。
もっと極端でも、もっとミステリアスでも良かったのではないかと思った。
周囲の反応も同じような感じ。
三谷映画が好きな人は劇場へ、コストパフォーマンスを考えるならテレビ放送まで待っても良いのではないかな。
五つの顔を演じ分ける長澤はじめ、彼女に振り回される男たちを演じる俳優陣も芸達者ぶりを発揮。爆発的な笑いには至らずとも、いろいろとサービス満点
優れた喜劇映画は、女優がかわいく撮れているものです。もちろん、容姿のことだけを言っているのではありません。外見も内面も全てひっくるめて、いとおしい存在に思わせないといけません。脚本・監督の三谷幸喜は本作でそれを見事にやってのけました。
本作の脚本・監督は三谷幸喜、主演は長澤まさみ。突然失踪した女性と、彼女について語り出す5人の男たちを描いたミステリーコメディです。
三谷幸喜は「記憶にございません!」以来5年ぶりに手がけた9作目の映画監督作品となります。
●ストーリー
豪邸に暮らす著名な詩人・寒川しずお(坂東彌十郎)の新妻・スオミが行方不明となり誘拐されたことが判明します。豪邸を訪れた刑事の草野圭吾(西島秀俊)はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張しますが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否し、ひそかに捜査を依頼するのです。
やがて屋敷には庭師の魚山(遠藤憲一)、草野の上司、宇賀神(小林隆)、ユーチューバーの十勝(松坂桃李)と、スオミの元夫たちが次々と集まってきます。5人は自分が一番スオミを愛し、スオミに愛されていたと思っていて、彼女のことを安否をそっちのけで熱く語り合う語るのです。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で、それぞれにとって知らないことぱかりだったのです。男たちが語るスオミはまるで別人。本物のスオミは一体…?。
●解説
スオミの真の姿と誘拐事件の真相を巡って展開する物語の大半は、寒川邸の居間での会話劇。大きなセットを俳優たちが縦横に歩き、丁々発止のやりとりが飛び交います。設定は舞台劇のようですが、カメラが俳優と共に動き回るのは映画ならではです。
三谷脚本の伏線の張り方は今回も巧妙です。
五つの顔を演じ分ける長澤はじめ、彼女に振り回される男たちを演じる坂東弥十郎、西島秀俊、小林隆、遠藤憲一、松坂桃李も芸達者ぶりを発揮しています。爆発的な笑いには至らずとも、ミステリー風味ありアクションありとサービス満点だ。もっとも一番楽しそうなのは、三谷演出の下で水を得た魚のような俳優陣かもしれません。
でも肝心なのはスオミ役の長澤まさみです。キャラクターの演じ分けは見ものですが、なにより、チャイナドレスやボディコンなどを自在に着こなす長澤がチャーミングです。まるで、テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」で詐欺師を演じた時のよう。加えて、スオミの不遇を知ると、よりかわいい女に見えてくるという仕組みなのです。
三谷が想定したのは、敬愛するビリー・ワイルダー監督の映画に登場したマリリン・モンローやオードリー・ヘプバーン、シャーリー・マクレーンあたりでしょうか。ドタバタもいつもの三谷作品より抑制がきき、長澤の存在を際立たせています。
●感想
スオミ救出に一丸となって奔走する集団劇の設定は、三谷喜劇の真骨頂といえるでしょう。5人の男たちの思いが笑いの源泉となり、キャラクター設定や彼らの登場理由など理詰めで違和感は感じませんでした。ドタバタも、スオミの秘密も(いい意味で)ほどほど加減のバランス。ラストもにんまり(^^)これぞザッツ・エンターテインメント!
それにしても他人の理想に合わせて自在に自分のキャラを変える点では、今公開中の映画『ヒットマン』とかなり共通点があるなと思いました。
期待しすぎると痛い目を見る
はっきり言ってつまらない。ギャグシーンは寒すぎて何度も映画館から出ていこうかと思った。推理要素もないに等しく、(個人的には)オチも酷かった。テンポも悪くただずっと大人が騒いでいるのを見せられているといった印象。
役者のための映画といった感じ。「2番目の夫」の役に関しては役者のために媚びた役柄に作り上げた感じが久々と感じられた。ただし、役者さんの中には目を見張るような演技をされている方もいた。好きな役者さんがいる人は見に行くべきかも?
監督のスオミ(まさみ)愛だけが目立った映画
もっと複雑でごちゃごちゃごちゃの人間関係が絵は枯れるものかと期待したが、案外あっさりストーリー。
長澤まさみの魅力だけが救いかな。
しかしまさみさんあしなが〜。思ったより主演時間短い。
くだらない5人組よりもっと露出多い方がウケたかも。
中年男性向けの上優崇拝映画。残念😢
舞台向け台本の映画化
娯楽映画としては面白かったです。
舞台と映画との共作、劇団本谷有希子の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」とはまた違って、コメディ強めの三谷劇場でした。
番宣番組で三谷さん自身も仰ってましたが、舞台を意識した台本、演出になっています。
ならばわざわざ映画にする必要があるのか?というコメントもわからんではないですが、観客の想像力を必要とする舞台と違って、映画だと細部まで三谷さんのイメージで進むので、何も考えずに受け手に回って、面白く見てました。
確かに、舞台でも見てみたいですけどね。
コメントで酷評されるのは、古畑なんかと違って、ミステリー感が薄い事でしょうかね。
それと、ギャラクシー街道でも思ったのですが、作り手が楽しんでいる感が強いと、観客には内輪受けに見えてしまうところかな。
三谷さんの映画には、この点が強く感じられますね。
脚本は舞台向け、映画はテレビ放映を意識して…といった感じでしょうかね。なんせ制作側にフジテレビが入っているので。
この映画、長澤さんの演技や宮澤さんの胡散臭さがクローズアップされがちですが、男優の怪演にも注目です。
ストーリーより、役者さんの演技に釘付けになりますよ…小林さんは多少やり過ぎ感もありますけど(笑)
期待とか、先読みとかせずに、純粋にエンタメを楽しむ映画でした。
面白くなかった。。中2の息子も珍しく苛立ち
映画館で観た中で人生で最も面白くない映画の1つだった。
三谷さん好きなだけに、イライラしてくるほどつまらなかった。笑わせようとしてる感があるのにすべってるし、ただおじさんたちが大声で叫びまくりで、
共感性羞恥が働いて、いたたまれなかった。
中2の息子も三谷作品を割と好きで、他にも洋画も邦画も様々な映画も観てるが今まで1番つまらなかっといって
心の底から時間が無駄だったと怒っていた。
残念だった。。
長澤さんは美しい。ひたすらそこに集中して何とか見切った。
舞台劇の様な大袈裟なセリフと演技でイマヒトツだった感じ。
あまり期待したいなかった作品だったけど案の定のストーリーだった(笑)
長澤まさみサン演じるスオミが行方不明となりスオミの旦那や過去に結婚した男性達がスオミを探そうとするストーリー。
笑わすシーンも笑えず。
近くにいた年配の女性グループは大爆笑していたけど何が面白いの?(笑)
ラストの長澤まさみサンの歌は良かったです( ´∀`)
舞台喜劇
長澤まさみさん大好きなのですごく楽しみにしていました。西島秀俊さんも大好き。俳優さん全て演技がいいので、面白かったし、スオミの行方が気になりストーリーの進む先を気にして観ていたけど、中盤過ぎてもスオミの話しをしようだった。
長澤さんの悪女?ショー
このサイトでは評判がよくないが、それほど悪くない。元旦那たち&現旦那によるドタバタ劇で長澤さんの悪女ぷりがいい。ギャグは滑り気味だけど、なんとなく楽しく、リラックスしながら見れた。三谷さんらしい会話劇でいいのではと思う。あとでネットで舞台の映画化を意図していたということで、改めた納得した。結構、秀作だと思う。
宮澤エマが出れば出るほど話しが胡散臭くなる面白さ
2024年映画館鑑賞87作品目
9月16日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円
監督と脚本は『ラヂオの時間』『みんなのいえ』『笑の大学』『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』
『ステキな金縛り』『清須会議』『大空港2013』『ギャラクシー街道』『記憶にございません!』の三谷幸喜
今更ながら舞台出身らしい三谷作品の佳作
セスナ機に乗る前の屋敷でのやり取りとかミュージカル仕立てのラストシーンとか
娯楽映画として十分に及第点
歴代5人の夫にはいろいろと問題点が
1番目は元教師でスオミが中学の頃から交際している(スオミに罵倒されるのが好きなドM)
2番目は詐欺師で前科あり(YouTuberで成功しているようだが見栄っ張りでスオミに貢ぎすぎてカネがない)
3番目は警察組織の立場を利用しスオミの数々の後ろめたいことをもみ消してきた(スオミを上海出身の中国人だと思い込んでいた)
4番目はスオミの意見を尊重しない
5番目は妻よりカネに執着しその割に詩人という立場から金持ちだということが世間にバレたくないしょーもない守銭奴
5人の夫の前で白状するキャラ分け(特に中国人キャラ)はうざすぎる
今更ながら長澤まさみは背が高い
足が嘘みたいにとても長い
ニーナ・ウィリアムスの実写とか似合いそう
さぞや椅子に座って足を組んだら様になるだろう
それでいて杏と違い不思議と威圧感が全くない
モデル出身と東宝シンデレラ出身の違いかもしれない
日本人女性の平均としては高めというだけでシガニー・ウェイバーのように驚くほど身長が高いわけではないが
エンドロールが極端に短いのも特徴の一つ
これが主流になってくれるといいが
特に洋画
どうせあっちは下火なんだからこっち側が勝手にカットしてもいいと思う
日本人の多くからすればあれは無駄以外のなにものでもない
興味があればパンフレットを買えばいいしその方がわかりやすいしむしろその方が映画業界全体のためになる
エンドロールの最後が三谷幸喜じゃない
脚本と監督としてわりと早めに名前が登場する
映画作りにおいて監督や脚本家はそれほど偉い立場ではないってことだね
いくら怒鳴ってみたところでわりと立場は弱い
多くの人が勘違いしてるけど
結局お金を沢山出す人が偉いのだ
配役
失踪した人妻のスオミに長澤まさみ
スオミの母の時枝に長澤まさみ
スオミの1番目の夫で寒川家の庭師の魚山大吉に遠藤憲一
スオミの2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門に松坂桃李
スオミの3番目の夫で草野の上司の宇賀神守に小林隆
スオミの4番目の夫で刑事の草野圭吾に西島秀俊
スオミの5番目の夫で詩人の寒川しずおに坂東彌十郎
スオミの中学時代のソウルメイトでスオミのいるところどこにでも現れる薊に宮澤エマ
草野の部下で刑事の小磯杜夫に瀬戸康史
寒川の世話をしている出版社社員の乙骨直虎に戸塚純貴
寒川を取材する記者に阿南健治
記者と共にやって来たカメラマンに操上和美
イタリアンレストランのウェイターに梶原善
捜査三課仮装大会でコスプレする刑事にゆうたろう
寒川の息子の寒川太郎に山本海成
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