スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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これってミステリーコメディですか?
長澤まさみさんが観たかっただけなので、採点は4点です。
作品としての評価は2点です。なので真ん中を取って3点です。
コメディ要素も面白いと思えず、笑えずで空振り。
何気にストーリーを動かしていたのは瀬戸康史さんで、
最大の功労者です。
本当につまらない
三谷さんの脚本、長澤まさみさん主演で期待していましたが、本当につまらないです。
つまらなすぎてレビューを書こうと思ったのは初めてです。
現役の刑事が警察の組織から離れて勝手に動くことや逆探知機が昭和版など、現実ではありえない設定は映画の中の話として百歩譲って許せるけど本当に全く面白くないです。
クスリとも笑えないし、逆に痛々しく感じるくらい。
唯一の救いは宮澤エマさんの演技が良かったこと。
長澤さんはせっかくの主演なのにどうしようもないストーリーのせいで「長澤まさみの無駄遣い」状態で気の毒でした。
まだ観ていない皆さん、映画館に観に行く必要ないですよ。
いつかAmazonプライムで無料配信になったとしても観る価値なしです。
ずっと面白かった!最高!
レビューがあまりにも低いので観に行くのをやめようかと思いましたが、観てよかった!
ずっと面白くて笑ってました。
楽しすぎて、もう一回観に行こうか迷っています。
自分が観た回では、かなりの頻度で笑い声が起きてましたよ。
三谷監督作品は役者の芝居を楽しむもの、という見方をしているので、今作はとにかくそれをずっと堪能できたので個人的には最高でした。
西島さん以外のおじさんはさすがに大画面で観るにはキツい、、、というのはありましたが、間に挟まる瀬戸くんや松坂桃李さんらイケメンのおかげで何とか耐えられました。笑
戸塚くんも良かったし、宮澤エマさんも良かったし、とにかくみなさんの振り切ったお芝居が最高でした!
そして何より、長澤まさみさんをこれでもかというほど堪能できる、とても贅沢な作品です。
舞台が好きなので、舞台らしい長回しや台詞回し、セットの使い方など、どれもものすごくわくわくして、ずっと楽しかったです。
舞台でやればいいというレビューもありましたが、舞台だと見落としてしまうセットや演出を大画面で観れるというのは、ものすごく贅沢なことだなぁと思います。
最高傑作かどうかはさておき、まさに三谷監督の真骨頂!
とにかく役者が楽しそうに芝居していて、クスクス笑えて、それで十分なんです。それなのに最後には長澤さんと役者陣のステージまで用意されていて、、、もう感謝で拍手喝采したくなりました。
ミステリー要素とか、スオミの過去がどうとか人間性がどうとか、そんなのどうでもいいんです。
最近やたらと何にでも意味を求めたり、リアリティだの緻密さだのややこしいことばかり言う人たちがやけに増えてますが、映画はこういう感じでいいんです。
考察ブームという嫌な時代になっていますが、映画はとにかく頭を空っぽにして、交わされる台詞をボケっと聞いて、クスッと笑って、魅力的な役者を眺めて、気づいたら映画が終わってる、あー楽しかった、でいいんです。
そういう映画を変わらずに三谷さんがつくってくれたことが、とにかく最高に嬉しかったです。
低いレビューなんか気にしないで、これからもどんどん、こういう作品をつくって欲しいです!
楽しい時間をありがとうございました!
ふつうに面白かったです
劇団東京サンシャインボーイズがまだ小さな劇場で公演していたころから三谷作品を見ています。
まあ、正直言って、当時のほうが見終わった後にこうぐわーってくるモノはありましたね。
これで明日も頑張って仕事に行ける、みたいな。
生きる元気をくれる力がありました。
それにくらべると、今回の作品はちょっと違いますね。
ただ、三谷さんももう60過ぎです。
作品の質が変わってきて当然だと思うんですよ。
人生って、そんなにうまくいくものじゃないし、誰かが幸せを与えてくれるものでもない。
夫婦だって愛し合っていても実は本当のところ、わかりあってるわけじゃない。
そもそも自分自身、自分をちゃんとわかってるわけでもない。
それっていい歳になった大人なら誰でも実感してることじゃないかと思うんですよね。
なんていうか、人間は本質的にどこまでも孤独なものなんじゃないでしょうか。
でもまあ、それも納得の上でできるだけ自分に素直に生きていけたらカッコいい。たとえ寂しくても。
なんて、そんなあたりを一見わがままに見える女性の生き方を通してコミカルに描いたのが今回の作品だと思います。
そんなふうに考えるとなかなかいい作品だったんじゃないかと思うので☆4で。
ただ、舞台だったらもっと良かったと思います。
見に来るお客の層も芝居慣れしている人が多いから、もうちょっと評価も良かったかもですし。
面白くはあるけれど…
舞台でやれば?
舞台だと集客が見込めないのかしら?
なんかネタは面白くて、男の嫉妬とか見栄とか小物っぷりとか、色んなパターンを当て嵌めて、それこそその時代や時説に合わせて変化していくような巧妙な脚本ではあると思う。
人の性癖や趣向なんてモノは職業の制約も受けないわけだから。
ただ…本作はなんだかテンポが悪い。
せめて、も少し早口でもいいんじゃないかと思う。
なんて言うかヒートアップしていく流れが、撮影の体制により中断を余儀なくされて、いちいちエンジンをかけ直さなきゃいけないみたいな…そんなまどろっこしさが抜けなかった印象だ。
芝居の質もやっぱくどい。
役者が気負うのか、監督の好みなのかは分からないのだけど、OKテイクにはなってるわけだ。
どうにもいただけない。
最後のヘルシンキもカーテンコールなのであろうと思う。まさかインド映画にインスパイアされたわけはないだろうし。
アレ見てどうすりゃいいの?
なんか踊り慣れてないキャストのダンスを見せられて、垂れ流しのアングルと編集で、正直寒い。
なんか照明も舞台装置もチープで、どこぞの小劇場規模の地味ぃぃぃな感じ。
もう、舞台でやりゃいいじゃんよ。
そんな作品。
ん?
それとも舞台でやる為の布石か?
「ああ、この作品面白いけど、映画はつまんないから舞台で見たかったなぁ」的な評価を集めた上での舞台化を目論んでるのか?
…肉を斬らせて骨を断つ的なマーケティングなのか?
だとするなら、恐るべし戦略だ…んな訳あるかっ!
長澤さんのソウルメイトの人は三谷演出には合ってると思うし、芝居巧者だと思われる。
体の使い方が段違いに上手かった。舞台を主戦場にしてらっしゃる方なのかなぁ。
三谷作品を見るたびに思うのは「ラヂオの時間」は面白かったのになあ…だ。
つまり…今回もハズレだった。
酷評が多かったのであえて観てみたが、そこまで悪くはなかった。
東宝芸能のエース長澤まさみ主演でTOHOシネマズでずっと前から宣伝してた東宝肝煎りの映画。
人気脚本家三谷幸喜が監督、脚本を兼任し、脇に西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、宮澤エマなど主役級がズラリ。
ほぼ豪邸のリビングルームの中だけでの会話劇なので、まさに三谷得意の舞台演劇を観ているかの様だったが、舞台の様に一体感やライブ感が伝わらなかったからか?鑑賞者への面白さの伝染が今ひとつだった様に思う。
「やっぱり猫が好き」や「王様のレストラン」など初期の脚本だけ担当したテレビドラマは凄く面白かったんだけど・・・。
小劇団出身の脚本家でも言葉のセンスが秀逸な宮藤官九郎やアドリブ感のあるギャク満載の福田雄一などが今は人気だが、クスッと笑わせる大人の笑いを大人の俳優達が演じる落ち着いた作品では自分的には少し物足りなさを感じてしまったのかも知れない。
本作はもちろん長澤まさみありきの映画だが、どんな格好でも美しい彼女が見ることができて楽しかった一方、坂東彌十郎は明らかにキャスティングミスで空気感が合っていない様な気がした。(個人の感想です)
最後のダンスやヘルシンキはさすがに着いて行くことができず、置いてけぼりになったしまったことも残念だった。
三谷幸喜さん、才能が枯れたのではないかと心配になりました。 『コン...
三谷幸喜さん、才能が枯れたのではないかと心配になりました。
『コンフィデンスマンJP』を観て、マネごとをしたくなったのかなというテイスト。
当然ながら、本物には全く及ばず。
始まって5分で眠くなり、何とかこらえて最後まで観ましたが、久々に超退屈な作品を鑑賞したなという感想です。
事前に、ここの平均レビューが2.8になっていることは認識していましたが、やはり皆さんの評価はウソをつかないですね。
三谷さんからのオファーに心躍らせたであろう役者の皆さんが不憫だなと思いました。
コメディエンヌ長澤まさみの七変化が売り?!
それぞれの夫たちに合わせて
別人に変化するスオミを長澤まさみが熱演!
…だけど、確かに高校生はちょっと無理があったかな
全体的にシチュエーションの変化があまりなく
舞台劇のようだった
なので、
飽きてくるか、のめり込めるかが
俳優陣の演技力によるところ大!
コメディでありながら
俳優陣の気合の入った真剣勝負の演技は
さすが!ぴりぴり…くらい
ストーリーも
笑えるんだけど
ミステリーというほど展開がなく
盛り上がりに欠けたかなぁ
長澤まさみのコメディエンヌぶりも
「コンフィデンスマンJP」のときのほうが
生き生きして楽しそうだったかも…
意外な発見は、宮澤エマ!
コメディ、イケるじゃん
茶番がすぎる
出会いと別れを繰り返すスオミが行方知れずに。駆けつけた元夫たちがスオミの行方を心配し錯綜するお話。
超一流の役者さんたちがシュールでおちゃらけた話に真剣に名演する。
三谷作品が大好きなかたがたは期待どうりの素晴らしいものとなっただろう。
それ以外の方はあの独特の茶々の入れ方と画面の端々で行う(観客にシュールと言わせたい)シチュエーションに一歩下がって見てしまうかも。
自分は後者。それでもそうそうたる俳優陣の中にいてけっして引けを取らない存在感を醸し出していた瀬戸康史・戸塚純貴・宮澤エマは素晴らしかった♪
とても面白かったです。
三谷先生、お疲れ様でした
若かりし頃の笑いと風刺を絶妙に織り交ぜた作品が大好きでした。
そんな先生も、こんな作品を上映するようになられたのですね。
マジックアワーでの感動を味合わせて頂いた時、
大学生だった私も今は中年サラリーマン。
むしろこういうオヤジギャグ路線は楽しめる年齢になってきたのですが、
本当に薄寒いだけで、苦痛な2時間でした。
前作も酷いオヤジ作品でしたが、今作はもはや意味不明です。
本当にお疲れ様でした。
うちの自慢の長澤まさみを見て~~♥♥♥
っていう映画。
包み隠さなすぎていっそ清々しいレベル。
一つでも多くバリエーション豊かな長澤まさみを詰め込めれば脚本などどうでもよかったんでしょ?気持ちは分かるわ。長澤まさみだもんね。顔面で優勝してるからね。分かるわ。
何とかして長澤まさみに三つ編みセーラー服着せたりツインテールさせたり内気か細奥様させたり中国語喋らせたりサバイバルさせたり歌わせたり踊らせたりしたかったんだね。
分 か る 。
長澤まさみだもんね!!!!
愛に答えて男のために自分を殺して生きてきたみたいな語りしてるけど、いや大分男を消耗品扱いしてる身勝手女ですよね…?
3億円もらってたら男どもが稼いでかき集めた金もってフィリピン行ってたんやろ?
結果的にうまくいかなかったから、お金は要りません一人立ちします!って言ってるけど、うまくいってたらとんずらこいてたんだろ?
その計画にも新しい男使ってるし、5.5人目は趣味じゃなかったから捨てて6人目で稼ぐんやろ?
結婚詐欺師なのよね…やってることがね…
ほんでただ男引き連れて踊らせたかっただけなヘルシンキ落ちは草なのよ。
まあ分かるけどね。
長澤まさみだからね。
大物俳優たちが群舞してるのも愉快よね。
でも長澤まさみに全てをお任せしすぎだよね!!!!
分かるけどね!!!!!!
予想通り
三谷幸喜
1980年代日大在学中に結成した
「東京サンシャインボーイズ」
を成功させ徐々にテレビの
放送作家の仕事も関わるようになる
サザエさんの脚本も務めた事が
あるが世界観を壊すシナリオで
降板させられたりしたとか
1990年代にはフジテレビのドラマ
「振り返れば奴がいる」
「古畑任三郎」
等ヒット作で一気に知名度を高め
後半からは監督脚本を務める
映画作品も撮るようになり
「ラヂオの時間」
「有頂天ホテル」
等がヒット
基本的に舞台劇シナリオが
基本形のような作品が多い
の最新作
どうだったか
予告から思っていた通りの
ガッカリ感でした
もうごちゃごちゃ言わなくても
わかる感じ
舞台劇のシナリオに無駄な絵が付いた
だけの退屈な映画
個人的に思う「舞台劇」ってのは
真っ暗なステージ上の演者に
スポットだけが当たるような環境で
役者の狂言回しで話が進んでいき
「ここは深海の暗い暗い深度3000m」
と言ってしまえばもうそこは
深海になります
その為には役者は演技力を
フル回転して場を作るでしょう
この映画はそれと「実際の深海」
がそこにあるのに同じように
役者に演技させちゃってます
仰々しくうるさくなります
それが2時間続きます
苦痛です
突然失踪したとされる
「スオミ」なる女性と結婚歴が
ある5人の男たちのスオミとの関係が
話の軸なのですがもうこの時点で
舞台スケールのシナリオにしか見えません
信じられないような寒いギャグを
ぶち込んできてもう
共感性羞恥心で見ていられなかった
終盤にスオミが実際に出てきちゃった
のも寒いです
この話に全く必要ありません
警察関係者かぶらせすぎなのも
よくわかりません
何かあまり深く考えていないで
作った気すらします
ハッキリ迷走してますねこの監督
ラヂオの時間の頃のスタッフが
もういなくなってるので仕方が
ないんでしょうけどもう次回作はいいかな
聖徳太子の話をしよう
ラスト、現・前・元旦那達の前のスオミ、爆笑しながら身も凍えました。「何がジェーンに起こったか?」のジェーンは2つの顔でしたが、スオミは5つの顔でした。旧友も入れたら6つですが。
三谷ワールド満載でした。
追記。聖徳太子、賢人数人の合成架空人物の説があるそうです。
舞台劇なら最高だったけど・・・
三谷幸喜監督の下、主演の長澤まさみをはじめ、西島秀俊、坂東彌十郎、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一などなど、豪華キャストが配されたゴージャスな一作でした。予告編も散々観たので、何となくドタバタ喜劇なんだろうなというイメージを持って観に行きましたが、ちょっと残念な結果でした。
長澤まさみ演じる”スオミ”と言うのは、フィンランド語で”フィンランド”を意味すると言うことが明かされ、実際その通りのようです。彼女の現在の夫は坂東彌十郎演じる寒川しずおでしたが、予告編でも公開されていた通り、寒川は5番目の夫というのが話のポイント。それぞれの夫ごとに性格が全く異なるスオミが、一体何者なのかということを解き明かしていく謎解きの妙を楽しむべき作品だったと思われるのですが、正直かなり無理のあるストーリーだったように感じてしまいました。
また、最終的にフィンランドの首都”ヘルシンキ”を唄ったミュージカルチックな唄も登場し、長澤まさみが唄に合わせて登場人物が踊るシーンで幕になるなど、徹底的にスオミ=フィンランド=ヘルシンキに拘ったお話でしたが、フィンランドのシーンは一切なく、8割方が坂東彌十郎演じる寒川しずお邸が舞台になるお話でした。フィンランドで生まれたらしいスオミが、フィンランドに拘るのも分からないでもありませんが、狂言誘拐までして拘るほどの気持ちもイマイチ理解出来ず、結局最後までその辺の引っ掛かりのために面白さも半減してしまったように思いました。
ただ、前述のとおりほぼほぼ寒川邸が舞台になっていることや、最後はミュージカルのようにして締めくくられることから、本作が舞台劇であったとしたら、相当面白かったんじゃないかとも感じたところ。無理は承知ですが、舞台劇として公演してくれれば、是非観に行ってみたいとも感じた作品でした。
そんな訳で、映画としての本作の評価は★2とします。
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