「南極よりも寒い」スオミの話をしよう Kojiさんの映画レビュー(感想・評価)
南極よりも寒い
やりたいことは分かる。スオミという女性がいる。そして、過去には実は何人もの夫がいて、そしてそこには各自いろんなスオミ像があって、、、そのすれ違いと失踪というサスペンス要素を絡めて、最後にはどんでん返しで見ている人を驚かせる。
でも、ダダ滑り。南極より寒い。もう、名前から滑っている。何だよ、「魚山(ととやま)」とか「乙骨(おっこつ)」とか。これでクスッとくるとでも思っちゃった?三谷さんw
恐らく、クドカン意識しているんだろうなあー、掛け合いの中にクスリとさせたいんだろうけど、全部つまらない。昔のドリフ見ているみたいで、もはや寒すぎて痛い。あなたはクドカンには敵わないよ。
特に中国語設定出てきたあたりから、極寒。んなわけねーだろw
しかも遠藤憲一と妻だったとか、あのジジイ詩人やジジイ上司と妻だったとか、グロいんだよ。歳が離れすぎなんだわ。妻になるってことは、肉体関係持ったっていうことだろ?キモすぎ。そういうのが全部頭によぎってくるんだわ。脚本書いてて、そういうの考えなかった?そうじゃなかったら、終わってるわ。はよ筆折れよ。最後、あんなアホらしいミュージカルさせられた演者さんのことを思うと、同情しかないわ。どんな気持ちであれ踊っていたんだろう。
「こんなクッソ台本なんかに出ちまったから、こんなアホみたいな踊りさせられてんだわ。なんで私or事務所はOK出しちゃったんだろう。これ、絶対に私の黒歴史決定じゃん。もう、みんな忘れて。見ないで、こんな作品。っていうか、完成試写会出たくない。休みたい。番宣とかもしたくない。わー、もう金輪際、絶対に三谷の脚本なんかに二度と出ないわ」
誰も彼もこう思っているんだろうなー。あー、役者さんが可哀想ったらないわ。