「う〜ん…」スオミの話をしよう キョンリさんの映画レビュー(感想・評価)
う〜ん…
最初にお断りしておきますが私は三谷幸喜氏の大ファンです。
天才と言われた人もいつかは朽ちる。大谷翔平だって歳には勝てなくなる時が必ず来るだろうし、若い才能のあるクリエイターが数多く出ている昨今、ポールマッカートニーやユーミンや桑田佳祐氏や矢沢永吉氏に「もっと」を期待する方がおかしい。デビューしてから半世紀も経っているのに今まで以上の曲が書ける訳がない。
同じ事が三谷幸喜氏にも言える。私は個人的に三谷氏の芝居における最高傑作は「君となら」、映画なら「ラジオの時間」だと思っております。「君となら」は斉藤由貴版も竹内結子版も共に好きです。なので「スオミ…」を鑑賞して「う〜ん」としか言葉が出て来ませんでした。映画館で観なくて良かったと失礼ながら思ってしまいました。来る時が来た?まだ頑張れる?期待し過ぎ?
私は今だにビートルズを聴いていますし、キャロルも聴いてますし、荒井由実も聴いております。
本意ではないでしょうが、今三谷氏に期待しているのは昔の三谷作品を知らない若い世代の為に「出口なし」「君となら」「巌流島」「彦馬がゆく」「オケピ」等のキャストを一新しての再演です。映画の過去作はDVDで観られるので…
三谷氏の大ファンである私の深い願いは笑えない新作より笑える再演作を…です。
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