「お馴染みのキャスト陣」スオミの話をしよう あいわたさんの映画レビュー(感想・評価)
お馴染みのキャスト陣
三谷作品お馴染みのキャスト陣。特に小林隆、宮澤エマ、坂東彌十郎、瀬戸康史、そして長澤まさみあたりは、鎌倉殿の13人を思い出しましたね。コメディ作品ではあるものの、やはり皆さん演技は上手いですよね。
スオミの失踪(誘拐)に対し、5人の夫・元夫が集結、という展開は面白かった。でもスオミは一体何がしたかったんでしょうかね?ああいう女性、フィクション作品だから楽しいけれど、現実世界にいたら嫌ですねぇ。・・・などという突っ込みは無粋でしょうか。
三谷監督らしい登場人物全員のキャラクターが立ったコメディではあるものの、面白い中にももっとガツンと来る人間ドラマがあるのが三谷作品の真骨頂と思っていました。そういう意味で、今作は期待以下でした。
三谷監督はヘルシンキに何か思い入れがあるのでしょうか?ラストのノリは意味不明で、やや不愉快でした。
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