「三谷幸喜はTV時代の商業ドラマ屋さんだな」スオミの話をしよう No more 劇場さんの映画レビュー(感想・評価)
三谷幸喜はTV時代の商業ドラマ屋さんだな
昔から三谷幸喜の作品は商業ドラマなんです。
ドラマの視聴率を稼ぎたいフジテレビ、タレントを売り出したいプロダクション、そのためのコンテンツを仕立てるのが三谷幸喜。
テレビしかない時代だったからこそ通用した黄金タッグだったのです。
時は流れ、いま令和。
テレビの影響力もなくなり、タレントの話題性もなくなった時代です。
人気ドラマの映画化でなければ、人気タレントがでるわけでもない。
同じスタジオを使いまわす明らかな低予算作品。
逆に言えば、裸一貫で作られた純粋な映画ともいえます。
映画監督、三谷幸喜としての力量はいかに!
低クオリティを苦し紛れのコメディーで誤魔化した作品が出来上がりましたとさ。ちゃんちゃん。
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