「昭和のお芝居」スオミの話をしよう Yuさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和のお芝居
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俳優陣は豪華で見ごたえがあります。しかし褒められるのはこれだけ。舞台となるのは、ほとんどが家の中で登場人物も少ない。話の掛け合いが中心でテンポが良さそうに見えるが、軽いギャグ(ほとんど笑えない)を交えた口論だけで誘拐劇なのに緊迫感や話の起伏が一切ない。まるで昭和のお芝居を観ているようで、役者が登場人物に見えず(普通に俳優にしか見えない)、やはり小劇場辺りの演劇にしか感じませんでした。長澤まさみは光っていた。でも男性陣は小林隆、遠藤憲一以外は誰でも良かったのでは?オチはひどかったし、最後のミュージカルは必要性がないでしょう?更に映画で無くなり、完全にぶち壊しにしてしまった。ちなみに劇場内の観客で、ウケていたり見終わった後で「良かった」って声が聞こえていたのは一部の年配の方だけでした。
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