「長澤まさみをもっとFeaturingして欲しかった!」スオミの話をしよう ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
長澤まさみをもっとFeaturingして欲しかった!
長澤まさみの出番が物語のリアルタイム進行ではなく、
基本的に5人の元夫(現夫含む)たちの回想シーンでの登場なので、
そこはかなり不満でした。
三谷幸喜監督作だからというよりは、長澤まさみ目的が強かったので
余計に残念でしたね。
とはいえ、さすが三谷作品だけあって、
クスッと笑えちゃうところはすごく良かったです。
特に瀬戸康史の存在が大きいと感じました。
瀬戸康史と言えば、「鎌倉殿の13人」でも光っていたので、
三谷作品には欠かせぬ存在になっているのではないかと思います。
ミステリーはミステリーなんですが、
タルい進行なので、スピード感がないというか、いまひとつリズムに乗れないんですよね。
たぶん本作は舞台でやると臨場感があって面白いのでしょうけど、
映画向きの脚本ではないように感じました。
映画ならではだったのが、セスナのシーンですね。
ここで瀬戸康史が忍者ハットリくんばりにレジャーシートで空を飛んだのは爆笑でした。
ここが一番面白かったです。
最後になって長澤まさみ演じるスオミがようやくリアルタイム進行に加わるのですが、
そこはやっと面白くなったというか、面白くなって終わるという感じでしたね。
しかもミュージカルシーンもあってカオスな感じなのですが、
まあ魅力的にあ長澤まさみをたくさん観れたのでうれしかったです。
というわけで、面白くないわけではないけれど、すごく面白いわけでもないという
なんとも自分としては不完全燃焼な作品でした。
そこそこ笑えて長澤まさみをたくさん観れたので、少し甘めの評価としています。
共感ありがとうございます。
異論は当然だと思いますが、長澤まさみ≒スカーレットヨハンソンに見えて仕様がありません、あんまり蓮っ葉系は合ってない気がするんですが・・コンフィデンスマンJPがヒットしましたからね、ブラックウィドウも。