「三谷版コンフィデンスマンJP?」スオミの話をしよう takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
三谷版コンフィデンスマンJP?
クリックして本文を読む
ミステリーとしてもコメディとしても中途半端。もっとどちらかに振ったら良かったのでは。
狂言誘拐も協力者も瀬戸康史が6人目なのも早々に察しがついてしまうのはいかがなものか。
長澤まさみが色々化けるのも既視感が強いと思ったらコンフィデンスマンJP。コメディもトリックも、あちらの方が面白い。
それらもあってスオミは最後まで見ても哀しい女というより終始強かな悪女といった印象。
謎のフィンランド推しも何なんだ?と戸惑うばかり。
演出のチープさは面白さに繋がっていないこともないけど、いつものドタバタも映画だと長ったらしく思える。
唯一、5人の夫たちはそれぞれ人間臭くキャラも立っていて良かった。
三谷幸喜は好きなのだが、個人的に映画は打率が低め。そして今回も外れだったと言わざるを得ない。
コメントする