キングダム 大将軍の帰還のレビュー・感想・評価
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Delusion:All
キングダムシリーズも4作目に突入。
前作が完全に前振りで、それを知らさずに公開したところに不満は持ちましたが、その分次のボリュームはエグくなるだろうなという期待を胸に鑑賞。
その期待にバッチリ応えてくれる傑作でした。
初っ端の戦闘シーンがとんでもないクオリティでやってきて、龐媛が大鉈を前後左右に振り回して吹き飛ばしていき、的確に相手の急所を狙ってぶっ倒すというパワーと頭脳が組み合わさった戦い方には震えました。
軽々としたアクションにぶつけるパワーに圧倒されて、信がしっかりピンチになるし、そこからの退却も戦場ならではのものが観れて、ワックワク状態でした。
戦闘が一通り終わってから序盤パートはちょーっと長いかなと思いました。友人の死を悼むのは大切なパートだとは思うんですが、そんな大傷背負ってたんだと唐突に知らされてからの大々的な演出はあまり乗れず…。
早いところ戦場に合流してくれーと心の中で思っていました。
軍師たちが戦略に絡み合っていき、再び幕が上がる戦闘から再びグッと盛り上がっていき、今まで遠くで命を出してきた王騎将軍が最前線でやってくるといったところでボルテージは最高潮になりました。
王騎将軍が過去一光輝いていました。
過去3作とは違い、前線で立ち向かう様子は飄々としたものではなく、1人の戦士としての姿がそこにあり、大沢たかおさんの名演も相まって、声を荒げるところも、体を唸らせるところも、突撃していくところもどこを切り取っても最高で、スピード感がありつつも、重厚さが滲み出る戦闘シーンには釘付けでした。
漫画ならではの効果音が聞こえてくるレベルの再現度を実写でやってのけたのはもう偉業だと思います。
王騎将軍の最期は水を差されつつも、腹ごと貫かれての最後で、そこから次世代の継承という形で信に将軍の景色を見せるという粋っぷりを最後まで見せつけてくれて、軽く小言を叩いて馬上の上で力尽きるという、これ以上ないカッコいい幕引きには思わず自分も両手を強く合わせていました。
皆が涙し、皆が手を合わせ、それほどのカリスマ性が溢れ出ていた王騎将軍という存在をスクリーンで拝めたのは本当に貴重な体験でした。
王騎将軍にフォーカスを当てた結果、信など他の登場人物の見せ場がかなり少なくなってしまっていたのはちょい残念でしたが、そこまで尺を振ってると3時間越えのボリュームになってしまいそうだったので、これは賢明な判断だったかなと思いました。
王騎将軍亡き今、これから信含めどうやって面々が成長していくのかが気になる終わり方でしたし、ここで終わっても大丈夫な締まり方で良かったです。
過去4作の中でもNo.1でした。さらば王騎将軍。
鑑賞日 7/13
鑑賞時間 9:00〜11:45
座席 M-7
山﨑賢人さんのピュアさに感銘
戦友が亡くなるシーン、暗がりで信=山﨑賢人さんの
黒目のピュアさがとても際だっていて
あのシーンだけでも
信は山﨑賢人さんしか出来ない、と思わせてくれる。
信とホウケンの戦闘シーン
信があっさりやられ過ぎ
原作では、2太刀斬り込むのに…
信の強い相手に向かって、
すぐに戦闘力アップ出来る
天分の才能の部分をちゃんと見せて欲しかった。
もっと信の活躍にクローズアップして欲しい。
あと、あの場面は、ホウケンが
信とキョウカイ=9年前の王騎とキョウ
並の戦闘力を感じ出てくるシーンだから、
そこが伝わらず
単なる夜襲ってだけだとエピソード薄い。
これから原作もっとキャラ増えて
信や河了貂のエピソード薄いから
続編ではもっとエピソードや演出を増やすとかして
主役目立たせて
最後は、信、エイセイ、河了貂の3人の夢と
キョウカイの夢とか
みんなの夢も叶ったよ
ってまとめてくれて
キングダム1から繫げて欲しい!
原作では収集つけるの大変そうだから
映画ではせめて!
大将軍の帰還!強者達の夢の跡・・・
行ってきました、キングダムシリーズ4作目!
最高に面白かったです!
シリーズ「Ⅰ」~「Ⅲ」までを見直して、あの絶望的なラストからどんな風に展開するのかと思ったら・・・
【映画館大画面での観賞後でやや興奮気味のため、ネタバレするかもしれないので要注意!】
まさか、あんなに苦戦して、逃げ回る羽目になるなんて!オマケにあんな悲しい出来事まで・・・
戦争には、必ず付きまとう残されたもの達の悲痛な姿に目頭熱くなっちゃいました。
前作同様、広大な中国大陸が戦場となり、無数の人達が傷ついていくのですが・・・
本作では、信の大活躍はそれほどでもないかな。
大将軍王騎に圧倒されます。武神との戦闘はまさに伝説ものですね。大迫力に魅せられます。
回想シーンで登場の新木優子さん。ストーリー的にも必要な役どころではあるのでしょうが、ごめんなさい。どうしても強そうに見えない。でも、まぁいっか。
エンディングは、ワンオク。これがまた良い!最高です。
完結編とか最終作ということで、銘打たれている本作ですが、できたらこのメンバーで実写化、続けてほしいですね。
原作マンガが、終わるまで実写映画で見れたらホンッと最高です!
キングダム、ありがとう。
本日、キングダム 大将軍の帰還見てきました。最高でした!1作目のキングダムの後、今後続編が作られていくと聞いた時から今日という日を待ちわびていました。キングダムファンとして、王騎将軍を好きなものとして今作を語られずには居られません。長々と書いてますが是非読んでいってください。
(キャスト陣 ヤバい!)
馬陽の戦いを実写化していく中で、数あるキャラの中でも特に王騎将軍のクオリティの高さは欠かせません。まぁ正直、1作目の王騎将軍が矛を振り回すシーンのクオリティをみて「あ、これ凄いわ」となっていたのですが、今作でさらに大沢さんの凄さを感じました。
王騎将軍というのは、ただの体がでかいオネェ口調の男ではないんですよね。大将軍としてのオーラや背負っているものの重みが桁違いなんです。そして今作の馬陽の戦いでは龐煖との因縁も明かされより深みが増していきます。大沢さんはそこを見事に再現されていました。セリフ、佇まい、叫び声、震えました。本当に鳥肌がたちすぎてヤバかったです。本当にお見事でした。
その他のキャストも最高でした。龐煖役の吉川晃司さん、怖かった。蒙武役の平山祐介さんも怖かった。でもお二人共にかっこよかった。さらに騰のファルファルの再現度の高さ、嬉しすぎて声出ました。そして忘れてはいけない、信役の山﨑賢人さん。彼はね、もう信そのもので演じてるとかじゃないんですよね。この主人公あってのキングダムシリーズでしたね。改めて皆さんお見事でした!
(音楽)
キングダムはサントラがやばいんですよ。凄いかっこよくて壮大で、映像を何倍にも魅力的にする。そして主題歌はワンオクのDelusion:All。この曲は今作だけでなく、これまでのキングダムシリーズの総括的な曲でしたね。ワンオクで始まりワンオクで終わる。最高!
(大将軍の帰還、3つの意味)
今作のタイトルは大将軍の帰還。これを最初見た時は「今作では、しばらく戦場に出ていなかった王騎将軍が総大将として戦場に戻ってくるからこのタイトルなのね。」と思っていたのですが、作品を見るとこのタイトルにはさらに2つの意味があると分かりました。
1つ目は、最後に政が言っていたように、秦軍を率いて馬陽を守った王騎将軍の亡骸が、趙に取られることなく咸陽に戻ってくるぞという意味。
2つ目は、王騎将軍の矛を受け継いだ信が軍に全軍前進を呼びかけていた場面から、将来大将軍となる信が咸陽に戻ってきたぞという意味。
私はそんなふうに感じました。そういった意味で大将軍の帰還というタイトルは今作にピッタリだなと思いました。
(-0.5の意味)
今作は間違いなく最高傑作であったことに間違いはありませんが、好きだからこそ「うーん」と思った場面がありました。それは最後、王騎将軍が死ぬシーンの騰と蒙武の反応です。正直ちょっと動揺させすぎだなと思いました。特に騰。原作では、王騎将軍の言葉に対していつもと変わらない反応をしながらも、拳を思わず強く握りすぎて血が出てしまいます。でも今作の騰はほぼ泣いてました。あれではせっかくの勇ましさが半減してしまいます。あと蒙武も。周りの兵士は泣きながらも、この2人は堂々と胸を張って送り出すからかっこいいんです。そこは少し残念でした。
(改めて)
キングダムを実写化してくれた人たち、キャラを演じてくれた人たちに感謝です。このキングダムシリーズは、大成功した実写映画として今後も語り継がれることでしょう。
ネットの噂では続編がある?のかないのか分かりませんが、私は今作を最後にした方がいいと思います。これから話がどんどん複雑化していくので、それを映画にまとめるのは難しいと思うしキリがないと思います。最高のキングダムシリーズでした。
王騎の思いは矛とともに信へ!
中国の春秋戦国時代を描く大ヒット映画「キングダム」のシリーズ第4弾。もちろん期待を高めて公開初日に鑑賞してきました。行きつけの劇場は、7スクリーンフル稼働で1日25回上映という力の入れようですが、その理由もわかる、満足度の高い仕上がりとなっています。
ストーリーは、馬陽の戦いで敵国・趙の武将を討ち取り浮かれていたところに突如現れた趙の総大将・龐煖によって、多くの犠牲者を出した秦国・飛信隊の信たちは、総大将・王騎と合流して改めて趙の大軍と対峙することになるが、そこには天才軍師・李牧の巧妙な罠が仕掛けられており、全軍が窮地に追い込まれる中、王騎は龐煖との因縁の戦いに挑むというもの。
前作の内容を忘れかけていたのですが、冒頭のダイジェストで軽く振り返ってくれたおかげで、ここまでの流れを思い出し、開幕早々のアクションで一気に引き込まれました。とはいえ前作から完全に地続きの展開なので、少なくとも前作だけは先に観ておいたほうがいいでしょう。
そんな冒頭のアクションですが、これまで同様、信の闘志あふれる攻撃と身のこなし、羌瘣の息つく間もないアクロバティックな連続攻撃を、迫力のワイヤーアクションでしっかりと魅せてくれます。そして、その全てを驚異的な力で弾き返す龐煖!まさに武神としての圧倒的な存在感が強く印象づけられます。しかし、その絶望的なまでの強さを前にしても、傷ついた信のために怯まず守りを固め、己の命を賭して活路を見出す飛信隊の姿が熱いです。
その後、王騎と合流して今度はいよいよ大軍同士のぶつかり合い。相変わらずおびただしい数の兵士が激突する戦場の迫力がたまりません。もちろんCGが多用されていると思われますが、相当な数のエキストラも動員されていると思われ、もはや本物の戦場にしか見えない映像表現がすばらしいです。そんな大舞台の中で繰り広げられる王騎VS龐煖の戦いは、本作最大の見どころと言えます。いつも不敵な笑みを浮かべる王騎が、この一戦だけは超本気モード!そして明かされる龐煖との因縁!序盤で描かれた信や羌瘣とは次元が違う、大将軍同士の一騎打ち、その戦いざまがまさに圧巻!本作の主役は間違いなく王騎であり、すべてが彼へのはなむけであるように感じます。
終盤、龐煖に敗れた王騎を連れて決死の離脱を試みる部下の姿を見て、李牧が王騎の将としての器の大きさを評します。図らずも、これは序盤で見せた飛信隊のそれと同じで、信が王騎のような大将軍へと成長することを予感させます。馬上で旅立つ王騎の姿とともに、王騎の矛と思いをしかと受け継ぐ信の姿が目に焼きつきます。
主演は山崎賢人さんですが、実質的には大沢たかおさんと言っても過言ではないでしょう。圧倒的な存在感でシリーズを引っ張り、本作でも渾身の演技を披露しています。その因縁の相手を吉川晃司さんが、こちらも唯一無二の演技で魅せてくれます。この二人が本作最大の立役者でしょう。脇を固めるのは、清野菜名さん、吉沢亮さん、橋本環奈さん、長澤まさみさん、小栗旬さん、要潤さん、新木優子さん、山本耕史さん、平山祐介さん、草刈正雄さん、玉木宏さん、岡山天音さん、三浦貴大さん、高嶋政宏さんら豪華すぎる面々。
これは大将軍しか見られない風景だ
これで最後?
原作は読んでないけど「史记」という本は読んでいた。
キングダムはその中の一部分かな...結構違う所いっぱいあるけど。
本作は前作より面白くて、主にアクションのシーンなんだけど、前作は長い時間を思い出を伝えていたので今回は散りばめられて伝えるのがより良いなと思う。
後もうひとつのは、両作合わせて2時間半の映画が作れる?なんだか一つずつで実際に物語はそんなに多くないと思うからのだ。
最後に、山田裕貴の役は何の必要❓
キングダム史上最高傑作!
前作運命の炎の続きということで、前回戦闘シーン少なめだった分、今回は戦いが多く描かれていた。
王騎将軍がどうして中華最強の将軍なのか、それは説明しなくてもその佇まい、味方の士気、一刀一刀の重みから伝わってきて、本当に圧倒された。
王騎と龐煖の超重量級同志の戦いはかなり見どころがあったが、回想シーンが長くて冗長に感じた。特に摎の声と身体が細すぎて大将軍としての気迫が全く感じられず、ただ王騎を好きなだけに見えたのが、尺を取っていた分唯一残念なポイントだった。
序盤の飛信隊と龐煖との戦い、敵兵からの追撃から逃げるシーンは最高だった。尾兄弟とのシーンは実写ならではのリアルさと俳優たちの素晴らしい演技力で原作以上に泣けた。まだまだ小さな飛信隊だけど、皆が信が大将軍になることを信じて守る姿に、本当に大将軍になってほしいと応援したくなった。
そして最後は、王騎将軍が今後を仲間に託し、秦王朝に帰還されるまでのシーンは涙なしでは語れたない。王騎の矛を受け継いだ信からの、下を向く秦兵たちへの投げかけ。信はまだ子どもで馬鹿でガキっぽさが残っているけど、それでも仲間と亡くなった皆の意思を背負ってこれから大きくなるまっすぐな瞳を見ると、これがキングダムが面白いと言われる理由であると感じるとともに、主演が山﨑くんで本当に良かったと思えた。俳優人生の2/3をこの作品に費やし、ひたむきに取り組んできた彼だからこそ、これだけの俳優がついてきてくれたのだと思う。
過去4作全て素晴らしい作品だったけど、本作は実写ならではの良さ、俳優陣の心意気が詰まっていた最高傑作だと思う。
もはや教えることはなし
昨夏旅行した稚内の
日本最北端の映画館で観た
キングダムの続編
これどこまでやんのかなと思ってたけど
制作ペースが早いっすね
相変わらずびっくりするほど
高クオリティで驚かされる
豪華キャストなんだけどちゃんと
各キャラ見せ場をフォーカス
されてるのは見事
王騎将軍冗談抜きで
大沢たかおのベストアクトじゃ
ないかなぁ
この人以外できんかったなぁと
そんな王騎将軍の
最後の戦いが今回の中心
馬陽の戦いで将軍馮忌を打ち取り
大手柄に喜ぶ飛信隊の野営地に
現れたのは趙三大天・龐煖(ほうけん)
これがムチャクチャ強く飛信隊は逃げ延び
尾到らの犠牲を払って気絶した信を
どうにか万極らから逃げ延びさせます
そして王騎将軍のもとに半分以下に
数を減らした飛信隊ですが
死んでいった仲間の為にも
前を向き続けると宣言した信は
再び戦場へ赴き
王騎にとっても因縁の相手だった
武神龐煖を相手に
「これまで共に戦い死んでいった
兵たちの命を背負って戦ってきた大将軍」
は互角以上の戦いをしますが
李牧の横槍を受けあと一歩のところで
龐煖の鉾に貫かれます
信たちは必死に戦場から王騎を逃がし
李牧もそれ以上は追いませんでした
王騎の馬を駆る信に王騎は後ろから
「これが大将軍が戦場で見る景色ですよ」
と伝えていくシーンが印象的
そこからは王騎の残された
秦の将たちへ言葉を残していきます
金八先生のようです
信はすでに命を懸けて仲間達が
自分を救ってくれた思いをもって
戦っていたことに対して
もう教えることはないと
「ばか者」とだけ残して自分の
大矛を渡し壮絶な最期を遂げます
大カリスマの死の後にどんな
展開が待っているのやら
どこまで続けるかはわかりませんが
原作もまだまだ終わってないですし
また公開されたら観に行きたいですね
悪くはないが
原作未読。これまでの3本の映画は全て映画館で複数回鑑賞。それなりに評価していたのだが、今回はあまり楽しめなかった。
理由を考えたのだが、1つは似たようなアクションシーンが続いて個人的に少し飽きてきた気がする。前作3本の映画を何回も見た事も影響しているのかもしれない。実はるろ剣も同じ感じだった。熱量は凄いのだが、同じような熱量のアクションが続けば却ってまたかの感情が湧いてくるようなのだ。緩急が必要な気がする。それで言えば第1作は坂口拓の電光石火の殺陣やはしもとじゅんの吹き矢刺客やアクションシーンもバラエティに富んでいて良かった。今作は戦場シーンが多いのだから個別の特色ある戦闘シーンにならないのは仕方ないのかもしれないが。
もう1つは今作の肝である王騎将軍の戦死シーンが冗長過ぎてさほど悲しくならず不完全燃焼で終わった事だ。三浦貴大演じる信の幼馴染みの死の方が泣けた。原作者が脚本に名を連ねていたので原作通りかもしれないが、流石に死に際の王騎将軍が元気よく長話をし過ぎだ。まだ喋るの?と数回思った。
とは言え嬴政の最後の台詞「大将軍の帰還だ」は胸アツだった。李牧が将が死ぬ事で軍が意気消沈する事もあれば士気高揚する事もあり、王騎将軍は後者だから深追いはしないと言っていたが、最近テレビアニメで見た鬼滅の刃柱稽古編最終回のお館様はそれを利用した作戦だったなと戦術の普遍性を感じた。いや、鬼滅が古今の戦術から倣ったのだろうが。
全体的に退屈した訳でもなくつまらないとは思わなかったのだが、事前に王騎将軍の見せ場がたっぷりあり感動巨編になっているに違いないとハードルを上げたのも良くなかったのかもしれない。多分キングダムシリーズで初めて2度は見に行かないだろう。
王騎将軍の集大成
大将軍の帰還とあるように、王騎(大沢たかお)が主役のようになっている。
各俳優陣の演技もとてもよかった。
漫画も読んでいる私なので、答えがわかっているのだけども、それでも白熱した演技だし、戦闘シーンは、ついつい拳を握ってしまうほど、入り込んでしまった。
結論がわかるものの、やはり王騎の最後は、感動で泣いてしまった。
ストーリーも、漫画に忠実で重要なところはしっかり押さえられていた。
細部に渡り、丁寧に作りこんでおり、圧倒する内容だった。
ぜひ、観に行って欲しい!
「キングダム」 主演・大沢たかお
スペクタクル作品キングダム4部作
最高峰にして最終章。
天下の大将軍を目指す少年・信
中華統一を目指す若き王・嬴政
二人を軸に描かれる中国戦国ロマン。
この物語の大きなターニングポイントと言える馬陽の戦いの続き。
私を含め原作読破している方からしたら結末は言うまでもなく。
これまで歴代の実写映画を観てきたが、今までにない不思議な現象が起きた。
私が漫画で感じたセリフ・光景・登場人物の息遣いや生命力全てが143分の上映時間全て寸分違わぬ熱量で感じることが出来たのだ。
その中で特筆すべきは、大沢たかおさん演じる王騎将軍。一言一言発する言葉や度肝抜くアクションが王騎そのもの。
「皆の背には常にこの王騎がついていますよ」
この作品の名セリフとも言える一言が画の中にいる人物だけでなく、観ている我々に訴えかけるほどの説得力をもたらしていた。
ポップコーンなど食べる暇を与えぬほど。笑
それくらいの熱量を感じる作品だった。
話が話なので主人公・信は見届ける立場に回されていたのであまりアクションの見せ場は多くはなく、政との会話も割愛されたのは少し残念。
各々の王騎の想いを受けた二人の会話を実写でも確認したかったなというのがマイナス。
両名なら十分表現できるはず。
大沢たかおさんあっての作品でした。
王騎将軍永遠に。。。
王騎帰還 〜愛と想いの作品〜
今までのエピソード場面から戦闘シーンに続き目が離せない。王騎将軍物語と言っても過言ではない、前作までと異なり、信役の山崎賢人は一歩引いた王騎をたてた作品。えい政役の吉沢亮はこれまでの王騎の人に対する想いを知り、楊端和(ようたんわ)役の長澤まさみは戦闘の柱を知らせる役目。
前作から参加したほう煖役の吉川晃司は変わらず強く、李牧役の小栗旬は冷淡冷静役。
摎(きょう)役と王騎の過去や仲間の陰で支える人々等愛と戦いを描いた大作。コミックで人気の高いとうの魅力も描かれている。出会い、別れ、精神面での成長、信を守る仲間の存在、信だけが体感する王騎の世界観や迫力と人間ドラマが詰まった作品。今までとは違う感触で楽しめました。
空間や凸凹を音で表現したサウンドトラックも改めて聴きたいと感じた。
ラストシーンは次作を期待したい気持ちが芽生える。ぜひこの大作を映画館で感じて欲しい。
継承された想い…日本映画史上最大の決戦
"キングダム(実写版)" シリーズ第4作。
TC PREMIUM THEATER(ドルビーアトモス)で鑑賞。
原作マンガは未読。
間違い無くシリーズ最高傑作と云うことだけでなく、「日本映画史上最大の決戦」と言っても決して過言では無い、圧巻のスケールで描かれる戦いの迫力がとてつもなかった。
最終章に相応しい壮絶な戦いがシネスコ画面にダイナミックに展開する。まるで戦場に放り込まれたような臨場感だ。
一緒に観た友人曰く、原作ではこの先これ以上の激しい戦いが描かれるらしいが全く信じられない。この集大成感、このアツさ、まるで「スラムダンク」の山王戦の感じであった。
とにかく、ずっと戦のシーンが続く。しかしドラマは端折らない。そんな絶妙な塩梅の脚本の手堅さは、数々の名作を手掛けて来た黒岩氏と原作者・原氏の共同作業の賜物だろう。
始めから終わりまでクライマックス状態を維持して息つく暇無し。シリーズ最大級のアクションとエモが怒涛の如く繰り出されるのが最高で、筆舌に尽くし難い興奮と感動に包まれた。
今まで鉾を一閃するに留まっていた王騎の本格的なアクションシーンがついに解禁された。5年間この時を待っていた。
王騎とホウ煖の一騎打ちは、日本映画史に残るスピーディー且つ超重量級のアクションで構築されていて手に汗握る。
心を捨てた武神と想いを強さに変えた大将軍の戦い、とにかくアツくとにかく尊いのだ。こんな戦い見たこと無い。
本作の主役は間違い無く王騎であった。否、これまでも実はそうだったと言えそうである。天下の大将軍としての凄まじい威厳を体現する大沢たかおの演技の集大成を見た。
大勢の敵が迫る中、疲弊する兵士たちに、自らも満身創痍にも関わらず力強い声音で、「あなたたちの後ろにはこの王騎がついてますよ!」と檄を飛ばすシーンは、スクリーンを飛び越え、私に向かって檄を飛ばしているように錯覚して、全身が奮い立ち、胸がアツくなって泣いてしまった。
大沢たかおの渾身の演技があったからこそ、王騎の名ゼリフや将としての器の大きさが伺える行動の乱れ打ちにカタルシスが生まれ、心がこんなにも震えたのだと思う。
信と王騎の関係の終着点にも涙腺崩壊。天下の大将軍とは何かと云う教えと、たくさんの想いと共に王騎から託された鉾を携え、ようやく物語の主役となった信の今後が気になる。
1作目から、シリーズの牽引役として絶大なる存在感を示していた王騎の死によって、確かに物語は一区切りがついた。しかしまだまだこれからだ。このまま終わって欲しくない。
本作の大ヒットによるさらなる続編に期待したい。
[余談]
サブタイトルが回収されるラストシーンも最高だった。
最後の最後まで泣かせようとするのが、とてもニクい。
[以降の鑑賞記録]
2025/03/15:Amazon Prime Video(レンタル)
2025/07/13:金曜ロードショー(録画)
※修正(2025/03/15)
大将軍の帰還!!
ネタバレしてます!!
おばちゃんなのに原作漫画を頑張って追っています。
先日発売された最新刊(72巻!!)も読みました。
たぶん皆さんもご存知だとは思いますが、
◯が中華統一するのはわかってる。
それなのに!72巻なのに!
七ヶ国中、まだ一国も滅んではおりませぬ(°▽°)
本当に統一できるのか??(°▽°)
しかし、
本作は、そんな長〜い原作を、こんな風にまとめたんだ!と感心しちゃいました。
ちゃんと一つの作品としてまとまっていたと思います。
とりあえず一旦区切りはついた。
(えらそ〜にすみませんm(__)m )
黒岩さんやるね!
(原先生も参加しているからかな?)
そんでもって、
前作のレビューにも書きましたが、ラストで登場!お一人様モニカ!いや、吉川ほ〜けん!
もうさ、
この後どうなるか分かっているから、劇場で予告を観る度にウルウル( ; ; )
見たい様な見たくない様な。。。
しかし、
私もたかお様王騎将軍に着いて行くと決めているので、見ないという選択肢はありませぬ。
ハンケチ持参でレッツラゴー٩( ᐛ )و
本作は王騎将軍の物語であり、因縁の相手であるほうけんと、とうとう対峙する合戦が大きな見せ場でした。
(もうぶのバカやろ〜)
騎乗戦も地上戦も迫力満点!
王騎将軍の怒りに満ちたあの表情は圧巻!
いつもの口調にも凄みがあり、彼の中ではきょうを失った怒りや絶望は過去の出来事になっていなかったのだと伝わってきました。
だからこそ死んで欲しくなかったよ〜
( ; ; )( ; ; )( ; ; )( ; ; )
(私の推しは必ずといって良いほどに途中退場です泣)
やっと一人前だと認められた信。
「童・信」から、「信」と呼んでもらえましたね泣
将軍の馬に乗り、王騎将軍と見た景色は一生忘れないだろう。
王騎将軍の生き様は信たち
(私にも٩( ᐛ )و)にしっかりと焼きついていますよ!
いつでも後ろには王騎将軍がついていてくれる!
死しても尚、王騎将軍の存在は偉大なもので、争いのない中華統一を目指して行く中で、皆の大きな力になるだろうと思いました。
王騎将軍は本当に最強の大将軍でした!!
デカすぎるBGM問題。
(はい、ここ泣く所ですよ的な大袈裟なBGMも好みじゃなかった)
ワイヤー使いすぎ問題。
(きょうかいの必殺技が見れたのは嬉しかったけトーンタンタン♪)
シーンとシーンのつなぎ方。
過去の回想シーンや違う場面の出来事を入れ込み過ぎて、合戦シーンのスピード感が損なわれた問題。
きょうを演じた新木さんが全然大将に見えなかった問題。
(可愛かったけど)
(まぁ原作通りっちゃ〜そうだけど)
(その点まさみは最高〜!レベチ!)
と、気になった点はあったものの
(結構あるなw)
それらを上回る王騎将軍の生き様に魅せられました!
そして、
とうとうその正体が明かされた李牧
(小栗君。。ややコスプレ感強し)
こいつが本当〜に頭良くて強くてよ〜
困っちゃうんだが、、
次作では彼がどう動くのかが見所になるのかなぁ??
続編はなる早でお願いしたいが、とりあえず本作をおかわり予定です!
残念
これで終わりなのですねえ。まだまだ、続きが見たいです。今回は漫画を読んでますが、各キャラクターの配役がみんなピッタリですよね。今回は大沢たかおさんの独壇場でしたね。ただ、最後の信のシルエットはカッコよかったですね。
血が湧き立ちます!
原作は未読です(正確には愛蔵版を購入し始め積読状態です笑)。
元シリーズの集大成とのことですが、王騎(大沢たかお)が主役でしたね。
時代の終焉とともに新しい時代を感じさせる作品になっていました。
それは数々の別れから成る「別れ」の物語であり、
新たな世代に受け継がれていく、「始まり」の物語でもあっただろうと思いました。
冒頭からアクションの魅せ場が続き、疾走感も相まって、
140分強の作品とは思えぬ、飽きさせない、ずっとスクリーンに入り込んでしまうような
集中力が欠けることなく最後まで鑑賞できる素晴らしいつくりです。
そしてキャストの豪華さも見どころだと思います。
吉川晃司演じるほうけん、小栗旬演じる李牧、新木優子演じるきょう など、
場面場面でFeaturingされていて、分厚いつくりになっていましたね。
個人的には清野菜々演じるきょうかいのアクションが楽しみだったので
そこも期待に沿っていました。
やはり本作は王騎に尽きます。
王騎のアクション、セリフ、死に様、いずれも素晴らしく感銘を受けました。
とはいえ、信(山﨑賢人)の影が薄かったのはちと残念でした。
が、しかし、ラストは心が震えるくらい「血が湧き立ち」ました!
王騎将軍を堪能〜~!!!
評価5は甘いかもです!
めっちゃ忖度してます!!(笑)
*****
20年前とかの回想シーンでも顔つきはどうしてもあんまり変わりなかったし(体型はやや細かったけど)
エンディングの過去作の懐かしい場面と主題歌がイマイチ合ってないような。。(やっぱり第1作目だけが歌と映像がばっちり合ってたと思います)
王騎将軍は馬に跨ったまま亡くなる?気を失う?でも馬上で姿勢を保ってるならまだ亡くなってない??いややっぱり亡き骸とともに本国へ帰るから座ったまま亡くなっているんだ。。。と驚愕。
あと戦いのシーンでワイヤー使ってるのがあまりにもあからさまな場面もあり、映画としての若干のツッコミどころはあるものの、、
将軍が亡くなることや将軍の武器は信へ受け継がれることは少し原作を見て知ってましたが、詳しい状況はもうあまり覚えてなかったので、映像で見れて良かったです。
*****
あと騰さんのファルファルも見れた〜!!
1作目は要潤さんの大きな活躍は無くてすぐには要さんだとも気付かなかったんですが、それから少し原作を見て、あの攻撃の場面は来るのかな~と思ってたから、騰さんの戦いもしっかり見れてそこも良かった!!
第1作は「ワンオクが主題歌の映画なら見てみよう、映画館でワンオクの歌を聴いてみよう」と思って当初は原作を知らずに鑑賞し、
「待って主役の若者2人より大沢たかおさんの王騎将軍のほうがカッコ良いし美味しい場面も全部王騎将軍が持ってってるじゃん〜~!!なんだこの作品、なんか凄いぞ!!」と、
王騎将軍にハマったおかげで原作を少し読んでみることにしたニワカ勢としては、今作は「王騎将軍、お疲れ様でしたーーー!!!カッコ良かったです!!!」という、
ひたすら王騎将軍を堪能する回で良かったです☺️
もう少しで結婚出来たはずなのに出来なかったことはとても残念ですが、
モテる男子の心得
「好きな女子が言ってた言葉だけはどんなに昔のことでも忘れずにいてくれること」
を、ちゃんとさらりとやってのける、そうですよ、そういうとこなんですよ、女子はね~そういうのにキュンとしちゃうんですからもうそりゃちゃんと好きな子からモテるって(笑)
頑張って公開初日に見た甲斐がありました!
ありがとう王騎将軍。
さ〜明日からの3連休、わりと忙しいけど元気受け取りました!全軍、前進ーーー!!!💪
王騎将軍最高
今日観てきました。
最初から凄いシーンでめっちゃ鳥肌!
尾到の所はめっちゃ泣かされました…。
龐煖役の吉川晃司さんが完璧ぐらいめっちゃ似てて王騎との一騎討ちは迫力も凄くて見入ってしまった。
まじで最高傑作だと思います。
ただ万極のシーンが少なかったのが残念でした。
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