キングダム 大将軍の帰還のレビュー・感想・評価
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72巻中この作品で16巻が終わったそうな
これまでの「キングダム」全4作を一つの大きな作品として捉えれば★4つあげることができますが、今作だけで言えば★3つです。というのも、この第4作目は夢も希望もない終わり方をしているからです。もちろん歴史的には「始皇帝」という言葉があるように必ず秦は中華を統一するわけですが(笑)
でもまぁ、お話の流れを知らない(要するに原作を未読な人)人にとっては、この第4作目は全然面白くありません。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが(笑)
で、この先映画化はあるのでしょうか(笑)
大満足
見やすさ◎
ストーリー◎
キャラクター◎
没入感◎
個人的好み◎
安定の面白さです。
前作が中途半端だったので、今作でどこまでと思っていたのですが、かなり楽しめました。
戦いとか戦略、騙し合いがある方が好みだがこのストーリーは好きです。
世代交代そして新たな戦乱へ
これまでの、4部作は王騎の為の話だったのか!と思うくらい、かっこいい王騎の姿が有りました。めちゃくちゃ面白かったし、泣かせてもらった。
とにかく、王騎と龐煖の一騎打ちが凄すぎた。あんな大鉈持っているのにパワーだけでなくスピードも持ち合わせた戦いは、息を呑むばかり。
その戦いに水を刺すように、智の李牧が王騎軍の横腹を突くという、奇襲。これはたまらない戦略だ。改めて軍師の恐ろしさも理解した。
いつか訪れる世代交代。戦乱の世も変わらずに訪れる。今まで君臨した大将軍が敗れる時に、時代が変わり新たな戦乱が訪れる。その瞬間を見事に描いた作品であった。
ただ、王騎軍にも新たな力も生まれている。この先どうなっていくか楽しみになる終わり方にもなった。
映画の迫力も俳優陣の物凄い演技があったこそ。兎にも角にも、大沢たかおの王騎は凄すぎた。大迫力で鬼のような形相はその場に居なくても圧倒させられる。俳優は凄いなと改めて感じてしまった。
さて、キングダム4部作文句無い終わり方となりました。この先はつくらないの?と思いますが、まだ原作も続く超大作漫画なので、キャストがどこまで持つかを含め、どうなるかが気になる作品ではありますね。
シンバルキック
過去イチ、でました
過去、シリーズ3作を劇場で観てきて、正直なところ「2」「3」は酷い作品だと思っている私だが、悪口を書くためにわざわざチケットを買って劇場に足を運んでいるワケではない。当然それなりの期待をしている。
そして本作。
ひとまずシリーズもこれで一区切りということらしい。
連休の映画館は朝イチからほぼ満席。
素晴らしい。
以前は、休日で満席の劇場は「しゃべるヤツ」「電話鳴らすヤツ・光らすヤツ」「大幅に遅刻してくるヤツ」がいたものだが、最近の映画館ってその辺りのマナーがすごく良くなってきた気がする。
素晴らしい。
で、前作までのおさらい後に本編スタート。
信が馬陽戦で馮忌(フウキ)の首を獲った後、その夜営地を龐煖(ホウケン)が襲うシーンから。
なかなか迫力のあるアクションシーンが終わると、ここからがお涙シーン。
「さっそくかい!」と思っていると、これがもう長い長い長い!
ただ、ここを抜けるとあとは戦場メインの流れに入っていく。
咸陽で語られる過去や現在の周辺情報と、高台から見守る李牧の戦略話を平行しながら(これはこれで長いのだが…)、戦場でのぶつかり合いが描かれる。
前作は「戦略と戦術」のお話だったが、今回は全体に「因縁と力」のお話。
やはり特に王騎よね。
今回はほぼ主役で繰り広げられる、龐煖との一騎討ち。
私には、シリーズの前作3本は今回のシーンのための単なるイントロダクションだったのではないかと思えてしょうがない。、
剣ではなく長い矛を使うヒーローが二人で戦うというのも珍しいし、実力が拮抗する二人が馬上と地上を舞台にして、その剣術と格闘どちらも堪能できる。
矛の「音」も工夫が凝らされていて、いろんな意味でこれはお買い得である。
あと、その周辺として「単騎」「隊」含め、騎馬を使ったシーンも多かったが、これもかなり工夫されていて、カッコ良かった。
エンドロールみたら、やはり馬関連のスタッフさんがたくさん加わっていた様子。見事なデキだったし素人ながら大変だったろうと思う。
騰(トウ)の「ファルファルファル…」も見れたし、かなり満足度は高め。
新木優子の「摎(キョウ)」はさすがに浮いてる気がするけどね。武将としては線が細すぎる。
前作まで私はずっと劇場版の信について「どうしてもバカにしか見えないのに、百人将として慕われる意味が分からない」とレビューしてきたんだけど、この後、王騎の信託を得て信が配下の兵士たちに支持されていくということなら納得できる。
シリーズの中では圧倒的に一番面白かった。
ただ、映画としてはシリーズ通してエモーショナルなシーンの使い方(まず、長い!)と、キャスティングはずっとノイズになってる。
「シリーズの中では」ダントツに面白いです。
ぜひ劇場で。
王騎VS龐煖で椅子から放り出されそうになった4DXの恐怖w 主役が...
王騎将軍の映画
集大成!今回は王騎が主役!
面白かった!とにかく面白かった!
キングダム集大成の作品といってもいいくらい!
途中ちょっと間延びするとこもあったので星マイナス0.5にしましたが、王騎とほうけんの戦いは本当に見応えがあって思わず手を握りしめながら観てました。
個人的には騰の剣技ファルファルが見れてテンション上がり、更に王騎の鼓舞に私も共にテンションぶち上がり!
心の中で「殿〜!」と叫んでました。
もう大沢たかおさんの演技が秀逸!
「ンフッ」からの怒りの表情に痺れ、彼の演技に引き込まれした。漫画を見始めた時は王騎苦手だったのに、いつの間にか1番大好きな将軍に。
その王騎を大沢さんが見事に演じきられて、涙なしでは見られませんでした。
今回は大沢たかおさん、吉川晃司さん、要潤さんらベテラン勢の見せ場が凄くてワクワクしっぱなしで、どちらかというと若い役者さん達が脇を固めた感じでした。(顔を1度も見せないバジオウの阿部進之介さんのカッコいい佇まいも、楊端和の凛とした美しさも健在でした!)
書きたいことありすぎてまとまらないので、是非皆様観てください!としかいいようがありません。
ただ一つ、どうしても李牧の小栗旬さんの配役だけは納得いかず(まだ言ってる)、観終わって席を立つ際、「やっぱ李牧が小栗旬ってのがなぁ」とボヤいてるお兄さんに「同志!!」と心の中で叫び、心の中で勝手に握手しました。
現場からは以上です。
殺陣のシーンの画力・音圧に身震い
二つの強さについて
キングダムの第4作「大将軍の帰還」を見に行きました。もちろんIMAXです。
この作品は今も単行本70巻を越えて連載中の作品で、その16巻目くらいなのですが今回で最終章と言う事らしいです。私はウソだと思ってます。
キングダムはご存じの通り秦の始皇帝となる政(吉沢亮)と秦の大将軍を目指す信(山崎賢人)の物語ですが、今回の映画に関しては信が師匠と仰ぐ大将軍、王騎(大沢たかお)が主人公と言えるでしょう。
そして映画のクライマックスは王騎と王騎の宿敵龐煖(ほうえん:吉川晃司)との因縁の一騎打ちです。
私、実はこうした映画の見せ場的なシーンがあまり好きではなくて、007のカーチェイスとか最終対決のシーンではいつも「長げえよ」と思いますしさらにAmazonビデオとかだと早送りさえしてしまうのですが。
今回は違いました。
月並みな表現ですがすごい迫力で一気に見ちゃいました。
あの王騎の憤怒の顔のアップだけで、それをおかずに白ご飯食べられるほどでした。
ここまで最終決戦に見入ってしまったのは後にも先にもなく、強いて言えば「七人の侍」以来でした。
この対決が凄いと思うのはもちろん二人の俳優の演技によるところが大なのでしょうが、さらにこの二人の「強さ」の背景の違いを観客が理解したことにあると思います。
王騎の宿敵龐煖は「武神」と言われるだけあって、己の強さを神の領域にまで高めようとひたすら修行し、力を極めたと確信しそれを天下に示すために戦場に現れ、まるで神事を務めるように力を振るいます。
※そう言う意味では冒頭、龐煖が同じく自らに神を下すことで超人的な力を発揮する羌瘣(清野菜名:私、この人大好きです)と対決するシーンはもっと作りこんで欲しかったなと思います。でもこのシーンは前作からの続きになっているのでこのくらいなのでしょうが。
一方の王騎は人としてと言うか人の群れである軍の頂点たる大将軍として一つ一つの戦いの中で経験を積み、人を殺し、また仲間の死や想い、大勢の仲間を思い、思われる気持ちを背負い、さらに自分が愛した人を龐煖に殺された恨みまで背負い、それら一切合切を力に変えたまさに人としての力の頂点に達した男です。
たとえて言いますとハーバード大出身の天才アナリストとたたき上げの名物営業マンとでも言いますか(だいぶ違うか)
そこがわかってしまうと言うのも二人の俳優、特に大沢たかおの凄さだと思います。
とまあ、二人の対決に感動したわけですが、その分、全体的なストーリーはちっとも進みません。始皇帝の中華統一は何十年もかかるのですがこの映画では多分一晩と丸一日くらいです。
多分、この映画はまだ続くのでしょうが、私が死ぬまでにせめて前半の山場の函谷関攻防戦くらいまでは観たいものです
最高の最終章
王騎将軍がメインでめっちゃ面白かった!
『キングダム 大将軍の帰還』鑑賞。
*主演*
山崎賢人
*感想*
最近バタバタしてて、なかなか映画館に足を運ぶことが出来なかったんですが、やっと時間が空いたので、観に行きました!
原作は読んだ事ありませんが、映画は過去作全部観に行ってます!キングダムがきっかけで山崎賢人のファンになりましたし、第4弾あるなって思ったらあっという間に1年が経ってもう公開ですからビックリしました。
いやぁ〜最高。第4弾は王騎将軍がメインですね。原作との違いは分かりませんが、今まで具体的に明かされる事がなかった王騎将軍の過去や飛信隊の絆、信に対する熱い友情、そして、前作で少ししか出なかった小栗旬が演じる李牧はどういったキャラなんだろうと思いましたが、そうとう頭のキレてらっしゃる!恐れ入ります!
そして、同じく前作に引き続き、吉川晃司が演じる総大将の龐煖がめちゃめちゃ強い。バトルシーンが常に重厚感があって、武器がデカすぎるせいか、迫力がハンパなかった!
アクションシーンは文句なし!それぞれの軍がぶつかり合うシーンは何度見ても興奮しますし、大沢たかおの王騎vs吉川晃司の龐煖が激突する所は鳥肌モノ!
総じて、めちゃめちゃ面白かったです!感動もしましたし、キングダムはやっぱり面白い!
続編を早くみたい!(^^)
お祭りのようなもの
度々、作中で言われる、「天下の大将軍になる」というのはどういうことなのか、と、考えた。
〝大将軍〟ということは、戦争の英雄のことなのかもしれない。戦争の英雄、ということは、人々の命を殺めた先にある存在の事を示すと思う。
三作目に少しだけ垣間見えたような兵法のような合戦は今作で無くなっていた。力と力のぶつかり合いになり、窮地に至っては「十倍の兵力があるのなら、一人で十人を倒しなさい」と、もはや根性で争いが行われていた。なんだかよくない戦争ものを観ている心地もした。
戦争なのだから、敵将を狙うのは当たり前なのではないか?と不思議に思う所もあった。それが私情として復讐になろうとも、お互い敵であれば知ったこっちゃないことなのではなかろうか、と謎に思った。
戦争ものとはいえ、これはアクション映画なのかもしれない、と思いつつ、カンフー映画のようにも感じた。映画、としては一貫性が無いと思う。薙刀のような武器がぶつかり合い、その威力で柄がひん曲がるほどのことがあっても、それとこれとは映画のテーマに関係あるのか、といえば無いような気もする。ああ、そうですか、で終わる。
様々な配役の演技が観れるのは面白くありつつも、顔のアップの画面が多く、回想は回想でたっぷりあり、上映時間も長く感じた。
観ながら、これを作るのにどれ程のお金がかかり、どれ程の人が関わり、どれ程の時間がかかっているのか、を想像した。
内容としてはA4サイズの紙二枚ほどの内容だった。
攻め込みすぎたら挟み撃ちに遭い、そこで宿敵と合戦した後に、脱出を試みる、といったぐらいだった。
そう思うと、この「キングダム」という作品は一種のお祭りのようなものにも思える。
そういう祭りとしては、なかなか四作品も作ってよくやったのかもしれない。
続きも作れそうであるようにも感じつつ、また五作目が作られたら、観るかどうかはちょっと考えてしまうようにも思った。
実写化作品としては成功
最高にカッコいい王騎将軍!戦闘シーンは迫力満点!
泣きました
王騎完結編?
まず、IMAXでの鑑賞をオススメします。
前作で因縁を匂わせるだけで終わった、王騎と武神龐ケンの、満を持しての対決が本作のメインディシュ!もちろん大軍同士の戦いも圧巻なれど、大沢たかおvs吉川晃司の一騎討ちは日本映画史に残るど迫力です。冒頭の信&羌カイ(清野菜名)と龐ケンの対決は前菜に過ぎませんでした。
シリーズは、秦の大将軍を目指す童、信(山崎賢人)の成長譚なれど、本作の主役は完全に王騎将軍。最期まで将たる者の生き様を信や王騎軍の部下に見せつけて逝きます。ヨーダか?
一騎当千の諺があるが、追い込まれた王騎から出た、ひとりで10騎以上を討つまで死ぬ事を許さない、って台詞はちとドッキリしましたなぁ。
演じる大沢さんがカッコ良すぎ⁈ 敵役の吉川さんも相変わらずカッコ良い。あと、最後に王騎軍を託される副官の騰(要潤)もあんなに強かったんですねぇ。
これで映画シリーズが一旦完結とは…色んな大人の事情か⁈ 信の本当の大活躍はこれからでしょ?
山崎賢人さんのライフワークとして、ゴールデンカムイと同じように、WOWOWでシリーズ継続してください!
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