キングダム 大将軍の帰還のレビュー・感想・評価
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あなたもわたしも飛信隊
第四部作まで役が欠けることなく
続けていただきありがとうございました。
原作アニメ全く見てない勢です。
今回はネタバレ要素一切見ずに、金ローで本編のみを復習して臨みました。
前回からどう繋がるのかなーと思ったら、しっかり尺を取って今までのあらすじを説明してくれました。
武神との戦いから逃れ、仲間を失う😭
きょうかいの『いいやつだったな』
で追い討ちされた😭
そして武神と王騎の戦い。すんごい迫力!手に汗握り王騎を応援していた。
昔の因縁と絡めてよくこんな上手く見せられるなーって思って。
武神強いけど、王騎は勝つよ絶対!
と思ったら青い小栗のせいで王騎が😭
信をもっとずっと見守っていてほしかった。
王騎の馬に乗る信、将軍の景色を見せる王騎😭
ばかたれ😭😭
途中から映画館の観客全員が隊の一員になっていた、
最後にタイトルがバーンと出て、そう言うことか😭😭😭とまた泣く
王騎の剣もまだ扱えない童信が、今後どのように成長していくのか、実写で見守ることができないのは少し残念だけど。第4部作まで勢い落とすことなく、ここまで楽しませていただきありがとうございました。
泣きすぎて映画館を出てから15分ほど動けなかった。
合戦の迫力と大沢たかおの存在感
今だに原作には触れていないのだが、期待せずに観た映画1作目に「意外に面白い」と感心し、2作目、3作目も益々面白みを増して、印象に残る作品になった。4作目はこの夏一番の邦画大作の位置づけとなり、今回も楽しみにしていた。
【物語】
中国春秋戦国時代。少年の頃から大将軍になる夢を抱き、飛信隊を率いるまでになった信(山崎賢人)は、趙軍との馬陽の戦いでの勝利に貢献する。
-ここから本作-
しかし、突然趙軍の総大将・ホウ煖(吉川晃司) の軍勢が飛信隊の前に立ちはだかる。信と羌カイは果敢にホウ煖に立ち向かうが、圧倒的力を持つホウ煖に蹴散らされ、飛信隊は森の中へ散り散りに逃走。信と羌カイは仲間に何とか助けられるが、多くの仲間を失うことになる。
一方、北の大地では山の民を統率する楊端和(長澤まさみ)が、趙の軍師・李牧(小栗旬)の脅威を秦の王エイ政(吉沢亮)に伝えていた。
秦軍は李牧の策略で10倍の数の敵に囲まれるが、総大将王騎(大沢たかお)は怯まず、決死の策に出る。飛信隊も王騎の後に続く。
【感想】
1作目は原作の壮大さを感じ取ることができたが、若手俳優中心なためやや薄っぺらさは否めなかった。それが2作目以降は脇を固める役者がグレードアップし、作品の重厚さが増した。本作も「この人も出てるのか!」という感じで惜しみなく大物俳優が投入されている。長澤まさみ、橋本環奈を端役で使われる作品はなかなか無い(笑) 1作目から大ヒットしたからこそできる好循環だと思う。 芸術性は皆無なれど、キャスティングの豪華さと大量エキストラを使った合戦シーン、それらの圧倒的物量が本作の最大の魅力。
物量に加えて、今作でも山崎、清野を初めとしたactionシーンも目を楽しませてくれる。
が、それにも増して本作で一番印象に残るは、主演山崎賢人を超えてサブタイトルとおり、大将軍役の大沢たかお。登場シーンは僅かだった1作目でも存在感を示した大将軍大沢たかおは最終章では紛れもなく物語の中心に居た。 宣伝インタビューで大沢たかおは「この作品に出て良かった」と語っていたが、本当だと思う。彼の代表作は色々あるけれど、特に若い人には本作で大沢たかおという役者の存在の大きさを強く知らしめたと思う。ロートルのオジサンも「大沢たかおここにあり」と思った。
何はともあれ、夏の娯楽大作として十二分に楽しめる作品としておススメできます。
タイトルなし(ネタバレ)
一流の役者が集まり、映像も美術も全てが優れているのだが、退屈な時間があってしんどいと思った。
尾とうと尾平の妻たちが祈るシーンは全部カットで良いかもな~。
映画では16歳って言っていたヒョウ役の新木優子て30歳なのか。
漫画を知ってるから仕方ないけれど、大どんでん返しが起きず、退屈だった。
感動するシーンはあった。
特に最後の信が皆に話した下を向くなってシーンは良かった。
楽しかったけど、少し残念
大俳優・大沢たかお・稀代の天才
今までのキングダムの中で、一番面白くなかったので残念
怒りの大将軍
もっと、信の成長を見ていたい...
すごかった!
とにかくすごかった!!
王騎とほう煖の総大将同士の戦いのシーン、素晴らしかった。
お互いの戦う理由は全く違うけれど、その重さは同じで怖いぐらいだった。
二人とも本物の武将だった。
さらに、王騎は最後まで、天下の総大将だった。。。
そして、俳優のみなさんが、もう、キングダムの世界の人にしかみえない。
羌瘣、騰、飛信隊の仲間たちなど1話からのメンバー、
今回から参加された俳優のみなさん含めて、皆かっこ良すぎて、痺れる。
だから、誰一人欠けることなく、ずっと観ていたかった。。。
って、それじゃあ、映画にならないけど。。。
そして、1話から大好きだった大沢たかおさんの王騎に、もう会えないのが一番いやだ〜。
集大成って、もう続編はないってことなの?
って、続編あっても、もう、王騎出てこないのかぁ。。。
原作未読だから、どうなるか判らないのですが、もっと、信の成長も見ていたいですー。
みなさん、歳を重ねられるから、ずっとできないのは解るのですが、
それでも、まだまだ観たいです。
そんな風に思わせる作品って、そうそうないです、すごいです!
鑑賞中、終わってほしくなくて時計ばっかり見てしまっていました。。。
※Dolby-ATOMSの最高のサウンドで鑑賞できたのもGOOD!
原作は未読です。その視点でのレビューです。 サブタイトルの通り、今...
原作は未読です。その視点でのレビューです。
サブタイトルの通り、今回は王騎主体のストーリー。前回のラストに登場した龐煖(ほうけん)と信との戦いからスタート。あいかわらずの迫力ある戦闘シーン、羌瘣(きょうかい)の華麗なる剣捌きに冒頭から引きつけられていくも「上には上がいる」を見せつけられて二人とも一旦幕引き。やがては二人が成長し、龐煖を倒すのだろうとも思われましたが…。
話が壮大になるにつれて、物語を動かすのは王や将軍、軍師たちが主体になっていきます。また彩りという面でも麗しき楊端和や摎が、戦局や王騎の心理にと様々に作用していきます。今回は彼女ら含め上位階層者達の思惑や過去回想からの設定色が濃いため、その中においては、卓越した戦闘能力を持つ信や羌瘣も「只の」兵隊に近く、話の中心にいられなくなっていたのが気になります。もちろん主人公ですから要所で割り込んできますが。
優秀な新人エンジニアが何かの技術で会社の危機を救って、社長・幹部の目には止まるも、M&Aや中期戦略会議には呼ばれないと同じように、「おい、信、大将軍になると言っているけど、そろそろ幹部にならないと、このままで終わるぞ(終わらないだろうけど)」と、原作知らない私は心配し、次の回での飛躍を期待しているわけです。まあとにかく今回も楽しめました。
ファルファルファルファル
我々の背に胸に常に、天下の大将軍と『キングダム』はいる
前作『~運命の炎』のED後、いつもならある次作予告映像が無く、ヒヤッとしたもんだ。
来年公開じゃないの!? 次、数年空くの!? あのラストで!? そんなご無体な!
ちゃんと今年も公開。安心安心。
だって、あのラスト。続きが気になって仕方ない。
本当に近年最も楽しみとなった邦画シリーズ。いや、洋邦併せてのシリーズとしても。
信が初めて隊長となり、率いた“飛信隊”の初陣の大活躍直後、宴の席に現れた謎の男。武神、龐煖。
高台で戦局を窺っていた河了貂の前にも現れた謎の男。李牧。
彼らは何者か…?
これまで戦を第三者の立場から威圧をかけていた王騎。遂に戦場に繰り出し、秘められた過去も明かされる。“大将軍の帰還”とは…?
何やら今回で“最終章”とか“一区切り”の噂。どう締め括られるのか…?
期待値はシリーズMAX。それを見届ける時が来た。
改めて、これほどのペースとクオリティーとスケールとエンタメを魅せてくれる佐藤信介監督を始めとするスタッフ/山﨑賢人を始めとするキャストの皆々様に感謝と敬服と労いを。
皆さんの背には常に待ち望んでいるファンが居ます!
飛信隊の窮地。突如現れた一人の男に次々仲間が倒されていく。
本当に人なのか…? 龐煖の圧倒的な力。吉川晃司の存在感。
信と羌かいの同時攻撃も返り討ち。信は強烈な一撃で倒れてしまう。
その信を守る為に、仲間が盾になる。ここ、ジ~ンとしたなぁ…。
あわや!…の所へ、両軍の援軍が駆け付け、交戦。
飛信隊は信を守りながら逃げるが、万極が追う。追い詰められるも、散り散りに逃げる。信は尾到に託され…。が、尾到も深手を負っていた。
逃げ切り、少し休む。信も意識を取り戻す。
ボロボロの二人。出会った頃の思い出話。
あの頃は、まさかこんな闘いやこんな場所、こんな経験をするなんて夢だった。
だけど、夢じゃない。本当に俺たちはやった。
バカにしていた“天下の大将軍”も夢じゃない。なれよ、絶対に。
そう言い遺して、一度目は騙されたが、二度目は…。
戦は武勲を挙げるだけじゃない。辛い別れも。また一人、大事な仲間が…。
信は散った飛信隊と合流。一番悲しいのは兄・尾平だが、称えて笑ってやってくれ、と。
序盤の最大のハイライトは、三浦貴大が泣かせる。
そう、いつまでも悲しんではいられない。
王騎本軍と合流。百人隊の2/3の仲間を失ったが、この悲しみと死んでいった仲間の無念はこれからの闘いで勝って打ち消す。
自ら鼓舞する信と飛信隊。王騎にも活力みなぎる。
本当の闘いはこれから。秦軍と趙軍の本決戦…!
開戦はまず拮抗。が、蒙武一派が敵の誘いに乗ってしまい、拮抗は崩れた。
趙荘の包囲網に落ちた蒙武。助ける為に、王騎が進軍。
騰。ハッ。
今回王騎の参戦が話題だが、彼もまた。ずっと王騎の傍らに控えていた副官・騰もその力を見せ付ける。
王騎にも劣らぬ実力。騰、強ェ~! 要潤、カッケェ~!
大合戦の中、遂に相対す。王騎と龐煖。
いつも冷静沈着で穏やかでユーモアすら滲ませる王騎が怒りを露にする。その緊張感走る凄み!
今回最大の見せ場、王騎対龐煖。大将軍対武神。武の道を極めた両者の闘いは、熾烈。もはや常人に非ず。
激しくぶつかり合う大矛と因縁。
二人の因縁とは…? 関わるもう一人、摎とは…?
秦の王都・咸陽にて、昌文君が嬴政に明かす…。
かつての秦の六大将軍の一人、摎。
戦いの神に愛されたかの如く、その強さは六大将軍の中でも随一。
どれほどの猛々しい漢…? 否。摎は女だった。
そして、王騎の妻になる筈だった…。
初参加。ワンダーウーマンの如き新木優子。
その出生は複雑。知っているのは王騎や昌文君ら一部のみ。何故なら詳細を昭王から禁じられた。
嬴政の曾祖父に当たる昭王。摎は昭王の実娘。が、身分の低い生みの母が権力争いから守る為、密かに逃がす。託されたのが、王騎の父。
王騎家で召し使いとして育てられた摎。王騎とはその時から。
やがて王騎は将軍へ。摎も鍛練を積み、武勲を重ね、将軍に名を連ねるまでに。
何故摎は女でありながら将軍に…? 子供の頃交わした他愛ない約束。
将軍になって城を百個取ったらあなたの妻にして下さい。
その一途な想いが摎の強さの源。とは言っても子供の頃の昔の話。とっくに忘れているだろう。が…
お互い将軍になって忙しい身の中、久し振りに会う。その時…
後一つですね。
忘れてはいなかった。後一つ、百個目の城。それが、馬陽…。そこで摎は龐煖に…。
復讐に怒り狂った王騎に龐煖は討たれた筈だったが…、生き延びていた。
武神と恐れられた龐煖がこの時負った心の傷は深かった。宿敵を討伐する為に。
龐煖にも闘う理由がある。
趙軍にも。
秦軍にも。
信にも。
嬴政にも。
羌かいにも。
王騎にも。
戦争は多くの命を失わせる。残酷で、愚か。
が、人の数だけのドラマがある。絶対に負けられない理由がある。
不条理だが、それが胸熱くする。
王騎の秘められた過去が、悲恋とは意外な気も。
王騎も血と情を持った一人の人間なのだ。
怒り、憎しみ、悲しみ、熱き思い、情愛、人としての深み…。その姿に、しびれる。
王騎と龐煖、互角の闘い続いていたが、王騎が押し始める。
王騎の強さの源は…? 大矛に込められた仲間や死んでいった者たちの思い。摎の想い…。
決着が着こうとしたその時、何処からか地響き。
新たな趙軍。援軍…? いや、これこそ趙の真の主力軍。
この軍は一体…? 咸陽を訪れた楊端和が衝撃を告げる…。
北の果ての地で楊端和率いる山の民と対する筈だった北の大軍がすでに討たれていた。十万を越える屍の凄惨な光景がそこに広がっていた。
それを討ったのが、その趙軍。ひた隠され、誰もその存在を知らなかった。
もし、この大軍が参戦したら…? 戦局は一気に覆る。
それは的中した。予め予期していた王騎だが、それよりももっと早く。
優劣拮抗していた秦軍と趙軍だが、大軍の参戦で趙軍が圧倒的優勢に。
龐煖が趙の真の総大将と思われたが、もう一人脅威がいた。
穏やかな口調や飄々とした性格ながら、王騎を上回る天才/化け物と評される。李牧。
王騎の策も尽きた。
秦軍、絶体絶命。
しかし、この窮地だからこそ。
策が尽きたのならば、力技で強行突破するのみ。
ここからが、王騎軍の真の強さ。
決して諦めない。生きて脱する。
皆さんの後ろには、常にこの王騎が居ます!
その言葉に、信ら皆に再び力がみなぎる。
だが、“その時”が近付いていた。李牧の命で、一部の将が暗躍。
李牧の目的は、秦軍の壊滅ではなく、王騎を倒す事だった…。
激しい闘い続く中、趙の矢が王騎を狙う。
飛信隊の名に懸けて。敵の矢より早く信は飛び射ろうとするが…
届かなかった。
敵の矢と龐煖の大矛が王騎の身体を貫いた。
王騎が…。絶対無敵の大将軍が…。
信らでなくとも信じられない光景。
致命傷。もはや王騎の命は助からない。いつ尽きてもおかしくない。勝敗も喫した。
しかしそれでも、王騎は諦めない。屈しない。
信が王騎の馬に王騎を乗せ、駆る。
意識も朦朧の中、王騎は信にアドバイス。
戦局の中に、活路を見出だす。それこそが、将軍の見る光景。
信にも見えた。
戦線を離脱。生き延びた秦軍も続く。
深追いはしない李牧。趙軍も多くが死んだ。これ以上の味方の犠牲は出したくない。
指揮する者の残酷さと背負う苦しみ…。李牧も極悪人ではないような…?
多くの命を失った秦軍だが、それ以上の損失が…。
騰も長年支えてきた殿の元に合流。
あれほどの致命傷を負ったのに、馬に乗り、普段と変わらぬ立ち振舞い。
大将軍は最期の時も大将軍。
自分の死後、後を追う事を禁ずる。皆は生きなさい。
騰に託す。
蒙武に託す。
信に託す。
軍を、秦を、誇りを、矛を、熱き思いを、全てを。
王騎、逝く。
そこに悲壮さは無かった。光輝く陽光に照らされ、勇ましく荘厳であった。
出立前、王騎は嬴政にある事を話していた。
秦王…いや、“真王”としての在り方。手中に収めた国の民を虐げるのではなく、自国の民のように愛せ。
曾祖父、昭王からの伝達。王騎はそれを託されていた。支えたい新たな王に。
大沢たかおが全身全霊で魅せた体現。
その姿を瞼に、その思いを胸に、忘れはしない。
王騎。天下の大将軍!
王騎の死で負けムード漂うが、馬陽は守られた。趙軍の侵攻を防いだ。
俺たちは負けてはいない。胸を張って還ろう。王騎将軍と共に。
信が高らかに皆を鼓舞する。その姿は…。
サブタイトルの意味がここで明らかになるが、私はもう一つあると思った。
王騎は逝った。還ったのだ。愛した女性の元に。
大将軍の帰還。
見る前囁かれていた実写映画版はこれで終わり…?
ではないようだ。あくまで“王騎編”の最終章。いったんの区切り。
原作コミックもまだ遥かに続く。まだまだ語られる闘いがある。そしてその先に、天下の大将軍へ!
聞く所によると、近々第5作~第7作まとめての撮影が始まるという。
これまでの流れからすると…
1作目の後3年空けて第2作~今回までを一気に撮影して、連続公開。とすると次は3年後、2027年から連続公開か…? 10作まで想定しているらしく、あくまで予想だが2034年まで続く壮大な“王国(キングダム)プロジェクト”に…?
続報を待ちたい。
何はともあれ、今は…
この迫力。この興奮。この熱量。この感動。
『キングダム』という映画に、浸っていたい。
たまらない
摎将軍の婚活と王騎大将軍の遺志
前作がクリフハンガーだったため、ざっくりダイジェストからいきなり龐煖戦。
単騎での夜襲から集団戦、という流れは新鮮。
そうやって序盤は飛信隊の敗走を描くのですが、これはやや引っ張りすぎ。
名有り隊員の死をしっかり描きたかったのかもしれないが、映画のみの自分は尾到への思い入れも薄く…
ってか、怪我の度合いからして囮役が逆だろ。
あの規模の戦闘で飛信隊以外について触れられないのも不自然だし、万極の出番もあれだけかい。
中盤以降は王騎にスポットを当てつつひたすら戦闘。
龐煖との因縁も語られるが、意外とあっさりした描写で、摎への想いなどはあまり伝わらない。
大沢たかおの演技一本では補完しきれないが、王騎はそこに囚われていなかった。
復讐に固執せず、軍を優先する姿は正に大将軍。
しっかり引き継ぎをしてから息絶えるのもサスガ大将軍…なのか?(正直これは冷めた)
横槍を入れた武将も望んでのことではなく、李牧も無駄な犠牲を避けるなど、安易な外道がいないのもいい。
背景が何も語られず、龐煖が単なる強キャラなのは残念。
アクションについては今回、ワイヤー感や無双シリーズっぽさが強め。
ただ、吹っ飛びからの跳ね起きなど面白いシーンもあり、王騎や龐煖に代表される“重さ”の表現は見事です。
「トーンタンタン」を口に出すのは聞いてて恥ずかしいのでもうやめてほしいですが…
怪我の治りが早すぎるのと、何人か声が軽いキャストがいるのも気になった。
曲はやはり“大陸感”を出せるワンオクが合う。
オープニングにサブタイトルを出さなかった意味が分かるラストも秀逸。
『最終章』と銘打たれながら、坂口憲二が撮影に入ったとの報もあり、シリーズが続くかは不明。
やるとして、また有料配信に移行なのかな。
タイトルなし(ネタバレ)
山崎君推しなので、もう満足ですけど、大沢さんの死に際とか、かっこよかった。窮地でも笑っている余裕、自分が見えている余裕。でも、これまでの回より少しトーンダウンな゙感も。小栗旬もかっこよかった。
大沢たかおと吉川晃司だけで満足
王騎大将軍に主役を盗られたみたい
146分と言う長尺ものであったが終わってみると時間の感覚がスクリーンにタイムスリップした感じを受けた。
今作は王騎大将軍の物語の様であった。
宿敵ほうけんとの怒りと恨み、武将としての威厳と誇りを感じるもの凄いシーンの連続でした
又、回想を交えて若き日の王騎将軍の物語や中華統一への思いを語るえい政が語り継がれる物語が重厚な仕上げとなっている様だった
主役の信が置いてきぼりガチであったが負傷した信を護る警護の友や王騎将軍が馬上から見せた戦場を語るシーンに胸を打たれました
どさくさ紛れに訪れた李牧が目的を果たして退去するときに発した台詞は真の武将たる姿勢をうかがえて共感が持てました
まだまだ中華統一の道のりは長く、信の活躍をこれからも期待したと思いながら続編を期待したいものです
大沢たかおのオウキ将軍が全て
この映画を待ちに待って鑑賞しに行きました。
大沢たかおのオウキ将軍が見たくて観に行ったと言っても過言では無い。
結論から言うと想像を遥かに超えた。
大沢たかおのオウキ将軍がこの名シーンをどう演じるかが気になって予告のセリフだけで鳥肌だったけどいざ観ると感動を通り越して映画の中の世界観に引き込まれてしまった。
もうオウキとホウケンの合戦シーンだけでも2000円払って映画館に観に行く価値はあるのでもう一度観に行く予定ですが気になる点を少々上げると
①大好きな羌瘣のトーンタンタンまた飛びすぎて違和感。清野さんの演技やアクションシーンは凄く良いし好きですが羌瘣の呼吸を深く落とすシーンや『恐れるな舞うぞリョクスイ』あのセリフからホウケンとの神を宿す者と堕とす者の対比が無かったのが残念すぎる。(オウキのバトル中の羌瘣のセリフに繋ぐのに必要でしょ)尾弟の死ぬ前の村の女のシーン省いて(正直いらないし何回もしつこかった)羌瘣のとこちゃんとやって欲しかった。
②李牧の小栗旬はイメージ通りで文句なしだけどカイネが酷すぎる。この女優?知らないですけどセリフ棒読みで酷すぎます。寧ろカイネの存在無くして李牧一人でも良かったレベル。
③キョウ役の新木優子って人もただの女ってだけで重要な役なのにため息出る程残念なキャスティング。少しのアクションシーンもスローで誤魔化すは腕はぷにぷにで楊端和役の長澤まさみとは雲底の差。
④最後に高嶋演じるショウブンクンのオウキの死を知り泣くシーンなのですけど痙攣が酷くて(しかも体感15秒位?)興醒めしてしまった。
この映画は大沢たかおがメインなので他のアラは目を瞑れる程良かったので気になる方は映画館で見る事をお勧めします。
良かった俳優→大沢たかお、要潤、吉川晃司、三浦友和の息子
残念だった人→新木優子、高みの見物の学芸会軍団(小栗除く)
そろそろ限界
シリーズ第4弾
過去作のメンバーも総出演(?)の大集合でいかにも 終作感 でてますが、続きあるのかな? そろそろ終わりにしないと限界を感じます。
①俳優多いし
②主力も歳とるし
③そもそも話が長過ぎ。なんで馬陽を守らなくちゃいけないんだっけ
➜第3弾の話の内容など、とっくに忘れた。
第5弾以降の続きを撮るなら、そろそろ配役を変えないといけなくなりそう。
さて、物語と言えば、今回も趙の物語。秦の10倍も敵がいるのに勝てるの? キングダムって秦の物語ですよね。原作は見たことが無いので分かりませんが、どう考えても趙が中華を制覇する物語にしか感じられなくなってきた。
原作通りなのかもしれませんが、そこはアレンジしても良いと思います。実際問題、戦略・奇襲でなら勝つのもありですが、正攻法で敵10倍に勝つのは無いでしょう。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
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