キングダム 大将軍の帰還のレビュー・感想・評価
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王騎の存在感
原作を読んでいるので、展開や結末は分かっているのに、胸アツ。
王騎(大沢たかお)を見ていると、大将軍とか一流の役者というのは、人を引きつける力、人の信頼を得て上に立つ力、オーラが違うのだな、と感じさせる。
まだまだ「童」な信(山崎賢人)だけど、みんなに守りたい!と思わせる彼の魅力、そして、ラストシーンに、信は、やはり大将軍になっていく人なのだな、と思う。それを感じている尾トウ(三浦貴大)とのシーンはやはり胸アツ&涙。
映像も、王騎vs.ホウケン(吉川晃司)の重量級の戦いは威圧感が凄まじく、迫力満点。また、三浦さんが話しているとおり、正に「大作」。CG部分もあると思うが、それを感じさせない何十万という兵士や馬の滑走、切り立つ崖等々の迫力シーン。どうする家康の貧弱で腰を抜かした乗馬CGと比較するのもなんだが、これぞ合戦シーン!という醍醐味感。映画館の大画面で見るべき作品。
また、実写化に当たって、再現度が高いのは嬉しい! 政役の吉沢亮の気品溢れる美しさ、昌平君役の玉木宏のどハマり感、おぐ李牧の人情と冷徹の狭間、昌文君役の高嶋政宏の顔芸。
そして、個人的には謄(要潤)の「ファルファル」が見られたことに歓喜しました!
「武神」
邦画史上最高の頂を更新し続ける
評価が正しく行われていない
何回も涙が溢れた
⭐︎4.8 / 5.0
サブタイトルの回収はラストで
王騎
最終章って触れ込みだったと思うのだけど、むしろ此処から始まるんじゃないのかしら?
第一部最終章って事なのかな。
王騎が死んだ。
大将軍である王騎は、その間際まで信に将軍としての心得を説く。なんとデカい背中なのであろうか。
凄かった。
アクションも凄かったのだけど、大沢たかおよ…。
全身で「王騎」だった。
芝居とアクションの融合とでも言うのだろうか…彼が扱う鉾と同様に重厚なアクションだった。
飛んだり跳ねたりするし、ワイヤーもふんだんに使われる。でも、軽くならない。
王騎の王騎たる信念がずっと宿ってるようだった。
見事だった。
その相手を務める吉川氏も素晴らしい。
いや、ホントに。
あの王騎・大沢たかおに一歩も引けを取らないだけでも大した存在感だと思う。全く霞まなかった。
王騎一色の本作なれど、彼が発する全ての事は信に向かうようになっていて、そう感じさせてくれた編集も良かったと思われる。
コレを受ける信がまた…彼の中に溜まっていく覚悟が見えたりするから不思議だ。
大沢氏の何が良かったって、鬼気迫る表情が何より良かった。ギャップって言うのかなぁ…声まで違うように思う。あんな大沢氏を見た事がないし、アレこそが数多の戦場を勝ち抜いてきた大将軍の姿なのだと思う。
アクション監督の下村氏にも拍手喝采である。
見応えしかなかった!
例えばハリウッドなり中国でやったとしても、あの重さは出ないような気がするのだ。中国の話だけど、日本人の気質がそうさせたようにも思う。
て事で、まだ続きそうな本作。
ホントに雛鳥が巣立つような印象で、ここからがスタートなような気がしてる。
託すわけではないけれど、英雄の幕引きとしてはこれ以上ないくらい天晴れな最期だった。
第二部が始まるのかしら…まぁ、色々と宙ぶらりんなネタもキャラもあるみたいだから、やるのかなぁ。
なんか、複雑…。
エンディング曲がなぁ
映画の内容としては最初から最後まで飽きさせることなくとても良かった。
ちょっとタイマンシーン長過ぎ?とは感じましたが
で満足感いっぱいでエンディング曲
?英語? (;>_<;)
思い入れができないよぉ
早く次作が見たい!
大沢たかおさんの演技に魅せられる!
満足度MAX 日本映画の金字塔
黄金の時代
原作が血湧き肉躍る程に好きだった頃を思い出した。単行本は今でも集めているが、「成キョウの乱」以降はテンション下がってしまっている。正直プライベートのアレコレが頭をチラつくからだが、当時の話の展開は今見ても「雑だなぁ…」と苦い気持ちが込み上げる。"傾城"とは良く言ったものである。
そんな事はさておき。前後編で描かれた「馬陽の戦い(王騎編)」だが、脚本の落とし込みがお見事。「原作者がバリバリに関わっているからね」と言われればそうなのだが、上手い具合に端折って感動のフィナーレまで持っていっている。実は前編はそこまで入り込めなかったのだが、後編は藺相如もビックリのパーフェクトな仕上がり。良くもまぁ詰め込んだものである。そしてキャスティング。贅沢の極みでございましたなぁ。個人的MVPは三浦貴大氏だが、最後の最後に大まくりを魅せた高嶋政宏氏には涙腺が大決壊を起こしてしまった。そして出オチ過ぎて声が出そうになった、どうしても上田と九度山がチラつくあのお方。めっちゃ良いシーンなのにずっと笑っちゃいました。ホントにもー、似合い過ぎです笑 そう考えると馬陽はフルスケールで観てみたかったなぁなんて贅沢な思いも去来したりしますよね。ブヒ孟さんとか見たかったなぁ笑 そしてそして実現可能な願望が、4作品一挙公開。東京湾沿いなら電車に揺られて参戦するのだが…どうですかね🔥
原作知ってても泣いちゃう
武神と呼ばれる敵に挑む総大将と小隊長の話。
原作読んでます。
が、初見と同じレベルで大興奮して号泣しました。
今シリーズは言わずもがな
日本映画とは思えないスケールと
迫力のあるアクションが見どころなのですが
今作は人間ドラマが激アツです。
今作は主人公の師匠とも言える王騎将軍にも
スポットが当たっていて、
その人の活躍やお言葉が大変良い。
原作読んだときも泣きましたが、
劇場でもしっかり泣きました。
それほど王騎将軍の生きざまや言葉が心に響く。
舞台は現世とははるか遠くの戦国の話ですが
王騎さんのお言葉は、仕事している人には
しっかり響くお言葉ばかり。
尊敬する先輩を王騎さんに重ねたり、
後輩を持つ自分を王騎さんに重ねたり。
チームで仕事をする、
人を率いる仕事をするという面で
今を生きる僕たちにも通ずるものはたくさんあって
どっぷり感情移入できます。
観客に分かりやすいようにセリフで流れを
解説させちゃうところが気になりましたが
それ以外は言うことなし!
もし!次回作があるなら、
主人公たちがある程度成長したあたりの
ストーリーを描いてほしいなと思います!
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