「王騎の存在感」キングダム 大将軍の帰還 くまくまさんの映画レビュー(感想・評価)
王騎の存在感
原作を読んでいるので、展開や結末は分かっているのに、胸アツ。
王騎(大沢たかお)を見ていると、大将軍とか一流の役者というのは、人を引きつける力、人の信頼を得て上に立つ力、オーラが違うのだな、と感じさせる。
まだまだ「童」な信(山崎賢人)だけど、みんなに守りたい!と思わせる彼の魅力、そして、ラストシーンに、信は、やはり大将軍になっていく人なのだな、と思う。それを感じている尾トウ(三浦貴大)とのシーンはやはり胸アツ&涙。
映像も、王騎vs.ホウケン(吉川晃司)の重量級の戦いは威圧感が凄まじく、迫力満点。また、三浦さんが話しているとおり、正に「大作」。CG部分もあると思うが、それを感じさせない何十万という兵士や馬の滑走、切り立つ崖等々の迫力シーン。どうする家康の貧弱で腰を抜かした乗馬CGと比較するのもなんだが、これぞ合戦シーン!という醍醐味感。映画館の大画面で見るべき作品。
また、実写化に当たって、再現度が高いのは嬉しい! 政役の吉沢亮の気品溢れる美しさ、昌平君役の玉木宏のどハマり感、おぐ李牧の人情と冷徹の狭間、昌文君役の高嶋政宏の顔芸。
そして、個人的には謄(要潤)の「ファルファル」が見られたことに歓喜しました!
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みかずきさんのコメント
2024年7月28日
はじめまして、みかずきです
仰る様に、迫力、スケールが従来の邦画とはけた違いで、映画館の大スクリーンで観るべき作品ですね。
予告編では、本作が最終作とのことようですが、ここで終わらず、
まだ若い信、えい政が王騎のような強者になる姿を観たいです。
続編に期待しています。
ー以上ー