劇場公開日 2024年7月12日

「これまでの中で一番面白くなかったけど、」キングダム 大将軍の帰還 プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0これまでの中で一番面白くなかったけど、

2024年7月18日
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鑑賞方法:映画館

興奮

冒頭から吉川“モニカ”晃司演じる龐煖(ほうけん)の無双っぷりに目を奪われる。その激しいバトルシーンは確かに素晴らしいが、ただ“激しい”だけで、申し訳ないが目が疲れてしまう。

その後も、如何にもアリモノというテイで登場する、橋本“河了貂”環奈や、長澤“楊端和”まさみは何処か哀しすぎる。

そしていちばん気になっていたのは、織田信長のようなビラビラ(襞襟)を纏った小栗“李牧”旬のコスプレ感。なんだか丘の上からそれっぽいことを言って大物感を出していたけど、なんだかよく分からん。ぶっちゃけ、あの登場人物の中では浮いてたし。

それでも、これだけのスケール感を持って、キングダムを実写映像化してくれたのには敬意を払いたい。

この先、続編があるかどうかはわからないけど、なんだかんだ言って劇場に足を運ぶとは思う。

プリズナーN0.6