「「キングダム」 主演・大沢たかお」キングダム 大将軍の帰還 こじろうさんの映画レビュー(感想・評価)
「キングダム」 主演・大沢たかお
クリックして本文を読む
スペクタクル作品キングダム4部作
最高峰にして最終章。
天下の大将軍を目指す少年・信
中華統一を目指す若き王・嬴政
二人を軸に描かれる中国戦国ロマン。
この物語の大きなターニングポイントと言える馬陽の戦いの続き。
私を含め原作読破している方からしたら結末は言うまでもなく。
これまで歴代の実写映画を観てきたが、今までにない不思議な現象が起きた。
私が漫画で感じたセリフ・光景・登場人物の息遣いや生命力全てが143分の上映時間全て寸分違わぬ熱量で感じることが出来たのだ。
その中で特筆すべきは、大沢たかおさん演じる王騎将軍。一言一言発する言葉や度肝抜くアクションが王騎そのもの。
「皆の背には常にこの王騎がついていますよ」
この作品の名セリフとも言える一言が画の中にいる人物だけでなく、観ている我々に訴えかけるほどの説得力をもたらしていた。
ポップコーンなど食べる暇を与えぬほど。笑
それくらいの熱量を感じる作品だった。
話が話なので主人公・信は見届ける立場に回されていたのであまりアクションの見せ場は多くはなく、政との会話も割愛されたのは少し残念。
各々の王騎の想いを受けた二人の会話を実写でも確認したかったなというのがマイナス。
両名なら十分表現できるはず。
大沢たかおさんあっての作品でした。
王騎将軍永遠に。。。
コメントする