「血が湧き立ちます!」キングダム 大将軍の帰還 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
血が湧き立ちます!
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原作は未読です(正確には愛蔵版を購入し始め積読状態です笑)。
元シリーズの集大成とのことですが、王騎(大沢たかお)が主役でしたね。
時代の終焉とともに新しい時代を感じさせる作品になっていました。
それは数々の別れから成る「別れ」の物語であり、
新たな世代に受け継がれていく、「始まり」の物語でもあっただろうと思いました。
冒頭からアクションの魅せ場が続き、疾走感も相まって、
140分強の作品とは思えぬ、飽きさせない、ずっとスクリーンに入り込んでしまうような
集中力が欠けることなく最後まで鑑賞できる素晴らしいつくりです。
そしてキャストの豪華さも見どころだと思います。
吉川晃司演じるほうけん、小栗旬演じる李牧、新木優子演じるきょう など、
場面場面でFeaturingされていて、分厚いつくりになっていましたね。
個人的には清野菜々演じるきょうかいのアクションが楽しみだったので
そこも期待に沿っていました。
やはり本作は王騎に尽きます。
王騎のアクション、セリフ、死に様、いずれも素晴らしく感銘を受けました。
とはいえ、信(山﨑賢人)の影が薄かったのはちと残念でした。
が、しかし、ラストは心が震えるくらい「血が湧き立ち」ました!
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