「ロコ・ソラーレ」カーリングの神様 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ロコ・ソラーレ
なんと言っても「ロコ・ソラーレ」のアーカイブ映像が見られるのが最高でした(どこ見てんだか)。そんなカーリングの世界。結構移籍があるのかな?吉田知那美が藤沢五月のライバルだったが、後に同じチームに所属するといった具合に。そんなさっちゃんのも最初のチームにいた市川美余も解説者として出演していました。
もう一つ嬉しいのが田中麗奈が新人・実乃梨(長澤)のお母さん役。『がんばっていきまっしょい』(1998)や『ドラッグストア・ガール』(2004)などに出演した元祖ガールズムービーの女優だ。その流れで『シムソンズ』(2006)も作られたんだよな~と感慨深い。
ただ、ストーリーはどうかというと、ちょっと物足りない。スポーツを楽しむというスタンスが全く感じられなかったからだ。スポ根部分は実乃梨の特訓シーンだけでもOKだけど、試合というか勝負に勝つことをメインに、いきなりの軽井沢のチームと対戦するも戦略的な解説ばかりが目立ってしまった。これじゃ特訓の成果がわかんないぞ・・・しかももっと基本的な後攻で1点しか取れないと不利だとか、ブランク、スチールの説明がなかった。モグモグタイムは映画には要らないからさ。
藤沢五月と田中麗奈で喜んでいたら、ラストにSTU48なるPVが流れると、結局はそれかよ!とガッカリしました。ガッカリと言えば、ロコ・ソラーレが敗れ3大会連続の五輪出場が無くなってしまったというニュース(2025年9月現在)。新時代の幕開けとなるのか!とりあえずさっちゃんの映像でも探してみるぞ!
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