侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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バカやったりギャグやらなくても面白いものは面白い
良いところ
全員が真面目で真摯だけど重くなりすぎない
?なところ
初見だからってケーキをあんな食い方しないだろ、この手のバカやらせるの必要ないだろ
都合が良いタイミングで都合の良いところ
今年最後の観劇になるかな。思ってたよりもだるい前半とよくできた後半という感じでした。割と早くタイムスリップに理解を示す割には最後までそのことを明かさないのは割と予想外。まあ、明かす必要がないだけか。
しかし現代日本において戸籍のない人間がまともに仕事できるのか、というのはまだしも大スターにまでなるのはまずまともなやり方は無理だなぁと思いつつ、そこさえクリアできたら無理のない展開かな。
最近のSHOGUNの成功前からこの話作ってたろうけど、上手くこの事情に乗っかって時代劇の復活に期待してる。実際来年は暴れん坊将軍の復活あるし。
最後の殺陣シーンは実に攻めた演出。長回しはともかくあれだけ動かないシーン入れてくるとは本気を感じるな。落とし所が最後まで読めないくらいには緊張感あってよかった。
監督がなんでもやっててスタッフロールに10箇所くらい載ってた。脚本とか特効とかはまだしも車両とか完全に低予算の動き。だからこその独特感。すごく良かったよ。
とてもよかった
なんとも武骨な物語
時代劇愛あふれる作品
幕末の会津の武士が仲間と敵討ちの真っ最中に雷が落ち、気づいたら現代の時代劇撮影所にいた、という話。山口馬木也以外で知っていたのは紅萬子だけで、でもその紅萬子さんがとても良かった。他の人も名前は知らないけどこれまで見たことあると思う俳優さんが多かった。お寺の台所のシーンが良かったなぁ、松竹新喜劇みたいだった。
作品を通して、廃れゆく時代劇の息を吹き返らせたいという強い気持ちが表れていた。特に斬られ役に焦点を当てているところから、時代劇に携わるすべての人々に敬意を表すということだ。斬られ役と言えば福本清三さん。ラストにメッセージもあった。
昔の映画制作や映画人に敬意を表した映画って「ニューシネマパラダイス」なんかも近いと思うし、映画好きには受け入れられやすい。何より時代劇にしかない技術もあるので、これからも残って欲しいなと思う、ものの、じゃあ観るか?というとたぶん私は見ない。NHK大河も全く見ないもんで。すまん。
気になったのは、タイムスリップがまだ受け入れられない主人公が雷にあった場所に行き同じように雷にあった時の「雷は昔も今も同じか」というセリフで、自分が昔から来たという前提になっているが、言うなら「いつの世も」とかでは⁈まぁどうでも良いが
時代劇への愛が紡ぐSF
エンドロールで追悼されていた「日本一の斬られ役」東映太秦撮影所の福本清三さんや、時代劇が盛んだった頃の撮影所のイメージがあちらこちらに散りばめられていて、監督の、福本さんや太秦や時代劇さらには映画作りそのものへの深い愛情を感じる温かい作品だった。
福本さんの生前の様子をテレビ番組で見たことがあるが、佇まいといい気持ちの持ちかたといい、普段が仮の姿で本当は武士⁈みたいな方だったので、この映画みたいなことだって信じられないこともなく(‼︎笑)、ハラハラ、ドキドキ、ゲラゲラ、ほっこり、しんみり(順不同)と楽しく観た。そして、私的にはるろ剣からの、時代劇作品よ永遠に!との思いを強くした。
主演の二人を始めキャストさんたちも皆味わい深くてよかった。
ふざけるな!
ハリウッドアクションには決して出せない凄味
「信じたい」【12月19日追記】日本アカデミー賞優秀賞7部門受賞・ブルーリボン賞2冠受賞!
【12月19日レビュー追記】
「嘘」の無い映画です。
映画にまつわる「嘘」について考えさせられた年に、★5を付けた映画でした。
12月19日、地元の映画館の上映が終わりました。8月17日の池袋単館封切から18週、9月13日の全国拡大公開から14週、まだまだロングラン上映は続きます。
安田監督の「ロングランはうれしいけど、一興行が終わらないと一銭も入ってこない」、舞台挨拶での笑顔のコメントです。
10月5日の応援舞台挨拶付き上映を、神タイミングで鑑賞できました。映画の上映時間よりも、登壇者と満席の観客のトーク&お見送りの時間の方が長くて、楽しくて尊い体験でした。
※公式Xやネットニュースに上がっていないエピソードを思い出したら、後日また追記します。
安田監督が池袋シネマ・ロサで、映画チラシを自ら手渡ししていた話で思い出したのは、昨年公開の『BLUE GIANT』です。『侍タイ』と同じく、上映週を重ねるごとにランキングが上がっていった映画です。
主演の声優を担当した山田裕貴さんが、多忙なスケジュールの合間に何度も映画館に足を運んで鑑賞していました。動員が少ない劇場で、「この映画を観てもらいたい、自分でチラシ配りをしたい」と言って止められていました。
『BLUE GIANT』は、作品の舞台のモデルとなったジャズの聖地「Blue Note TOKYO」を、1日限りで映画仕様の「So Blue」に改装してライブ演奏付き上映、作品の登場人物の夢を現実でも叶えた映画でした。
『侍タイ』現象は、どこまで続いて、どこまで行くのでしょうか。作品に関わった人全てが報われる結果に、興行収入と映画賞の二つがあると個人的に考えています。
日本三大映画賞のキネマ旬報・ブルーリボン・日本アカデミー賞は、同じ映画が同時に受賞することは10年に1度も無いと聞きました。選考基準が違うので、私の2024年ベスト3映画が賞を分かち合ってほしいと願っています。
このレビューのタイトルは、話題の冤罪逃亡犯映画の宣伝コンセプトです。
私は『侍タイ』に贈ります。「信じたい」
P.S.
2/5「第98回キネマ旬報ベスト・テン」読者選出日本映画ベスト・テン第2位
1/29「第67回ブルーリボン賞」作品賞・主演男優賞2冠受賞
1/21「第48回日本アカデミー賞」優秀作品賞・優秀監督賞・優秀主演男優賞・優秀脚本賞ほか7部門受賞
2025/1/3「第67回ブルーリボン賞」3部門ノミネート
12/27「第37回日刊スポーツ映画大賞」作品賞・主演男優賞・監督賞3冠受賞(主要3冠は『永遠の0』以来10年振り)
12/19「第79回毎日映画コンクール」4賞ノミネート
12/1「第46回ヨコハマ映画祭」2024年日本映画ベストテン2位
11/13「第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」4部門ノミネート
2024/11/12「第49回報知映画賞」3部門ノミネート
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今年は邦画の当たり年で豊作だった、という声をよく聞きます。
初日に鑑賞して、映画館でリピートした作品が何作もありました。
私の2024年ベスト3候補は、この映画です。
今まで映画.comはほぼ見る専門でしたが、★★★★★の作品には評価とレビューの投稿を最近始めました。
他の方のレビューを読むと自分の語彙力と文才の無さで、好きな映画ほど言葉が見つからなくなります。
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2024年10月5日映画館で応援舞台挨拶鑑賞
10月28日★★★★★評価
12月2日レビュー投稿
12月19日レビュー追記
2025年2月5日レビューP.S.映画賞追記
自分的にはそれほどでもなかったかな
ビミョーな味わい、峰蘭太郎さんがよかった
今年一番面白かった映画!
ストーリーも役者さんの演技力も今年いちばん面白く、すごい映画でした。すべての役者さんに役者力をひしひしと感じました。もっともっとたくさんの人に見られるべき映画。最後のシーンはほんと息をのんで全集中。タイトルからでは想像しえない日本人の本気の精神が味わえます。
時代劇の火を繋げて
奇想天外な設定ながら、主人公のキャラクターが愚直なまでに真面目で素直で義理堅いがために、ついつい観ていて応援したくなる。
かつて太秦の撮影所を見学させてもらったことがある。その時にも本物もみまごうような祠や岩、小道具や、髪結さんの技術、衣装さんの熟練、カツラの昔からの業者さんなど、日本映画黎明期から続く時代劇の技術の世界がそこにあった。
映画鑑賞中にもそのことを思い出し、さらりと映ってる場面の影にも殺陣師や他の人たちの努力があるのだと改めて認識して胸が熱くなった。
時代劇は金がかかるからなかなか作れなくなっている中で、時代劇を愛する人たちが集結して作り上げた今作がクチコミで人気が出る、そんな展開も胸熱だ。
多少星は甘くなったてしまうけど、今後この作品からもスターが出てくれることを願っております。
山口さん、、すごい!
ショートケーキに貰い泣き
駆け込んで正解!
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