侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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また観たいし、人にオススメできる映画
真っ直ぐな映画愛に溢れた良作。
⚡️太秦トライ◀︎アングル🌪️
えらく評価が良いので、待ち時間つぶしで、その近くで丁度の上映時刻に演っているこれを鑑賞しに駆け込みました。
普通の時代劇としての受け止めなのか客席は高齢者が多し。
私も昔、何度か行ったことのある太秦の撮影所が舞台か。
タイムスリップ後に主人公の侍が手に取ったポスターを見て、江戸幕府が終わったのが140年前… と呟くのを聞いて、
江戸幕府の終焉が1867年
(↕︎この間たったの78年⁉️)
先の大戦の終戦が1945年
(↕︎この間79年⁉️)
現在2024年
其々が人の一生程の短い間隔なのに&その時代の進展の速さに、私も改めて驚きと感慨を覚えました⏳
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最後の勝負のシーン、あれで殺ってしまえば、事故でなく普通に殺人罪になるわな🤷🏻♂️
でも自らの存在意義を懸けた、あの真剣の殺陣のやり取りには心を動かされました⚔️✨
司馬遼太郎氏 著の歴史小説📚『竜馬がゆく』で読んだ、幕末に国の先行きを憂いて熱く生きた志士達の気持ちも重ね、先の戦争で国の為に散っていった人々の気持ちも重ねて、なんだか自然と胸に込み上げるものが💧‥
彼らの残してくれた今のこの国で自分は真剣に生きているか⁉️‥って
評判どうりの時代劇愛のある良作
失笑落涙で御座る
心配無用ノ介が最高でした。
正に市川歌右衛門、中村錦之助、大川橋蔵、東千代之介を彷彿する丁髷物の大スター登場ですね。
噂話の撮影上がりには、木屋町河原町に流れ込み大宴会の時代が垣間見れて楽しかった。
ちょと、大沢たかお主役の「JIN-仁」と被っているところが気になったが、
幕末物ではよくあることと!?そんなことぶっ飛ばして思いもよらない話へ進む。
どこまで進むのか?
第三のタイムスリップ侍がターミネーターよろしく降りて来る!!!
時代遅れでも一途の侍は、誠実で可笑しく物悲しい。
最後の真剣勝負の静謐の長い間は、
時代劇最長ではないかな!?
生死を分ける真剣の脅威を知る者同士が故に充分な空間で良かった👏
沢山笑わせてもらい、泣かせてもらいました。
コメディの模範です。
小判五枚
(o^^o)
侍タイムスリッパー
現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。
幕末の京都。
会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。
目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。
新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。
一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。
やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。
テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた山口馬木也が主演を務め、
冨家ノリマサ、沙倉ゆうのが共演。
「ごはん」「拳銃と目玉焼」の安田淳一が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させた。
一部劇場ではシーンを追加した「デラックス版」が上映。
2023年8月17日に池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ(8月30日からは川崎チネチッタでデラックス版が上映スタート)、
口コミで話題が広まったことから同年9月13日からはギャガが共同配給につき、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷ほか全国100館以上で順次拡大公開される。
侍タイムスリッパー
劇場公開日:2024年8月17日 131分
星満点❗️5❗️ エイリアン👽ロムルスの180度反対で 間違いなく高得点 俺的には
ブクロ のシネマ・ロサで8月公開いうても知らんかったがな❗️
ロサ会館 味のあるレストラン 地下に 少し妖しげな映画館群 都市開発で変更は 寂しい ネットニュースで聞いたがな
あの昭和の香りたまらんがな
学生の時よく行ったなぁ
8月レビュワーのあまりの高得点ぶりに 封切り作最優先主義のワシも動いたがな❗️
短期間でリバイバル的な
その道のツウ的な 人々が劇場 集ってたがな❗️多くは無いけど
なんか ずっと泣いてた😭人いたぞ 勘弁してぇ
出ておられる 俳優の方々 全員知らん インディーズ臭 十分
要するに 今、戦前世代が消滅しつつあるから 時代劇チャンバラが滅びいくのは必然❗️
悪いけど 歌舞伎 相撲 寄席 も同様や❗️
歌舞伎なんて 言ってること意味わからない俺だわ【ちゃんと大学受験で古文やってるよ❗️】
んな中で本作 有料🈶パンフも無し の状態で 臨戦状態で臨んだわ❗️
有料🈶パンフはないけど ホームページは 予算かけずに 情報伝えてくれたズラ
大笑い😆してる人いたけど
俺的には あまりの愚直な武士 切られ役 に チコっと涙腺動かされたわ 感動🥺
タイムリープならぬスリップだから 時代に戸惑う面白さはある が
それよりも 旧会津藩士の 生き様 不器用さには心洗われた❤️
結局 真夏は空いている 京都 太秦東映撮影所が一肌脱いだ形だけれども やっぱり暑そうだ。
『殺陣』を たて と読める人は Z世代は少ないよねぇ
俺らの時代はギリ 時代劇ゴールデンタイム&お昼の再放送で 皆時代劇の好き嫌いはともかく 皆
水戸黄門 大岡越前 遠山の金さん 必殺仕事人 ほか 皆が 認識あった 時代は変わるなぁ
桃太郎侍 銭形平次 鬼平犯科帳 暴れん坊将軍 子連れ狼・・・
笑う映画です が 俺的には 真摯な愚直さに打たれた。😢
ケレン味ゼロ0️⃣低予算映画 そう 『エイリアン👽ロムルス』と正反対
でも180度違うから 同じ軸上で 星は満点💯
監督 残高@7,000円頑張って❗️米作も頑張って❗️知らない俳優さんばかり 奇をてらわない 普通作品 でも良かったよ❗️
山口馬木也のために作られた作品と言っても過言ではない😆
最初、上映館がメチャクチャ少なかったけど、これほどの素晴らしい作品が、何故、こんなに少なかったのかと言いたいほどの素晴らしさ☺️
クライマックスの迫力ある殺陣が素晴らしすぎる🤣
欲を言えば、旧名冨家規政(いつの間に改名したんだ(笑))が、もう少しだけ殺陣が上手かったら、女の子がもう少しだけ演技が自然だったら、4.5にしたと思います😅
ただ、山口馬木也が殺陣も演技も上手過ぎたせいで、周りが下手に見えただけのような気もして、贅沢言うなですよね(^^ゞ
後、地味に殺陣師のお師匠さんもいい味出していましたね😊
これに乗じて、2時間サスペンスが大好物の私めは、2時間サスペンスタイムスリッパーも誰か作らないかなと思ったけど、二番煎じは99.9%失敗するので、やはり作らなくてよいです(笑)
そうそう、前にいたヨボヨボ爺さん、ガッツリ時代劇を期待していたんでしょうか、途中、退出を2回ほど繰り返していたのが、妙に気になっちゃいました😂
全く先が読めない面白い展開で良いシナリオ!
シンプルで分かりやすいストーリー
山口馬木也と冨家マサノリの演技力の高さ!
評判のよさを耳にして、事前情報を一切入れずに鑑賞したが、めちゃくちゃ面白かった。
主演の山口馬木也、敵役の冨家マサノリの両名が、まず素晴らしい。失礼ながら、撮影所長役の井上肇などと比べて、様々な映画やドラマでよくお見かけするというタイプのお二人ではないが、この脚本に不可欠な演技力の確かさが、今作の質の高さを決定付けていた。これだけの演技をされる方々が、自分が知らないだけで、まだまだたくさんいらっしゃるんだというのが驚きだったし、それだけ演技の世界というのは層が厚いのだということを思い知らされた。
それにしても、監督他何役もこなして今作を自主制作した安田淳一に敬意を表したい。彼の熱意が、東映の撮影所などを動かしたとのこと。これを「予算の都合で」という理由からチープなセットや衣装などでまかなっていたとしたら、目も当てられない作品になっていただろう。エンタメに振り切りながらも、個の信念や国のあり方や時代の趨勢など、観客にハッとさせたり考えさせたりする仕掛けを織り込んだ、骨太なテーマを根底に置いていることが、参集したスタッフの皆を惹きつけ、結果としてこの作品をここまでに押し上げたのだと思う。映画に登場する助監督は、ある意味自己投影か。彼女の純粋さやひたむきさも、今作をより清々しいものにしている。
とにかく、気持ちよく笑えて、じーんとして、元気をもらえる映画だった。
自分が観た時は、地方の劇場で朝一だったためもあってか、観客が4名しかいなかったが、多くの人におすすめしたい作品。
温かみのあるコメディ時代劇映画
映画愛に溢れた時代劇へのラブレター
山口馬木也が、役にピタリとハマっている。
バイプレイヤーとして、その顔と名前は認知していたが、チョンマゲ姿の時はもちろん、ザンギリ頭になっても「会津の侍」にしか見えないところなどは、まさに役になり切ったような名演で、これほど良い俳優だとは思わなかった。
その他の出演者も、どこかで見たことのあるような、ないような役者ばかりだったが、誰もが皆、「良い味」を出している。
確かに、映画としての拙さや物足りなさを感じるところが無い訳ではない。
例えば、主人公が現代にタイムスリップして、時代劇の撮影現場に居合わせるくだりとか、撮影現場でスタッフが斬られ役のエキストラを探していて、主人公を見い出す場面では、もう少し上手い見せ方ができたのではないかと思うし、イチゴのショートケーキだけでなく、もっとカルチャーギャップのドタバタがあってもよかったのではないかとも思う。
だが、この映画から感じ取ることができる映画作りに対する熱い思いや、廃れゆく時代劇に対する惜別の念は、そうした拙さを補って余りあるほど強く胸に突き刺さってくる。
物語としても、冒頭で一緒に雷に打たれた侍はどうなったのだろうと思っていると、ちゃんと「なるほどね」という展開になるし、彼の出現によって、幕末の幕府側の侍たちと、時代劇を作る映画人たちの「失われゆくものへの想い」がシンクロしていく作り方も、よく出来ていると思う。
特に、ラストの、正真正銘の「真剣勝負」は、2人の武士の決着の付け方として説得力があるし、「はたして、どのような結末になるのだろう?」という、手に汗握るような緊迫感が味わえて、非常に見応えがあった。
それと同時に、「カメラを止めるな!」みたいな雰囲気になったり、「トップガン マーヴェリック」と同じ台詞が出てきたりと、他の作品へのオマージュみたいなものも感じられて、思わずニヤリとしてしまった。
二段構えの結末には、「やはり、そうなるよね」と納得できるし、エンディングで映し出されるオマケ映像も心憎く、とても軽い足取りで劇場を後にすることができた。
それは「今日」ではない
侍の心に感動しつつ、制作者の時代劇への熱い思いにも感動
時代劇に一言
面白いし考えさせられた 役者も良いわ
いろいろと解釈がおかしいので…。
今年326本目(合計1,418本目/今月(2024年9月度)12本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
この作品はもともとミニシアター数館でのみ放映されていたものが口コミなどで話題を呼んで大手シアターで流されたという経緯があるので、元はインディーズ映画であるという点はある程度は理解しますし、そのような発展を遂げたものに、ベイビーわるきゅーれ等があることもご存じと思います。
ストーリーとしてはかなりわかりやすいほうで、日本に適法に在住する外国人の方々にも江戸時代や時代劇といった観点でもおすすめはできます(一部気になる点は後述)。
ところどころフィルムのつなぎが変なのかな?というのは思いましたが、そこはインディーズ映画である点までも考えてあまり考慮はしていません。ただ、個々気になる点はいくつかあります。ここをどうとるかに大半尽きるのではないかな、と思います。
採点に関しては以下のようにしています。
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(減点0.5/病院に運ばれる部分の根拠)
もっともタイムスリップものでこの話をするのかという問題はありますが、業務内なら労災、業務外であれば健康保険でかかるのが原則であるところ、当然タイムスリップものなので法律を適切にあてはめることは不可能です。ただ、日本に旅行に来られた方が適切に手続きをする「前に」何らか怪我などをしても、とりあえず救急車は来ますし病院にも入院できるので、その制度が類推されているものと思います。
(減点0.5/銃刀法に関して)
二つの論点がありますので分けてかきます。
・ 真剣(←模造刀に対義する語)を用いることを複数人が同意しても不法な行為であり、無効にしかならず(民法132条)、絶対的無効なので追認によっても新たな行為となることもありません(119条、90条)
・ それでも真剣を用いたい場合、このように時代劇のような撮影の場合、一定の許可のもとには可能ですが、これには当然手続きが必要です。以下に該当するからです。
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演劇、舞踊その他の芸能の公演で銃砲又は刀剣類を所持することがやむを得ないと認められるものの用途に供するため、銃砲又は刀剣類を所持しようとする者
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ただ、この許可を取るには自身で行うのでない限り、行政書士の独占業務です(弁護士はオールマイティなので可能)。この点が完全に抜けているのはどうなのか…と思いました。
※ ただ、映画を最後まで見ると「英語版字幕だれそれ~」と描かれるところ、この映画は隣国である韓国、中国、台湾は別にして、アメリカやイギリス、フランスほか、日本の文化になじみが少ない国での放映も想定できるところ、日本のように弁護士以外に司法書士や行政書士、社労士…といった資格に分かれている国は少なく(日本と韓国、台湾くらい)、それでも外国から見た日本で行政書士は immigration lawyer (移民法律家/弁護士) とくらいにしか呼ばれず(海外から見ると、ほぼ「在住許可などを扱う専門家」という扱い)、なぜその資格の人が「刀剣類の許可申請の代行をするのか」が理解しがたいのは確かであり、これはまぁ仕方がない部分はあります。
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(減点なし/参考/外国人などへの配慮について)
海外進出を考えていることは字幕からもわかりますが、「土佐」「長州」「会津」などはタイムスリップものでもありますし、「現在の」どこであるか程度は示すかセリフ内に入れておいても良かったかもしれません(こういう細かいところからでも観光客は来ますからね)。
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