侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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幕末の武士が現代にタイムスリップ。 時代劇の撮影所で斬られ役として...
とっても面白い!!終了後映画館でこっそり拍手しました!
とっても面白かった!素晴らしい!これは観る価値あります。TBSの情報7daysで紹介していたので、観てきました!190万都市で単館上映、1日2回のみ上映という非常に鑑賞困難な状況ながら(でもけっこうお客さんは入ってました)、何とか観に行きましたが、観に行った甲斐がありました。脚本が素晴らしい、そして役者さんがこれまた素晴らしい。最後まで映画に引き込まれました。笑いあり、涙ありで、本当に楽しめる映画です。ぐっと来ました。
低予算の自主映画ということで、奇をてらった感じ、チープな感じな映画と予想していましたが、全然そんなことはなく、なんというか、ある意味正々堂々とした、映画愛に溢れる映画らしい映画でした。東映京都撮影所全面協力とはいえ、これだけの高いクオリティの映画を自主映画で撮るなんて、学生時代に映画研究会に所属し、自主映画制作に参加していた身としては、正直、やられた!という感じです。
上映後拍手したくなる映画はめったにありません。本当に次回作を期待したくなる出来栄えです。
主人公の高坂新左衛門役の山口馬木也さんにはその佇まい、存在感に魂を鷲掴みにされた感じです。
そして本作を鑑賞して、敬愛する小松左京先生の「痩せがまんの系譜」という短編を思い出しました。
今年1番の映画です。おすすめです。
泣いたけど笑えなかった
今年観た映画でいちばんでした。
間違いなく面白い
ぜひみてほしい
騙されたと思って、まずは見て下さい!
時代劇へのおおいなる愛、そして大事なのはお笑い部分
【追記③】 2025.3.15
日本アカデミー協会 あっぱれ‼︎‼︎
日本アカデミー最優秀作品賞受賞、おめでとう御座います‼︎
安田淳一監督と出演者・スタッフの皆様、本当にほんとうにおめでとうございます‼︎ これは私もまた観に行かなければなりませんね‼︎お祝いも兼ねて。。
まさしく此れはある意味"Japanese Movie Dream"です!とてもとても"夢"があります!アカデミー協会も良くやってくれました‼︎ 胸のすく思いでした。
昨年の8/17から池袋シネマ・ロサのたった1館からの上映がSNSやTVで噂が広まり全国300館以上での上映となり現在でも上映されるロングランヒットとなっています。これは素晴らしい快挙であり映画好きの我々からすれば「やっぱり映画っていいなぁ…」とあらためて思わせてくれる作品でした。。
『さぁ映画館へ…好きなキャラクター達に逢いに行こう‼︎』
【追記②】 2025.2.13
山口馬木也氏 ブルーリボン主演男優賞受賞、おめでとうございます‼︎ このまま日本アカデミー主演男優賞まで突っ走って仕舞え‼︎ あの涙の授賞式最高でした‼︎ 安田監督もおめでとうございます。
ごめんなさい…思わず嬉しくて評価も4.5から5.0の最高評価にさせて戴きました!本当におめでとう御座います‼︎
この映画を観て思い出す事がある。。。特にあのベタなコメディ部分だ。観客の皆んなが大笑いしていた。みんなお笑いを求めているのだ。楽しんでいたのだ。そんな所がどうしても"寅さん"を思い出してしまう。若い頃は"寅さん"なんてつまらない…と思っていた。しかし今は映画館で"寅さん"に逢いたい…と想ってしまう。
「あぁ、またどうしても寅さんに逢いたいです…」
【レビュー】 2024.10.10
時代劇への愛を至る所で感じます。劇中でも言っていますが今や時代劇のテレビ新作はNHKでたまに放送されるくらいしか無い、このままでは…。
時代劇が好きなので観て応援している者としては、この現状はもどかしい限りなのだ。
しかし我らが真田広之さんがディズニープラスの 「SHOGUN」で素晴らしい快挙をやってくれました‼︎ これを足掛かりに時代劇作品の海外上映が可能になれば文化の継承に繋がる。真田さん自身も語っていますが時代劇の継承を繋げて行く事が大事なのである。それには「SHOGUN」のようにクオリティーの高い作品を制作し続けなければならない。
そしてこの作品が単館上映から全国上映へ広まった事は快挙であり、時代劇ファンにとっては非常に嬉しい事だ。私が行った時は平日との事もあり年配のお客さんが多かった。もっと若い方達にもこの作品を入口として是非時代劇を楽しんで欲しい。
エンドロールの太鼓主体の音楽は「七人の侍」のオマージュだろうか⁉︎
”本物“の時代劇をどうしてもまた観たいです‼︎
【追記】
最近のつまらない米国映画より断然面白かったです。この作品も良い題材と素晴らしい脚本、熱意のあるスタッフが揃えば低予算でも良い映画が制作出来るお手本の様な作品です‼︎ 日本映画頑張れ‼︎
笑って、泣けて、そしてもう一回みたい😊
素晴らしい映画でした
あくまでもB級映画
国、故郷を想う先人の生き様に泣いた!
感想は『素晴らしい!!』
「話題」を体感する客入り
話題は何となく聞いていたものの、すっかり本作に乗り遅れた私。正直なところもう「配信待ち」にするつもりだったのですが、毎週聴いているラジオ番組(『アフター6ジャンクション2』ムービーウォッチメン)の今週の課題作品に決まり、また拡大上映で観やすくなっていることもあるため、意を決して遅ればせながらの参戦です。そこそこの雨量の中、今秋一番の冷え込みとなった本日ですが、TOHOシネマズ日比谷の9時50分の回はサービスデイということもあり結構な客入りです。
どんな作品も極力前情報を入れずに観ることが多い私。本作も話題になって拡大上映が決まった聞いたことと、そのタイミングで上映劇場にて流れ出した本作のトレーラーを何となく数回観た程度。ただ、それだけにいざ観るとなるとついつい「さて、どんなギミックで来るのか?」なんて身構えてしまっているところは逆に、素直に作品を楽しめていないと自覚して平常心を心掛けながら鑑賞です。
で感想ですが、素直に楽しめて、更に後半の展開には胸が熱くなり涙腺を刺激されました。とは言え、ここまでの評価はちょっと意外かな。。まあ、低予算映画と言うこともあり応援の意図もあるのかと思いつつ。やはり、多くの人に観てもらってナンボですからね。
で、私的に特に印象に残ったのはやはり、高坂新左衛門役の主演・山口馬木也さんの殺陣のカッコよさですね。観始めて「あれ、誰だっけなこの人」と思っていましたが、しばらくして「あ、秋山大治郎(フジテレビドラマ『剣客商売』より)」と気づいて納得。長身の体躯から繰り出される一振りは、竹光刀でもしっかり切れや重みを感じます。劇中においても新左衛門の取り組みとして刀の扱い方を見せて表現してくれますが、やはり工夫と鍛錬の賜物なのだと納得します。更には、それに「真剣」用の音響エフェクトが加わるとその重みや鋭さを感じて怖いくらいです。序盤、タイムスリップしたての新左衛門が撮影に紛れ込み、怒った監督が新左衛門の構えた刀を台本で雑に叩きますが、その些末なシーンでも「オイオイ」とツッコみたくなるくらい。また、後半に絡みがある冨家ノリマサさんと比べれると私は断然に山口さんの殺陣の方が好き。とは言え、巧さの違いまでは判らず単に好みということで悪しからず。。
そして、ストーリーとしても実に良い温度感。ユーモアを交えてそれぞれのキャラクターに親しみと共感を感じさせ、自然に劇中の人物たちの「時代劇に対する想い」を共有されれば理屈は不要。少々陳腐な劇中劇も、今どきな感性の(国際的?)映画監督も、それは行き過ぎな「血判状のアレ」も、全部受け入れて応援したくなります。そして、本作のマドンナである山本優子役・沙倉ゆうのさんがまた絶妙。ついつい彼女のこれから先が気になり、映画が終わっても尚あの世界を観続けたい幸福感です。
本作、必ずしも劇場でと言う作品ではありません。そもそも私自身が冒頭で申し上げた通り。でも、久しぶりに「話題」を体感する客入りを目の当たりにして更に期待するのは、少しでも「劇場鑑賞」の習慣化につながることや、また普段観ないジャンルへの興味の入り口になってくれること。と言うことで、もし本作について気になっている方がいれば是非お試しあれ。
〔60代男です〕 幕末の京都で、雷に打たれた侍がタイムスリップした...
〔60代男です〕
幕末の京都で、雷に打たれた侍がタイムスリップした先は現代の太秦映画村で、周囲の人たちからはエキストラの一人だと思われて、時代劇の斬られ役として生き始める、という話。
主人公の挙動が本物の侍に見えるのがいい。
ハッキリ言って、現代の物を見ての主人公の言動とか、展開すべて、そしてド素人が映画撮影エキストラとして馴染んでいく描写とか、どれも過去にあった作品とそっくりな場面ばかりのため、既視感が強くてあまり面白くない。
なので本作は基本的に、あまり多くの作品に触れていない若い人向け。
それでも僕も本作が楽しめたのは、主人公の幕末の侍ならではの心情がリアルで、良く伝わってくるからだ。
主人公が始めて見るショートケーキを食べるとき、恐る恐る口に入れて驚き、これは高い菓子じゃないかと訊ね、それがごく普通の誰でも食べている菓子だと聞くというくだりでは、僕は見え透いた描写でうんざりしたが、そのあとの主人公が、さもビックリしたという顔を見せるだけと思いきや、急に涙ぐむと、このような菓子を誰もが食べられるとは日ノ本は良い国になったのですね、と泣き出すのだ。
こういった描写が、心に響くのだ。
日本の未来のために命を投げ出す覚悟だった男にふさわしい感情が印象的だった。
しかし本作の俳優たち、ぼくは一人も知らなかったのだが、特に侍の2人、良かったねえ。
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