侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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会津藩士
最近よくあるタイムスリップ設定でインディー映画、じわじわ聞こえてくる評判、第二の「カメ止め」
どれどれ、どんなものですか!?と新宿へ
最後、泣き笑いしましたよ…
中盤まではコメディ要素満載なので、ある程度予想の範疇なのだが、中盤以降ある登場人物が出現してから、物語に深みが!
主人公の山口馬木也、この映画を観るまで知らなかったが、哀愁ある男前で会津藩士を熱演、泣いた…
昔、昼ドラでお見受けした冨家規政(現在はノリマサ)も貫禄十分で素晴らしかった
助監督役、沙倉ゆうのもベタなヒロイン設定ながら、最後笑わせる
最後の殺陣シーンは緊張感満載で、ここだけ観ても料金分の価値は有り!
会津藩士という設定がな〜、泣かせるんですよ!
大オチは爆笑必至! オワリ
チャンバラに魅せられ史観に泣く
殺陣というものを最大限に描ききるための設定だったように思えました。質とか演出とか展開、音響、いずれの点においても見劣りしてしまうところは多々あるんですけれど、それを剣術とかアングルとかカメラワーク、あるいは音楽などでもって創意工夫して見事な作品に仕上げきっていた印象で、とにかく一生懸命な映像に、そりゃあ会津籠城戦などをもってこられると号泣してしまうこと必至というところでしょう─所々で笑って大いに泣きました。
何よりも様々なチャンバラが素晴らしかったです。もっとコミカルで爆笑の作品かと思っていましたが、黒澤映画の時代劇を彷彿とさせる剣術と、現代だからこそ見せられる剣さばきが凝縮されていて、想像以上に映像そのものに魅せられたという印象です。早く帰って七人の侍とか用心棒とかを見たい気になっちゃいました。
シンプルかつ分かりやすい脚本も良かったです。とにかく剣劇を魅せるのだという、そういう思いがひしひしと伝わってきました、まぁ個人的な勝手な解釈なんですけど─。
この規模でよく頑張った!!
月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好き。
なので専門的過ぎないライトな紹介を書いてます。
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幕末、会津藩の地味な侍が城主から敵の長州藩士を討つよう命を受け
標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまい
目を覚ますとそこは現代の時代劇撮影所だった。
そこまではありがちだし、時代劇撮影所と言うのも
ご都合主義に感じるが、そこは置いときましょう(笑)
この映画そこではなく、そこから発生する時代劇愛や
チャンバラリスペクト、更に侍魂の継承みたいなことが
テーマと感じました。
主演の山口馬木也さんが紛れもない本物の時代劇役者さんだから
殺陣は全く危なげが無いので安心して観はじめましたが
面白かったのは現代パートの撮影所や、リアルな現代の街で
右往左往する様。
田舎侍らしい素朴な喋り方や佇まいが上手くハマってる!!
撮影所でいきなり「江戸の町で〜〜」の他の役者のセリフで
おそらく、本物の江戸はほとんど見たことが無さそうな
会津の田舎侍にとっては、江戸とはこんなものか〜と
無条件に信じてしまう素朴さ。
現代で様々な人に助けてもらうたびに冴えない会津訛りで
(会津の皆さん、悪気はないです。すいません。)
自信なさそうに、でも律儀に礼を言う姿がもう観ていて、
可愛いいな〜〜憎めないな〜〜と感じさせる山口さんの演技。
普段は割と時代劇の中でも偉い人や、
逆に強くて悪い人を演じる事もある山口さんの抑えた、
周りが心配してしまう演技が、
この映画をみんなが好きになった大きな要因なんだろうな〜
と感じました。
面白かった!!
で、奇しくも、アメリカのエミー賞で日本の時代劇の
『SHOGUN 将軍』が18部門の賞を受賞すると言う快挙が報道され
その授賞式で主演男優がわざわざ日本語で
時代劇を守ってきた人々への感謝と、時代劇を守りたい思いを
語った姿は、全く予算規模が違うけれど
本作「侍タイムスリッパー」も同じ思いが根底にあることに
私は改めて感動しました。
切られ役として有名だった福本清三さんが初主演を飾った映画
「太秦ライムライト」を劇場で鑑賞した身としては
映画で時代劇が封切られる度にできる限り観に行くようにしていますが
改めて、日本にとって大事なコンテンツだな〜〜と実感しました。
本物の殺陣のできる役者さんによる勝負!
ぜひ劇場でご覧ください。
余談ですが「太秦ライムライト」についてもレビューを書いてます。
映画.com内ではリンクを貼れないので興味のある方は
「太秦ライムライト」で検索してみてくださいませ。
劇場で見て損のない良作
前情報あまりいれなくて良かった
今年邦画No.1(早くも)
もはやTVでも放送がほぼない時代劇
時代劇を愛する人たちがそれを見据え理由を語り、
本作まで昇華した
実はこの作品こそがヒットし、TVドラマ化すれば当たるのではないだろうか?!
この2時間はトピック毎に分割出来るだろうし、その後やスピンオフまで想像できる
でも本作の監督、スタッフで創られないと意味がないから米農家もやられている監督には忙しくても無理にでもお願いしたいところ
山口馬木也さんの演技が抜群に素晴らしい!食べながら泣くなんてなかなかできる事ではない
拡大上映で沢山の映画ファンお客様を笑わせて泣かせて欲しい
エンドロールで多くの諸先輩方がトイレに急ぐシルエットがなんだか微笑ましく映りました笑
とても素敵な鑑賞時間でした!本作のスタッフ皆さんありがとう!!
主演の2人が良い
ネットニュースで話題になっていたので、見に行ってみた。
「タイムトラベルもの」なので、てっきり歴史が変わってしまう…何とか元通りに…とか右往左往する内容かと思ったが、全然違い、
「違う場所」に戸惑いながら努力する人の応援歌なんだと思う。
本作は「違う時代」だが、現実世界でも、引っ越し、転職など、突然「違う世界」に放り込まれることは誰しもある。そこで努力すれば、報われる、と。
本作のメッセージを(単純すぎるが)解釈すればそういうことかと。
それはそれで安心して見られるのだが、中盤にスイッチが入る。
それは(作中の)大物役者の登場と、映画への抜擢。
これ、「そうきたか!」と唸った。
シンプルだけど面白い展開だな、と。
この2人の関係が本作をとても面白い作品にしている。それはこの役者2人の演技もあると思う。
(ごめんなさい、どちらも存じ上げない方でした)
これは笑う!笑
予告でもう面白そうだったけど期待通りでした!!!
特に前半は思わず笑いが溢れるコミカルなシーンも多くてシアター内にはクスクスといった笑い声が響いていました。
後半にかけてはややシリアスなシーンが増えますがそれも見所というか、タイムスリッパーならではの葛藤が描かれていて面白いというか。
むしろ主人公の葛藤についてはもう少し心理描写があっても良かったくらいでそこは唯一物足りなさを覚えた点かもしれません。
その他に気になった点はなく、とても楽しく興味深い映画でした!
衣装や音楽、脚本はもちろん、工夫されたカット割りもこの映画の世界観に合っていて良かったです。
キャストにおいては全員演技に違和感がなく映画に溶け込んでいましたし、特に主演の俳優さんは絶妙な表現力で現代にタイムスリップしてしまった幕末の侍という役柄を演じてらしてかなり惹かれるものがありました…!
映画館に足を運んで観て良かったです。
主人公達のこの現代にタイムスリップしてからの第二の人生が、これからも彼らにとって充実したものでありますように!!
時代劇Forever !…⭐︎
楽しみにしていた「スオミの話をしよう」がここであまりに低評価のため、話題のこの作品を鑑賞。
良かったぁ…、個人的には今のところ今年で一番楽しんで見れた。
物語としては、江戸時代末期の会津藩の武士が現代にタイムスリップするという
ある意味ありきたりな設定なのだが、起承転結のストーリーが観客を惹きつけて
笑ったり、しんみりしたりと感情のジェットコースターを楽しませてくれる。
皆さんがコメントされてる通り高坂新左衛門役の山口馬木也が素晴らしい‼︎
もうホントに侍!誠実で実直な武士そのものを演じている。
彼の面倒を見ることになるお寺の住職夫婦とのエピソードもとても良く、タイムスリップした
場所が太秦映画村と言う設定も良く思いついたと感心。
後半、新たな登場人物が現れ、ラストシーンの行き詰まる決闘の場面まで中弛みなしに
一気に進んでいく。
若い人には分かりにくい例えとかあるかもしれないけどそれでも充分楽しんで見れる。
第二の「カメ止め」と言われているけど全然違うジャンルの映画。
1日に一回の上映で平日だったけど結構お客さん入ってた。
有名俳優をキャスティングして、予算をかければ良い映画が撮れる訳ではないと
いうことを改めて証明したような映画。
映画が好きで良かった…。
全然面白くない
チャンバラはいいぞ
監督のメッセージが「時代劇はいいぞ」ならば、大成功です。
見終わった今、無性にチャンバラが見たい。
最後のチャンバラ(敢えてチャンバラと呼びたい)は、ほんと良かったです。
1時間くらい見てたかった(笑)
あと紅萬子の存在感。
普通のおばちゃんなのに、いてくれるだけで画面が落ち着く。
ほかのキャラクターにも共感でき、好感が持てました。
一つだけ言うとしたら、幕府を支えて命をかけようとした侍が、明治維新後を生きる葛藤を、もう少し詳しく具体的に表現してほしかった。
ラストが少々唐突に感じました。
多分、あの時代の志士たちは、本気で理想に命を投げ出したんだと思います。
学生運動に参加した学生たちも、多分、理想のために死ぬ気だったのじゃないかと思う。
それが正しいとは言わない。
でも、理想のために命を投げ出すなんて、思いつきもしない時代は、スカスカだよ。
傷つきたくない人間ばかりの今だからこそ、そういう覚悟の人間を、もう少し赤裸々に描いても良かった気がします。
「頑張ってたら見ていてくれる人おるんやなぁ」
分かっちゃいるけど、笑えて泣けて、手に汗握ってしまう訳です。
真田広之さんの「SHOGUN 」の話題に(とうか、真田広之さんの思いに)重ねて見られるむきもあるし、タイミング抜群。
主演の山口馬木也さんの殺陣と眼差し、からの戸惑いや照れやらがチャーミング。
彼のキャスティングあってこそだった気がします。
見終わって気持ちよくなれる、ってのも久々のよき映画体験でした!
エンドロール見てたら、監督さんが、脚本・編集はもちろん、撮影VFX・CG、おまけに車両まで(多分)!!
監督の熱意がハンパない。
ご免なさい🙏,私にはこの絶賛評価の理解には至らなかった…m(_ _)m。
久々に良い映画。満足。
水曜に新宿で観ましたが、8割くらいの混み具合。
見終わって、良い映画はシンプルに
売れるってのがよく分かりました。
変な宣伝やダイコン役者もいないし。
よくあるタイムスリップコメディかと思いきや、
いやはや面白かった。
変に笑わせようとしてないのもいい。
主演と相手の男優さんがいいのかな。
同じ系統で、子供向けなら
「ちょんまげプリン」がいいかもね。
低予算「カメラを止めるな」と比べる人がいますが、比較対象がおかしい。
本作は丁寧に作ってあってお勧めです。
海外展開もエンドロールに書いてあった気がしますが、売れると思います。
終わりに近づくにつれて、どうやって
終わらせるのかと思ってましたが、
綺麗なオチで良かった。
映画って終わらせ方が難しいからね。
決してケチをつけたいわけではないけど
多くの方が書かれているように全体的に見て本当に素晴らしい作品だったと思います
ただ、それだけに自分は最初に出てきた役者さんの、お世辞にも上手いといえない、「あ〜これってセリフで説明させる映画なんだ」と思わせる長台詞のせいで、しばらく作品自体の次元を一つ下げて入ってしまいました。。。あとで考えても他のセリフや役者さんは全くそんなことはなかっただけに、明らかに残念だったピースがあそこだけだった、しかも一番大事な最初だったせいで悔しすぎるのです
改めて、作品自体はとても楽しめました。
それにしても、世間的な「大作」「大物役者揃い」と呼ばれるより遥かにいい絵面の役者さんが何人も出てきて、無知な自分の恥ずかしさや、メディアへの疑問が増しました。
ベタかなと思いきや
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