侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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映画は予算じゃないな
2024年流行語大賞にノミネートされていた侍タイムスリッパー。気にはなっていたのですが、たまたま職場の仲間からこの映画がとても面白いと話を聞いて、映画上映中に見ようと急いで見に来ました。
おそらくそこまで制作費がかかっていないんではないかなと思われる、質素な作りではありましたが、喜劇と感動が織り混ざった素敵な映画でした。
お互い名乗ってから決闘をすると言う古典的なスタイルも、改めて日本武士道の素敵な一面だなぁと感じます。思えばたった140-150年前までは本当に刀を使った殺し合いがそこに実在していたんですよね。真剣だからこそ真剣に背負うものがあって、命をかけて守り抜くものがあった。そんな時代だったんだと思います。
私は今映画を見終わっておいしいランチプレートを食べながらこのコメントを書いていますが、つくづく先人たちが少しでも日本を良くしようと行動してくださったこの帰結に、大変感謝をしたいと思います。
お一人でもご夫婦でも、あるいはお子様と一緒にでも、ぜひこの映画をご堪能ください
シリアスとコメディのバランスが絶妙
楽しく楽しませてやろうという気概
自主映画として1館の劇場公開から、じわじわと評判になり全国の劇場へ拡大公開となった、今年最も気になった作品。やっと観ることが出来ました。
時代劇は衣装やかつら、小道具はもちろん、そのセットから非常にコストがかかり自主制作で長編映画を作るなんてことは無いそうなのですが、その脚本のあまりの面白さから東映の協力を得て完成。
なんだかこの作品は制作陣やキャストの皆さんの映画愛と言うのか、面白いものを作ろうという気概と言えば良いのか、観客をとことん楽しませてやろうという意気込みのようなもので溢れているんですよね。
そうした温かいものがあるおかげで、ところどころで目立つの粗さや安っぽさも気にならない。むしろそんな自主映画っぽいところが愛らしくも思えました。
その拡大の仕方が『カメラを止めるな』と同じで何かと比較されていますが、『カメ止め』は低予算映画の代表的なホラーのジャンル。一方で本作は低予算と対角にある時代劇作品というのもまた比較対象として面白いです。
流行語大賞にもノミネートされたようですし、やはり観ておいて良かった作品。
主人公二人が会津藩と長州藩ということの意味
コメディ、アクション、感動、恋愛が少々と全てが絶妙のバランスで評判どおりの感動作でした。タイムスリップと時代劇って他にもあったような気もしますがこのストーリー展開を思いついたのはまさに奇跡的ですね。
ところで、主人公の二人が会津藩と長州藩の武士という点がもの凄く意味深いということを後で知りました。
会津藩のことをよく知らなかったので映画を見終わった後でネットで調べてなるほどと気づくことがいっぱいありました。
明治維新で敵対関係にあった会津と長州の関係があったからこそ最後の真剣にこだわったことが理解できました。また、主人公がおにぎりやケーキを食べてあまりの美味しさに涙する場面も、生活が苦しかった幕末の武士のことまで考えて作られたものと思います。
私が子供のころには時代劇が毎日あって父親が見てるのが嫌で裏番組のバラエティを見たいと思ってました。大人になった今は、時代劇の面白さがわかって、しょうもないバラエティの代わりに時代劇をやってほしいと思います。今やNHKが年に数回やるくらいですよね。
そんな斜陽の時代劇と幕末の武士の二人がシンクロして武士の生き様や時代劇がこの先も忘れ去られないようにという、この映画のメッセージが強く心に伝わりました。
なるほど、新鮮
時代劇普段見ないけどあまりの絶賛されように興味を持ってみてみた。タイムスリップものは好き。
時代劇ぽさはそんななく、声あげて笑ったし何度も泣けた。最後の斬り合いシーンの間合いとか、本当に真剣なんじゃ?と思うくらいすごいリアルに感じた。主役の山口さん、最初こそなんじゃこの説明口調の独り言はー(脚本)と思ったけど、時代に馴染んでく様子がとても自然でよかった。助監督さん本当の助監督とか、使い方もうまいよねー。
ううむ。良かったし面白い。でも途中で少し寝てもうたし、どうしても時代劇にしては、とか少人数自主制作にしては、という枕詞なしに見ることができない。もちろんそれを感じさせないのは素晴らしいことだし、今後の映画界の何か道標になる作品なのかもしれない。でも、和洋含めてバトルものにそこまで興奮しないからか、このお祭りさわぎには一歩ついていけず、テレビでならまたみたいなーという感じ。ごめんなさい。
主演が最高!ラストは一生もの!
評判だということで観に行ったものの、そこまで期待はせずに臨んだら、予想外の見ごたえ!
基本面白おかしく笑え、お約束的なやり取りにはどこか新喜劇を見てるような安堵感とむず痒さを感じたり笑
そんな感じで進むんだろうなと思ったら、物語も人物もどんどん深みが出てきて、後半は釘付けに。
こんなにうるうるきたり、手に汗握ったりするなんて思わなかった。
そして何と言っても主演の山口馬木也さん!
というか、私の中ではもはや高坂新左衛門さん!
実直で、どこか抜けているようで凛々しさもあるそのキャラクターに惚れました。
(というか普通にイケメンでもある笑)
侍としての所作や殺陣の決まり具合も痺れる。
でも決してわざとらしさがなく、習慣としてやってる感じが出るのもすごいな〜と思う。
ドラマシリーズとかでずっと見てたい!と思うくらいグサっときちゃいました。
クライマックスは本当に映画館で観てよかったと思ったので、今のうちにぜひ映画館で!
自主製作映画とあとから知ってビックリ!
純新無垢に楽しめた気がします。
侍タイムトリッパー
時代劇は保存しないと
ほのぼのからの緊張感
前半から中盤にかけては、ほのぼのとした良い意味で手作り感のある(低予算ならではの)日本映画という印象。タイムスリップした侍の真面目な立ち振舞いとその周囲の人達の温かさに、ゆるーく笑えてほっこりする感じだった。
それとのメリハリからか、最後の殺陣の緊張感がもの凄くて、ビンタのシーンでは何故だか涙が込み上げてきた。
低予算映画の大ヒットの理由は、洗練さや斬新さとは違ったものだったけれど(「カメラを止めるな」のようなあっと驚く仕掛けがあるわけじゃなかった)、総じて時代劇への愛情が感じられた。何よりも監督や役者ら始めこの映画の作り手達の、映画や芝居に対する真っ直ぐな情熱も、確かに感じられる映画でした(その点は「カメ止め」に共通している点かなと思いました)。
面白かったです。
優しさが詰まった映画
時代劇が観たい
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