侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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琴線に触れまくり
最初からずっと、笑い泣き、泣き笑い、ジワリっぱなし
私が顔に覚えのある役者さんは3人しかいなかった
それなのに、というと変ですが、すごく面白かったです
真剣さが可笑しく、気のいい人物ばかりで、登場人物それぞれの心情をすごく思いやらされる映画でした
生きてきた世界や、それぞれの本懐というか、
人ってみんな、人には知られないけれど背負っているものがあって、今どき自分が背負っているもの、人のせいや何かのせいにしてる気がすることも多いけど、ちゃんと向き合ってる感じ、胸にきました
気になっていたけど、もう終わっちゃいそうだったから、
ほんと、観て良かったですv
誰かにお勧めしたくなります!
自主制作でもここまでできるのか
昨年の評判作をリバイバル上映で初見。タイムスリップものはどうも苦手なので後回しにしてきたが、あまりの評判の良さに、映画好きとしてさすがに気になって観に行った。
東映京都撮影所の協力があったからとはいえ、時代劇エンターテイメントという高いハードルの中で、脚本・出演者・スタッフの力が合わさって、自主制作映画でもここまでできるのかと驚いた。
主演の山口馬木也が何より素晴らしい。その佇まい、風貌からして、他の出演者と違って見えるのも、この題材にぴったり。ヒロイン役や住職夫婦もいい味を出していたが、殺陣師役の本物感は見事。
クライマックスの真剣勝負は賛否が分かれるところ。所詮ファンタジーだから許せるのか、それまでの舞台裏の描写がリアルなだけに絶対にあり得ないと考えるか。どちらにしても、あの対決の迫力、緊張感は、今どきの時代劇で味わえないレベルのものだったことは間違いない。
なぜかクレジットが見当たらなかったが、音楽もかなり良かった。
⭐︎4.6 / 5.0
こってこて
自費製作ならではの面白さ
ここ10年観た映画の中で一番!
昨年の10月に池袋『ロサ会館』で観たのですが、
「過去からタイムスリップして来た侍、周りも含めて皆んなでドタバタするコメディ映画」なんて思って観てたら全然違ってた。監督、御免なさい。
登場人物の心の動きがとても丁寧に追いかけて作ってある、どの役も「なるほど、」と思うような人間ばかり。当り前なのだが、案外それを疎かに周りの人物を描いてしまっている映画やドラマが多い。これ簡単そうで案外難しい。
人間は誰もが自分の正義で生きている。私もあなたもあの人も。だから、良い人は良いように、悪い人は悪いようにではなく、その人の立場からは全てが違って見えるように描くべきなのだと思う。この映画はそれが出来ている。そこがとても素晴らしいと思ったのです。
あと、この映画は『時代劇』を扱った『現代劇』と言うのがいいかなぁと思いました。
ありきたり設定だけどめちゃくちゃおもしろい!
ちょっとやばくないですか?
ロングランの理由
失礼ながら、期待以上に楽しめた作品だ
日本の伝統文化としての時代劇愛に溢れる作品
8月に池袋のシネマ・ロサ1館のみの封切りだったのが、口コミで人気が広がり爆発的に拡大公開されているため、「カメ止め」の再来とも言われている、その界隈では評判な作品をレイトショーで観に出かけてきた。
頭を強く打った結果、役に入り込んだまま記憶喪失になった、という設定で周りの人々もタイムスリップということに特に気を留めないとか、ちょんまげに刀を差した出立ちも撮影所の中では違和感がないとか、本来的にはタイムスリップ自体が荒唐無稽なのに、割とすんなりとストーリーに入っていけるようにした工夫は上手い。
コメディとしてのギャグはベタなものが多いが、それも逆にかつてのお茶の間番組のように万人が安心して観ていられるように作用している。
時代劇の灯を消さないように頑張る京都の撮影所の人々の物語なだけあって劇中劇の時代劇のクオリティは高く、また同時に、本作の制作陣こそがまさに「時代劇の灯を消さないように頑張」っている人々なので、本当に日本の伝統文化としての時代劇愛に溢れる作品に仕上がっている。なるほど口コミで広がっていく訳だと納得できる。
ヒノモトは良い国になって…る?
久々の映画館での鑑賞になりました。
やっぱり映画館の大画面はいいですね。
この映画、特に最後のシーンはぜひ大画面で鑑賞してほしいです。
タイムスリップしてきた云々言わないで生きていく術を見つけて馴染んでいく主人公が良かった。
ゆうこさん、和尚さん、師匠、みんな良い人たちでほっこり。
なんとなく漂う昭和感もなんか懐かしいかんじがしました。
印象に残ったのはケーキを食べたシーン。
果たしていまの日本、先人の方々にしたらどうなんでしょう。
誰かタイムスリップしてきてくれたら聞いてみたいと思います。
映画の魅力が詰まった傑作
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