侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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プライムビデオで見れるよ
Xで日本アカデミー賞を取ったのはなんとなく知っていて
プライムビデオで見れるっていうから見てみたが見て正解
最近の映画は2時間長いなと思う物ばかりで、見始める為のハードルが高い気がしている中
これも何となく見始めてみて、冒頭は、ちょっとツッコミどころはあるものの、気付いたら主役の演技に引き込まれてあっという間の2時間でした
ちょうど今幕末の漫画を読んでいる最中なので、主役2人の心情も理解できたのが良かった
見る前に幕末がどんなだったのかだけでもざっと調べてから見るのがオススメ
現代の日本人が忘れてしまっている何かを思い出させてくれる映画です
脚本が素晴らしい
観ていた人からの評判は聞いていたし、日本アカデミー賞受賞もあり、どこかでやっていないかなと思っていたところAmazon Primeで鑑賞できるということで早速鑑賞
まずタイトル通り侍が現代にやってくるという点で、これからどうなるのかな?と引き込まれる
途中では、笑いも生まれるシーンもあるが、長州、会津の関係をほんのわずかのスパイスとして上手く入れこみながら、侍の矜恃が現代に合わせていく模様を上手く表現しているのがよい
殺陣は、時代劇を愛している人達の気持ちがこもったいいシーンだった(特に最後)
主演の山口馬木也、相対する冨家ノリマサが、全体を引き締めている
低予算ながらも日本アカデミー賞を取ったのは、脚本とこの2人の力も大きいと思う
試合の一時中止のシンザえもん、ゲロで滑る
AmazonプライムVideoの配信をホームシアターで鑑賞しました。130インチのスクリーンは、映画館の前の方の席と同じくらいの迫力があります。
冒頭から横にスライドするカメラワークが良かったです。
左から右に書かれているポスターをスラスラ読む知能指数が高めの高坂新左衛門(山口馬木也)は、空気も読めるし台本も読めてしまいます。この世界を未来だと勘付いたりしながらも、流れのまま、優子さんのためにも俳優の仕事に没頭します。ひょんなことから幕末の情報を得ると急に落ち込み、元居た世界を思い出しては使命感にかられたりします。そんな主人公は、終始 便意がきません。居候キャラで有名なネコ型未来ロボットの『ドラえもん』も家族と食事をするシーンがありますが、排泄に関しては触れません。優子さん、どことなく野比のび太っぽいビジュアルのようにも見えます。「ぼく高坂シンザえもん。のび太くん、じゃなくて優子さんのためなら、しかたがないなぁ。」
冒頭、侍 VS 侍の試合(コロシアイ)の途中で雷が発生し、タイトル『侍タイムスリッパー』というタイトルロゴが現れるのはユニークでした。
違う意味で“侍がスリップ”したシーンとして、高坂がゲロで滑るシーンがあります。タイトルにある“タイム”の意味も違う意味で、二人の侍の“試合の一時中止”のことかな と思ったりしています。
今作は、“侍がタイムスリップ”したように始まりますが、別の世界に入り込んでしまう物語『オズの魔法使』(1954年日本公開)や『千と千尋の神隠し』(2001年)、二次元から三次元に飛び出してくる物語『魔法にかけられて』(2008年日本公開)のように、別次元である“時代劇”というファンタジー世界の中から現実の世界に飛び出して来たのだと解釈することにしました。別世界への順応の速さは物語のテンポの良さに好影響をもたらしています。
真面目に明治維新や江戸幕府を考えるのが似つかわしくない作品かな と思いました。
次元を移動するトリガーが何か についてですが、雨が降り 雷が鳴った時がタイミングのように見えますが、具体的には描かれていません。
不思議な部分や謎が好奇心を維持し、画面の中から情報を得ようと必死になりました。おかげで飽きたり退屈したりはしませんでした。
理想郷のような優しい現代世界の描写にウットリしました。
映画館で映画を観ているシーンなど、劇中劇は没入感を高めます。TVを見ながら一喜一憂する高坂の純粋さが素敵でした。
『ターミネーター』(1984年)や『ターミネーター2』(1991年)のように 時差で送り込まれてくる設定が面白いです。ネタバレ禁止な展開のオンパレードでした。
まだ時ではない
監督じゃないけど、いやー良かったよホント。時代遅れの時代劇だが、映画の演技の中で撮影の演技をする、素晴らしい内容じゃないですか!若い頃は見向きもしなかった時代劇だが、歳と共に好んで観るようになった自分は間違いじゃなかったと改めて思ったね。安い昼ドラに真剣な時代劇をミックスするB級映画感がまた、堪らなく良かった。だって、観る前からドリフのようなストーリーが目に浮かんだし笑
兎に角、主演の山口さんと冨家さんが素晴らしく、峰さんが華を添える素晴らしいコメディ時代劇でした。監督に怒られるドリフシーンで大爆笑、ラストのまだ時ではないシーンでまた大爆笑、でも会津藩士の無念を胸に斬り合うシーンで感動したりする不思議な映画だった。普段から時代劇等観てない層の若い人達は、どんな想いや感想を抱くのだろうか?それが一番気になるところですね。あと、沙倉さんがギャル曽根にしか見えなかったわ笑
尻上がりにこの映画に関わる人たちが好きになる
面白くていい作品でした!
清々しい映画です
びっくりするくらい、おもしろくなかった。
侍タイムスリッパー
脚本の勝利
正直設定は、使い古されたよくあるタイムスリップもので
カルチャーギャップを笑いにするやつだろ?と、高を括ってた
序盤は思ったとおりの話だったので「やっぱりな」と思ってた
しかし徐々に「あれ?」となってきて、
後半で「そうだったのか!」と感心
ちゃんと丁寧に脚本が練られていて、
一工夫するだけで、こんなにも作品的に変わるんだ、と感心しました
元の時代に戻ろうとする物語じゃないだけでも新鮮!
とにかく観ていて「映画愛」を凄く感じた!
監督の演出力というより、
今回は脚本の力である事が大きいと思う
主演の山口馬木也がまたイイ!
ハンサムだし、これから売れっ子になると思う!
映画館で見るべし!
いわゆる、大きな劇場で公開される映画とは違う、予算も少なく、監督が米を作ってある。貯金残高が、7000円という映画とは聞いてました。
見始めて、あー。なんかそんな感じですなぁと思っていましたが、グングン引き込まれる。
切なく。温かく。でも、何だか心が引き裂かれるような気持ちにもなる。
主演の山口さん。素晴らしかったです。見てる方にストレートに伝わってくる、サムライの気持ち。
脇を固めてあった富家さん。なんで日本アカデミーの助演男優賞入ってないの??
あと、沙倉さん。ググったら45?ありえん
見て損はない!
皆さん!!映画館で見て!!
声を大にして言うでござるよ!!
エンタメ時代劇の素晴らしさ
タイムスリップものとして自分史上No.2
アカデミー賞受賞に釣られて鑑賞。
タイムスリップものとして私の中で『戦国自衛隊』に次ぐNo.2。
私は感情を表に出さないほうだけど、思わず声を出して笑ったりウルっときた。エンドロールの後に拍手が起こったのは『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』以来。映画館の一体感が凄かった。
正直、ストーリーはそれほどキテレツではないし、大どんでん返しもない。
関西弁のマイルドさが人々の優しさを引き立てて、感動増し増し。まんまとやられた感じ。
この作品の魂はとにかく山口馬木也の圧巻の演技と殺陣。里見浩太朗さんの付き人兼斬られ役をされてたとのことで納得。
ベテランだし、どこかで観ていたのだろうが、こんな素敵な俳優さんが居たなんて‥。
彼の横顔は完璧なEライン。素朴な東北訛りの美しい言葉遣いと相まって、主人公としての魅力を引き立てている。
欲を言えば、風見恭一郎役は若い頃の面影が無さすぎるので、同じ俳優さんで演ってほしかった。若い頃を演じた役者さんも素敵でしたが‥。
あと、ポスターを見ただけで江戸幕府が140年前に滅びたことに納得するのが早すぎる点は気になった。
それでも、この作品は笑いと涙、そしてメッセージ性がしっかりとあり、タイムスリップ映画の新たな金字塔だと納得。
予想以上に面白く、引き込まれた。 シナリオ、演出、演技が、上手く調...
時代劇愛、映画愛に溢れた作品
チャンバラ時代劇+(プラス)
こんなに惹かれた作品は、初めて
全国公開前、8月、
主演山口馬木也さんのインタビュー記事を
読んだ。
幕末の侍が、現代にタイムスリップ。
「おもしろそう」
山口馬木也さん、冨家ノリマサさんは、
若い頃から存じ上げた役者さん。
しかし、コメディ?想像がつかない。
9月、地方都市の劇場公開開始。
確かに、笑えた。
しかし、主人公の、
中盤から登場する人物の、
「心」「思い」「葛藤」深い部分に、
心揺さぶられ、何度も涙が溢れた。
登場人物、それぞれの個性が、
光っていた。
絵が綺麗だし、使われた音楽も良い。
リピートは、7回を数えた。
ファミリーのツワモノには、
到底、及ばないが。
こんなに、同じ作品を観たのは、
初めてである。
温かい気持ちになる。
元気を頂ける。
観る度に、新たな発見がある。
この作品に出会えて、
良かった。
日本アカデミー賞最優秀作品賞
おめでとうございます
まだ、ご覧になっていない方、
是非、キャラクターたちに、
会いに行ってみてください。
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