侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
【貝塚ムービー(映画)シアター倶楽部】です!本日、2024年10月バトルが開催されました!バトル名は…【侍タイムスリッパー】…低予算のインディーズ映画の本作は、2024年8月17日に東京の池袋シネマ・ロサ1館で封切られたのち、口コミで話題となり、9月には全国50館以上の拡大上映が決定。10月現在は全国309館での上映も決まっているそうですね!本作が長編3本目となる安田監督は脚本・編集など1人で11役以上をこなしており、製作費2600万円は自腹だそうです!。安田監督は、車を売却したりして2,000万を自腹で支払い、残りの600万円は補助金でカバー。初号完成時、銀行口座の残高はわずか7,000円だったそうです。…本作は現代にタイムスリップした武士の姿を描く時代劇。落雷に打たれて現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士が、剣の腕を生かして斬られ役で生計を立てる…というお話でしたね!。劇中では、新左衛門と恭一郎が斬り合うまで40秒近く無音状態が続くシーンがありましたね。安田監督曰く、これは黒澤明監督の名作『椿三十郎』のオマージュであるという。「あのシーンでは、黒澤監督の手腕をお借りしました。『椿三十郎』(の間)は41秒ぐらいだったと思うので、劇中では1秒短くさせていただきました。あれをスタート地点にしようというのは、初めから決まっていたことです」だそうです。今回のインディーズ映画は響いた方、響かなかった方、様々だと思いますが、色々な要素、タイミングが重なり、インディーズから口コミ等で一気に全国展開し、大手劇場公開にまで登り詰めたというのは本当に素晴らしいですね!本日のバトラーの皆様にはどう映ったでしょうか…。本日は2024年10月バトル大変お疲れ様でした!
高度に発達した芝居バカは、タイムスリッパ―と見分けがつかない。(...
そこまではハマれなかった
時代劇愛、侍愛、役者が素晴らしい
あまり、時代劇を観ない私。
義姉が「絶対!見たほうが良い!!」と激押しされたため、鑑賞(笑)
昭和のコメディ感があり、観る人を選ぶような感じもありますが、
心理描写、殺陣が素晴らしく、とにかく、役者に好感が持てました。
映画「るろうに○○」のようなドラゴンボール的な殺陣が蔓延する中、
現在の技、演技で、リアルな時代劇を追求している感じに、
個人的に拍手、賞賛を送りたい。
剣舞や、立ち合いシーンは「空気感」「音」「息遣い」「間」に
強いこだわりを感じるので、是非、映画館で観てほしいところです。
滑り込んで
どうして?
そんなに話題なのだろうと思っていた。
思いっきり手垢のついた素材だし、B級感半端ない。
今更侍のタイムスリップかよ、DVDで十分だなと思っていた。
しかし、他にタイミングの合う作品がなく消去法で観賞。
結果、泣かされた。
途中までは最初の予想通りコテコテの昭和人情もので、
やれやれまた老人どもが激賞しているパターンかと嘆息した。
実際、館内は老人ばかり(お前もな)。
潮目が変わったのは会津から。
東北人としては会津には尊崇の念を持っている。
その矜持は胸に迫るものがある。
それは立場は違えど相手もで、ラストに向けて一気に感情が昂った。
見事で気高い迫力あるラストだった。
久々に武士の矜持を体感して心が震えた。
ヒロインの辿々しい演技はどうにもならなかったのだろうか。
違和感満載で残念だった。
ありきたりでなかったし、うまくつながっててよくできてたし!
まず感心したのが、タイムスリップした人が、着地した時代の人に普通、怪しまれるはずのことが、あるできごとのせいで、不信感持たせないようにうまくつなげたところや、普通、同時期にタイムスリップした人って、同じ時期に来て出会うのに、そこも工夫があって、新鮮。
タイムスリップした人って最後、元の世界に戻るか戻らないか気になるところだが、不自然さのあまりない、ほんとに現実にそんなことあってもおかしくない?って面白く思わせてくれる終わり方だった。
ありきたりになりがちでいて、色々と斬新で感心。
斬られ役の人たちの仕事についても、へえ、そういうところを気を遣って動いてるのかっていう、全く知らなかったその仕事の職人性が、海外のスタントとは違う、日本独自の文化じゃん!って気づかされた。
主人公の気持ちの動きも、そうだよなあ、って思えること多々あったし、
素直だったり頑固だったり、キャラクター自体が好ましくて、見てる人、夢中になって観ちゃうと思う。
侍姿が似合いすぎてて、現代の格好が不自然なのも上手い!普通に着こなしてて違和感なかったらむしろ変だ。なんか変なのは、動き方や気持ちの姿勢まで、なり切ってたからか?
大げさな感じのシチュエーションも、それはそれで素直に笑える場面としていいと思うし、
それでいて、大事なところは細やかに気を遣って作られていて、純粋に映画を楽しむってことを楽しめた!
舞台の京都の緑も綺麗だったし、俳優さんたちの演技もそれぞれ、この映画に合ってる。
作り手の息が合って、全力で作ってるの感じられたし、映画館で観て良かったと感じた。
ドキドキする場面もほんとひやひや、怖かったし・・・大画面で周り暗いから特に!
観てすぐレビューできてなかったが、まだ上映してるようなので、映画館で観るのおススメと思って投稿。
映画と殺陣愛溢れるエンタメ映画
映画が好きな人であれば、
この映画は嫌いになれないのではないか。
映画制作の楽しさ、チームの一体感、時代と共に減る制作費と給料、人間関係のめんどくささを
愛おしく、楽しく描いてみせる。
タイムリープする場所の設定の突飛さも、
お寺夫婦のやり過ぎな演技も、
主人公が会津の悲惨な運命を脚本で知るストーリーも
違和感はあれどエンターテイメントしている。
特に殺陣はずっと素晴らしかった。
テロップのいろんな部署に監督の名前が表記されていて、
ここでさらに映画愛と苦労を垣間見た気がします。
次作も期待したい。
心が洗われる映画
見終わって1週間、もう一度行こうかな
その日は別の作品を観るつもりでいたのですが、都合の良い上映時間がなかったので、これでいいやと思って本当に気軽に観てきました。子供の頃から時代劇が大好きで、最近少なくなって寂しいと思っていたところでした。失礼ながら俳優さん達が有名すぎず先入観無しに映画に没頭できました。
細かい設定のことで何か言いたくなる方もいらっしゃるかも知れませんが、私は全く気にならなかったです。
役者の気迫に迫る演技力に、とても感動しました。
時間ができたらリピートしたいです!
ここ最近は監督や出ていた役者さん達を検索しまくっています(笑)
凄く良かった
面白かった〜!映画館で見て良かった。手持ちのギフト券使えなくて、見るか一瞬悩んだけど笑 胸が熱くなりました。作り手の情熱をひしひしと感じました。
私が小学生くらいの時は、時代劇はすごく身近なものでした。病院の待合室のテレビ、蕎麦屋、定食屋のテレビは大体いつも時代劇。祖父母の家に遊びに行けば、おじいちゃんは必ず藤で編んだ椅子に腰掛けてテレビで時代劇を見ていました。両親も時代劇が大好きで、BS放送やwowowに加入して時代劇専門チャンネルを見ては楽しんでいました。大河ドラマは当然大好きで、昔の大河は今とは全然違ってもっとずっと堅い感じ。台詞回しも難しくて、私には何を言ってるのかさっぱり分からなかった。歴史の知識もないと楽しめないので、子ども心に、大人は凄いなぁと思っていました。それが不思議と、小学校高学年くらいになると、段々少しずつですが分かるようになるんです。父娘で見ながら、政治的な難しいシーンなどは「今のはどういう意味なの?」と聞くと、夢中になって見ている父にシカトされることがほとんどなのですが、たまに教えてくれることがあって、そういう時は嬉しかったなぁ。普段は父と母がするおしゃべりに子どもの私は全く着いていけないので、何となく大人扱いしてもらったような気分になれたのかも。年末は皆んな大好き、忠臣蔵。
私は監督より少し歳下ですから、監督の幼少期はもっと時代劇が盛んだったのだろうと思います。
昔、オペラ歌劇が面白いなーと思っていた時期に、宮本亜門さんが「オペラと時代劇はよく似てる。結末はどうなるか皆んな分かってて、最後皆んなスッキリする楽しさ」と何かの書籍で書かれていた記憶があります。(それから興味を持ってイタリア詩集を読んだりして、心臓を刺されて心臓から生クリームが飛び散る描写になんじゃこりゃ!と驚いたり)
そんな何十年も昔のことを懐かしく思い出しましたが、今作は全く新しい作品に仕上がっていました。タイムスリップものは擦り切れるほど使い古された手で、しかも流行らない時代劇。だけどすごく新鮮で、時代劇がまた違った魅力をもって生き生きと展開されて行く様は素晴らしかったです。
侍魂
山口真木也さん
どこがインディーズ作品なんすか⁈ 時代劇、SFへのリスペクトもしっ...
主人公の役者さんが完璧
新しい時代劇の時代が始まる
神様、このような素晴らしい映画に出会えた事を感謝します。脚本も演技もすごいです。主演の山口馬木也さんが真剣使うと決めたときから纏うオーラの色が変わりました。まさに「死を覚悟した侍」の表情になり鳥肌が立ちました。
ずっとこの世界に浸っていたいと思うような映画です。ありがとうございました。
脚本に100点
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