侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価
全1277件中、301~320件目を表示
幕末の会津藩士は●●●●が●●た?
他の方もご指摘のように、僕も初見時に「幕末の武士がポスターの算用数字が読める訳ないし、左読みの文字をすらすら読めないでしょ!脚本が甘い!」と思いました。
作品を観続けていくうちに、抜群の面白さに引き込まれましたが、僕の映画師匠の口癖「映画で大きな嘘をつこうと思ったら、小さな嘘はなるべくつかないことが大事」を思い出し……。
んで、いろいろとこの映画の関連動画などを見たりするうちに……何度も脚本を推敲したり、かなり細部やディティールにもこだわっていることがわかってくると、そこまで作り込んでるのに、算用数字云々を作り手が気づかない訳がないよね、と思いました。
それで、諸々検索したり、いくつか大学の論文なども読んでみたのですが、 大河ドラマ「八重の桜」にも常用な役どころで登場した八重の兄、会津藩士の山本覚馬(ドラマで西島秀俊さんが演じた)は幕末、京都へ赴き、そこで明治維新の4年前の元治元年に「会津藩洋学所」を開いたそうです。
そこでは、英学(英語)や蘭学の講義が行われていて、英学については、仙台藩から講師を招き、京都にいた会津藩士を初め、他の藩の藩士たちに英学を教えていたそうです。
となると、高坂が京都の会津藩洋学所で英語に触れていたとしたら、左読みの横書きを理解し、140年を読めても、無理はない、ということになります。
もしかしたら、こうしたことも、すでにほかの方がご指摘かもですが……。
とは言え、すんなり文字読みすぎだろーー!とは思うのですが(笑)
突っ込みドコロをあげたら他にもありますが、この映画は、そんなものを吹き飛ばすパワーと映画愛にあふれた、素晴らしい作品であることに間違いはありません。
平日夜に映画館で映画を観る習慣を復活させよう。
日本アカデミー賞作品賞を受賞したので、早速の鑑賞。タイムスリップ物は好きではないが、致し方ない。画面が暗くもなく明るくも無く丁度良い。俳優陣は無名俳優ばかりだが(もし有名どころがいたら教えて下さい。私は大河ドラマの主役になるまで吉高由里子を知らなかった阿呆ですので😅。)皆演技は確か。安心して見られた。時代劇の日を絶やさないカツドウ屋の意気込みはかって「あづみ」を観たときにも感じたが、今回はそれ以上の物で満足した。クライマックスシーンは「蒲田行進曲」を思い出しました🤗。日本アカデミー作品賞に相応しいかは疑問が残るが、他のノミネート作品は未見なので何とも言えません。観て損は無いので皆さん映画館で鑑賞して下さい。観客は十数名程度。ガラガラの館内が映画業界の今を表していました🥲。
今日見てきた
まあよくできていたかな?
というか主役の侍 カッコ良すぎやないですか?
そこそこテレビに出ていたようだが私は全く知らなかった
刀をあげるところは元に戻すのかなと思ったら戻さなかった なんで?
途中でもう一人の侍出てきた時はやられたーと思った
それそうだよね ありだよね
最後に気絶した丸顔侍が出てきたのは良い終わりだったのでわ
強いて言えばもう少し削れる部分もあったし も少し混みディータッチに行けたら私好みだったかも
主役侍さんは仕事いっぱい増えてほしい
カメトメの髭おじさんみたいに 色々な作品で見たいかな
泣きそうな場面もあるし笑える場面もありとても良かったですね
最高に面白い映画でした。ただ2点だけ苦言を呈しますと……
自主制作映画でこれほど面白く素晴らしく見応えのある映画を作って戴けたことに只々驚き、見せて戴いたことに感謝致します。それほど素晴らしい内容でした。ただ、2点だけ苦言を呈しますと、
1.「黒船来航」のポスターを見た高坂新左衛門が、徳川幕府が滅んだ事を知るシーン。左からの横書きになった「~黒船来航から幕府滅亡まで~」をすぐに読めたのは不自然。ここは「でま亡滅府幕らか航来船黒」とまずは読んでしまうシーンを入れ、そこで左から読むのだと気付かせないとダメ。また、「140年」を普通に読ませてはダメ。幕末の武士には算用数字は読めない筈です。
2.この手の物語ではどうしてもやむを得ないのは分かりますが、高坂新左衛門にせよ誰にせよ、戸籍も何も無い人間がいきなり職業にありつけるのはおかしい。例えこじつけになるにせよ、立ち回りの才能を見込んだ誰かそこそこ力のある人が何とか手を回して現代社会の一員としてネジ込む、と言うような設定は欲しかった。
と、この2点には不満はありましたが、それ以外は全く文句なし。最高の映画でした。特にラストシーンと最後のオチは絶品でした。
思わず布教
楽しく見れました
ベタな内容だけれど面白い
見逃さなくて良かった!
映画というものづくりへの浪漫、溢れる時代劇愛、その歴史全てへの敬意、自分が選んだ道を生きるということ、その先の人間やいのちへの感謝や慈悲や愛までも、なのかもしれない。
いつの間にか涙を溢れさすあたたかな何かがあったことについて考えている。
通路をはさんで反対側のおじさんはずっと右左右左と涙をぬぐっていた。
終わった時最前列にいた(場内でおそらく)最年配の方が大きな拍手をして立ち上がった。
それが聞こえると前席の若い2人が顔をみあわせうんうん頷いた。
感動はちゃんと余波をつくり新鮮な風を吹かせる。
そんな場面に思いがけずでくわす今日まで、タイトルのイメージだけで後回しにしていた本作。
日本アカデミー賞受賞、大納得だった。
各地での上映回数がまた増えるだろう。
それはきっとまだ知らない誰かのチャンスだ。
ぜひ劇場に足を運んでみてと言いたい自分がいる。
蝋燭が消えてしまう前に、ひときわおおきな炎をこれでもかと揺らしてみせてくれた制作陣の魂の熱さを体感できるから。
彼らも、タイムスリップして来た彼らと同様の〝真剣〟さで生きている。
なんとうらやましく素敵な人生だろう。
声出して笑い、涙した
まずサムタイふぁんさんたちが沢山いらして、空気感が出来上がっていたこともあり
すごく自由にリアクションしながら鑑賞できたのがすごく良かった。
そして殺陣の芝居、気迫、すばらしかった
あれ私時代劇好きじゃん、好きだよね!と、でも見るのに腰が重くて中々正直見てないのだが、、、、
見たら集中して最後まで見てるなって気がついた。
今後そちらの分野の映画も色々見ていきたい所存
俳優さんは知らない人ばかりだけど
それがとってもよく作用していた気がする
自主映画が広まっていくのがすごく嬉しい
無名の実力ある俳優さんたちの映画が広まることが嬉しい
といっても制作費2600万円?結構じゃないですかと思ったけれど笑
優子役のさくらさんは26歳くらいだと真剣に思ってみてました、舞台挨拶中も。会場出て調べたら倍だったのでかなりの驚きです。
人生の苦悩を味わった深い味を持つ俳優陣の空気感も好きな作品でした
珍しくまたみたいです
おめでとうございます
なんかいい話、うれしくなる、何度も見たくなるお話
ドイツへの国際線での飛行機で見た。時代劇、京都撮影所ってことで、いままさに 再放送のcomcome everybodyとも重なり、時代劇への愛が感じられます。主役の山口真木也さん演じる高坂新左衛門のまじめさ、現代に来てからの所在なさげさ、情けなさなど共感します。沙倉ゆうのさん演じる優子さんが、(国仲涼子にしか見えなかったのですが年齢は合わないから違うんだと思いました)誰にでも親切でかつ、まじめで一生懸命なところも素敵です。
アカデミー賞ノミネートされていて、でも、きっと「正体」とか、そちらの映画がとるのかなぁ。。全然ノミネートされても、取れてないなぁ。。と思っていたら、最後の最後の最優秀作品賞をとり、自宅でTVを見ながら大拍手!
ケーキのシーンで不意に涙
今こそ武士道
タイトルだけで少し敬遠していたので見るのが遅くなってしまいました
映画館で見ることが出来て本当に良かった
映画の醍醐味を味わえてとても幸せです
誰の口コミもレビューも読んでいないし星の数もまったく見てません
ただタイトルがあまりにベタすぎて内容を安易に想像してしまい最初は見る気がまったくおきなかったのです
でも次第に気になり始めたのは
長いこと映画館でやってるな〜と思ったから
頭の中に『カメラを止めるな!』が頭をかすめたらもう気になってしょうがない
気はあせるけど仕事で休みがないし空いている時間に映画館でやってない
いつ終わっちゃうのかとハラハラしていて今日やっと見ることが出来たのです
まったく何も知らないのに何故かとても楽しみでワクワクする感じ
ちょっと今までにない感覚です、やっ、待てよ
『ダイハード』を観た時と同じだ
あの時も何も知らずに映画館の看板を見て決めたんだった
『ダイハード』もそうだったけどこの作品も見始めたらあっというまに終わってた
だけど頭ん中にいろんなセリフや場面、表情が残ってる
こりゃ〜たいへんな映画を見てしまったぞ、まだまだこんな気持ちが味わえるなら他の映画を見まくるしかそれに気がつく方法はないな
ほんと、面白かったです
クライマックスは手に汗を握る展開!
ふと思ったんですが、日本はサムライの国なんでしょうか
自主映画なんですねえ
素晴らしい出来です
それは、ちゃんと役者が演技しているから
”カメラを止めるな”はワークショップの素人もたくさんいたのに比べると全然違う
お金をとれる作品です
東映太秦映画村の援助があったりしてやっと完成させたとか
いい話ですね
何度も通った映画村にサムライがタイムスリップしたシーンでは、間違って人を斬ってしまわないかヒヤヒヤしどおしだったのは、オジサンだからかなあ
もう、心臓に悪かった
殺陣の緊迫感がすごさに堪能しながら、ふと思ったんですけれど
日本ってサムライの国なのかな?って事です
映画ではサムライやニンジャは商品になるけれど、
ここまで、リアリティーのある殺陣を肌で感じると、恐ろしくなるんですよ
江戸時代、サムライは7%しかいなかった
75%は百姓だったんですよ
だから、命をかけて何かを成し遂げるとかの勇気は自分には無い
だって、ほとんどは平和で臆病な農民なんだからね
サムライは僕らとはまったく違う生物なんだ
と、考えてしまうくらいの迫力でした
侍が横文字をスラスラ読めるのに違和感があったけど、細かいところはどうでもいいかな
あと、ヒロインのビジュアルが悪いとは言えないけれど、自主映画レベルだなあと思ったけれと、調べてみたら45歳ですか
いくら童顔とはいえ、見事です
よくとおる京都弁が心地よかった
猫も杓子もタイムスリップの時代ですが、タイムスリップして、歴史を思うように変えようなんていうのは、良く考えれば、ただの傲慢です
今回のように、タイムスリップ先でなんとかやっていこうというストーリーは、既視感がありますが良いストーリーですね
ただ、最後のオチは・・・
あまりのお約束シーンに、しらけましたけど
あれで、評価がグンと下がった
息切れしたのかな
もう少し粋にやってよ
よくある、脇役のスペシャリストがインディーズで夢の主役を演じる作品なんですが、無名の役者さんだけでも、しっかり作れば、デンジャラスななかにも、笑いを盛り込んだ素晴らしい映画ができるんです
”アンダーニンジャ”みたいな人をバカにした映画を世に出すくらいなら、ちゃんとした実力のあるクリエイターを見極めることです
韓国映画に遅れをとるのは、そういう目を持った人がいないんじゃないかと疑ってしまいます
みんな良かったね
真剣勝負の直後にもう一つの真剣勝負があった
ラストは真剣を使っての文字通りの真剣勝負。無事に撮影を終え、みんながねぎらいの拍手をする中で助監督の沙倉ゆうの扮する優子が涙を溜めながら、山口馬木也扮する高坂にまさかのビンタが炸裂! このシーン、個人的にめちゃくちゃ刺さりました。初心を忘れて勝負に熱くなった高坂はじめ、同調した男どもに対する、魂の叫びと受け取りました。
なかなかいい映画でした。さすがに殺陣シーンは丁寧な迫力ある画で、時...
全1277件中、301~320件目を表示








