「アイデアとチームワークと情熱で面白い作品は作れる」侍タイムスリッパー ヤナコさんの映画レビュー(感想・評価)
アイデアとチームワークと情熱で面白い作品は作れる
タイプスリップものは映画の定番テーマですが、アイデアが日本人にとてもマッチした内容。でも、外人にも受けそうでもある。
主役の山口さんはじめ、ほとんど知らない役者さんですが、しっかりと演技が出来ているので何も違和感なし。
寧ろ「大手事務所のプッシュする俳優(ならまだ良いが、アイドルなど)やバーター出演ありきの作品」よりめちゃくちゃ好感が持てる。特に新左衛門、優子さん、住職ご夫婦はとても良い。
コミカルに話が進みながら、意外な展開となり、クライマックスの本身(真剣)のバトルは、緩急のメリハリがとても効いているうえに、そこまでたどり着くストーリー展開の説得力、役者お二人の説得力がガッチリ噛み合って、テレビ画像越しからも緊張感漂い拍手賞賛です👏👏👏
ラストシーンも素晴らしかった😆
比較するべきではないけど、たまたま同じ日に「鬼滅の刃 無限城編」を見て、真剣での超絶斬り合い(鬼は斬られても即再生)と、本作のクライマックスでは、本作の方が好きです。
鬼滅は勢いに乗って熱い展開ではあるけれど緩急が単調という比較をしてしまい、満足度は良作品同じなんです。
予算の大きさと満足度は決して比例しない。
少人数だからこそチームワークがまとまったりなど様々な要素が絡み合うのが映画の妙です。
最後に!無粋なツッコミではあるけれど、タイムスリップものだけど、主人公が江戸時代の人間なので「私はタイムスリップをしてきた」とあまり主張する事なく、周りが「記憶喪失の人」と認識して、現代に馴染むのだけど、それって国籍がないから、税金や保険、口座やスマホの契約が出来ないよなぁ。。。。と気になってしまいました😅
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